SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Archive for 3月, 2018

Azure Virtual Machine のシリアルコンソール (Preview) を Windows で使用する際の覚書

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Public preview: Virtual machine serial console でアナウンスがありましたが、Azure VM のシリアルコンソール接続が Public Preview となりました。
ドキュメントについては Virtual machine serial console (preview) から確認できます。
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Written by Masayuki.Ozawa

3月 27th, 2018 at 10:06 pm

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SQL Server on Linux の商用の可用性ソリューション HPE Serviceguard の情報が公開されています

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SQL Server on Linux の高可用性ソリューションとしては Pacemaker がドキュメントに記載されているものとなりますが、OSS のため、ベンダーサポートが必要となる環境では利用が難しいケースがあるかもしれません。
(Pacemaker で使用する SQL Server 向けのエージェントについては mssql-server-ha でソースが公開されています)

パートナーから提供されている SQL Server on Linux のソリューションについては、SQL Server の高可用性とディザスター リカバリーのパートナー で公開されており、RHEL / SUSE で使用することができる HPE Serviceguard の各種情報が公開されていました。
Serviceguard は、共有ディスク型の AlwaysOn フェールオーバークラスター と AlwaysOn 可用性グループの両方に対応したソリューションとなっているようです。
実際の動作については、デモ動画が公開されています。

デモだけでなく、ドキュメントも公開されています。

ベンダーサポートが必要となった場合の可用性のソリューションとして覚えておくとよさそうですね。
パッと見た感じ、トライアルが見当たらなかったのですが、トライアルライセンスとかないですかね…。
あれば、どのような動作になるか検証して情報発信したいなと思ったのですが。

Written by Masayuki.Ozawa

3月 22nd, 2018 at 10:43 pm

次の LTSC のサーバー OS となる Windows Server 2019 の Preview 版が公開されました

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2018/3 時点の LTSC (Long-Term Servicing Channel) の OS は、Windows Server 2016 ですが、次の LTSC のサーバー OS となる Windows Server 2019 の情報がひょっこり公開されました。
Introducing Windows Server 2019 ? now available in preview
Windows Insider Program からダウンロードすることができ、今回公開された Preview の時点で、日本語版も公開されていました。下の画像が winver の結果となりますが、現時点では Version 1803 なのですね。
image
 
今の Windows Server は、半期チャネル (Semi-Annual Channel) と、長期サービスチャネル (Long-Term Servicing Channel) の 2 種類のチャネルがあり、多くの企業では、デスクトップエクスペリエンスがついており、メインストリームサポートが 5 年間ある、LTSC を使うことになるではないでしょうか。

Windows Server 1709 の情報も全く追えていなかったので、Windows Server 2019 の公開情報を軽く整理しておこうかと。
といっても、冒頭に紹介したブログの記事の内容を自分で読み砕いただけですが。。。
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Written by Masayuki.Ozawa

3月 21st, 2018 at 3:25 pm

SQL Database のドキュメントで面白い更新がありました

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SQL Database のドキュメントは日々更新されていますが、興味深い更新内容がありましたのでご紹介を。 Read the rest of this entry »

Written by Masayuki.Ozawa

3月 17th, 2018 at 10:23 am

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Azure Backup で SQL Server がインストールされている仮想マシンをバックアップする際に意識しておきたいこと

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Azure における VM バックアップ インフラストラクチャの計画を立てる に書かれている内容となりますが備忘録として。

Azure Backup で Azure 上の仮想マシンのバックアップを取得した場合、VSS と連動して取得が行われます。

Windows VM のスナップショットを取るとき、Backup サービスは Volume Shadow Copy Service (VSS) と連携して仮想マシンのディスクの一貫したスナップショットを取得します。

Windows に SQL Server をインストールすると「SQL Server VSS Writer」がインストールされ、この Writer が VSS と連動して、SQL Server としてのアプリケーション整合性を保持しながらバックアップの取得を行うことができるようになります。
ここで 1 点、注意しておきたいのが、

Azure Backup は、Windows VM 上で VSS 完全バックアップを行います ( VSS 完全バックアップの詳細をご覧ください)。

の記載です。
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Written by Masayuki.Ozawa

3月 17th, 2018 at 9:45 am

SQL Database Managed Instance の各種情報を集めてみる ? その 2 ?

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SQL Database Managed Instance の各種情報を集めてみる ? その 1 ? の続きです。

前回は、SQL Database Managed Instance (MI) の特徴をざっくりとまとめてみました。

従来から提供されている、SQL Database (SQL DB) は「Managed Database」となっています。
SQL Server のインスタンスではなく、各データベースをリソース制御の境界とした、「データベース利用」の PaaS のサービスとなり、各データベースは独立して管理されており、一つの論理サーバー配下に複数のデータベースを作成した場合、独立した環境となっているのが特徴でした。

MI は「Managed Instance」となっています。
SQL Server のインスタンスをリソース制御の境界とした、「インスタンス利用」の PaaS のサービスとなり、インスタンス全体を利用することができるため、一つのインスタンス配下に複数のデータベースを作成した場合、同一の管理境界内に配置され、相互に利用が可能となっていることが特徴でした。
RDS for SQL Server や、Azure Database for MySQL / Azure Database for PostgreSQL に近い管理モデルとなっている形ですね。

MI は、既存の SQL Server からの「Lift & Shift」(既存の環境を変更なくクラウドに移行) を強く意識された環境であるため、SQL DB よりサポートされている機能が多いのも特徴の一つです。
Feature comparison: Azure SQL Database versus SQL Server

それでは、前回はまとめられなかった点についてもまとめていきたいと思います。

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3月 11th, 2018 at 6:32 pm

SQL Database Managed Instance の各種情報を集めてみる – その 2 –

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SQL Database Managed Instance の各種情報を集めてみる – その 1 – の続きです。

前回は、SQL Database Managed Instance (MI) の特徴をざっくりとまとめてみました。

従来から提供されている、SQL Database (SQL DB) は「Managed Database」となっています。
SQL Server のインスタンスではなく、各データベースをリソース制御の境界とした、「データベース利用」の PaaS のサービスとなり、各データベースは独立して管理されており、一つの論理サーバー配下に複数のデータベースを作成した場合、独立した環境となっているのが特徴でした。

MI は「Managed Instance」となっています。
SQL Server のインスタンスをリソース制御の境界とした、「インスタンス利用」の PaaS のサービスとなり、インスタンス全体を利用することができるため、一つのインスタンス配下に複数のデータベースを作成した場合、同一の管理境界内に配置され、相互に利用が可能となっていることが特徴でした。
RDS for SQL Server や、Azure Database for MySQL / Azure Database for PostgreSQL に近い管理モデルとなっている形ですね。

MI は、既存の SQL Server からの「Lift & Shift」(既存の環境を変更なくクラウドに移行) を強く意識された環境であるため、SQL DB よりサポートされている機能が多いのも特徴の一つです。
Feature comparison: Azure SQL Database versus SQL Server

それでは、前回はまとめられなかった点についてもまとめていきたいと思います。

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3月 11th, 2018 at 6:32 pm

SQL Database Managed Instance の各種情報を集めてみる – その 2 –

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SQL Database Managed Instance の各種情報を集めてみる ? その 1 ? の続きです。
前回は、SQL Database Managed Instance (MI) の特徴をざっくりとまとめてみました。
従来から提供されている、SQL Database (SQL DB) は「Managed Database」となっています。
SQL Server のインスタンスではなく、各データベースをリソース制御の境界とした、「データベース利用」の PaaS のサービスとなり、各データベースは独立して管理されており、一つの論理サーバー配下に複数のデータベースを作成した場合、独立した環境となっているのが特徴でした。
MI は「Managed Instance」となっています。
SQL Server のインスタンスをリソース制御の境界とした、「インスタンス利用」の PaaS のサービスとなり、インスタンス全体を利用することができるため、一つのインスタンス配下に複数のデータベースを作成した場合、同一の管理境界内に配置され、相互に利用が可能となっていることが特徴でした。
RDS for SQL Server や、Azure Database for MySQL / Azure Database for PostgreSQL に近い管理モデルとなっている形ですね。

MI は、既存の SQL Server からの「Lift & Shift」(既存の環境を変更なくクラウドに移行) を強く意識された環境であるため、SQL DB よりサポートされている機能が多いのも特徴の一つです。
Feature comparison: Azure SQL Database versus SQL Server
それでは、前回はまとめられなかった点についてもまとめていきたいと思います。
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Written by Masayuki.Ozawa

3月 11th, 2018 at 6:32 pm

SQL Database Managed Instance の各種情報を集めてみる – その 1 –

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SQL Database Managed Instance の Public Preview が始まりました の続きですが、ドキュメントもいろいろと出ていますので、情報を集めてみました。
数回に分けてまとめていきたいと思います。
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Written by Masayuki.Ozawa

3月 8th, 2018 at 11:22 pm

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SQL Database Managed Instance の Public Preview が始まりました

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昨年から情報が出始めている、SQL Database の Instance 単位の PaaS のサービスである、SQL Database Managed Instance (MI) の Public Preview が開始されました。
「リソースの作成」から「Azure SQL Managed Instance」で作成の画面を開くことができるかと。
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現時点では、承認制のプレビューとなっているため、すぐに使うことはできないのですが、ドキュメントが公開されていますので、まずは、こちらを追っていく感じでしょうか。

現在、利用可能なリージョンとしては、次のようになっており、日本の場合、「東日本」がサポートされていますね。

Available today in 20 Azure regions

At the time of this announcement, Managed Instance is initially available in 20 Azure regions: Canada Central, Canada East, Central US, East Asia, East US, East US 2, Japan East, Korea Central, Korea South, North Central US, North Europe, South Central US, South India, Southeast Asia, UK South, West Central US, West Europe, West India, West US, and West US 2. Managed Instance will be made available in more Azure regions through the course of preview.

 
DMS についても Managed Instance に対応したようですね。

料金については、https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/sql-database/managed/ で公開されています。
モデルとしては一般向けワークロードと、ビジネスクリティカル向けワークロードの 2 種類があるのですが、現在は一般向けワークロードでの公開となっているようですね。
下記の価格は、プレビュー価格なので 50% OFF ですが、GA 時には、一番低いレベルのインスタンスタイプでもそれなりなお値段ですね。
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SQL Server の VM の価格は、https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/virtual-machines/sql-server-enterprise/ で公開されていますが、同程度の CPU の場合は、Managed Instance のほうが安価ではありそうですね。
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Written by Masayuki.Ozawa

3月 8th, 2018 at 7:22 am