Archive for the ‘Windows Server’ Category
Windows Server 2019 でパフォーマンスモニターのログの世代管理を実施
インサイトテクノロジーさんの db tech showcase ONLINE 2020 で、次のセッションを担当させていただきます。
本セッションでは、パフォーマンスモニターや、動的管理ビュー (DMV) の情報を使用したベースライン取得の基本的なアプローチについてお話をさせていただく予定です。
セッション資料を作成していて「そういえば Windows Server 2019 でデータコレクションの自動起動が動かない件があったな」ということを思い出したので情報をまとめておこうかと。
基本的には、次の記事を把握しておけば問題ないはずです。
- データ コレクター セットの停止に時間がかかる事象について
- Windows Server 2019: working with Performance Monitor data collector sets
今回は、スクリプトは作成せずに、GUI からの操作でできる範囲で対応していますが、本来は、logman 等を使用したタイマー起動 / 終了と、スクリプトによるファイルの削除を実施したほうが良いかと思います。
Windows Server 2008 の検証環境作成時についてのメモ
2020/10 時点で Windows Server 2008 の検証環境を構築(サポートが切れていても検証で環境を構築しないといけないときがあるのです)していた際に気づいた内容のメモを。
久しぶりに古い OS を Windows Server 2019 から触ろうとしたら、いろいろと設定忘れていました。
本投稿では、Windows Server 2008 SP2 インストール直後の環境にたいして、最新の Windows Update を適用している Windows Server 2019 で接続を行っています。
Windows Server 2016 / 2019 のスクリプトによる Windows Update の制御を行う際の参考情報
Windows Server 2012 までの Windows Update をスクリプトから実行する場合、Windows Update Agent API を使用したスクリプトを実行する機会が多かったかと思います。
PowerShell ではありませんが、Searching, Downloading, and Installing Updates で公開されているような方法で、Windows Update をスクリプトで制御することが可能でした。
Windows Server 2016 からは、Windows Update Orchestrator によって制御が行われるようになっており、従来の COM の「Microsoft.Update.AutoUpdate」を使用して、Windows Update をスクリプトから実行することも可能でしたが、それ以外の方法も提供が行われています。
Windows Server 2016 以降の Windows Update ログの確認
Windows 10 ならびに Winodws Server 2016 /2019 の Windows Update のログを確認するときのメモを。
以前 直近の Windows Update の実行状態をスクリプトで取得する というブログを書きましたが、上記の OS では、Update Session Orchestration (USO) のログを見ることで新たな洞察を得られることもありますので、情報を追加しておきたいと思います。
Windows Server 2016 以降の WSFC の検疫状態について
久しぶりに Windows で AlwaysOn 可用性グループを組んでいて WSFC のノードを検疫状態にしてしまったので覚書を。
Windows Server 2016 / 2019 の WSFC の新機能については フェールオーバー クラスタリングの新機能 で解説が行われています。
Windows Server 2016 では 仮想マシンの回復性 として、「異常なノードの検疫」という機能が追加されています。
異常なノードの検疫: 異常なノードは検疫され、クラスターへの参加は許可されなくなりました。 これにより、フラッピングノードが他のノードやクラスター全体に悪影響を及ぼすのを防ぐことができます。
この機能により、異常なノードについてはノードのステータスが「検疫」となり、一定時間、クラスターへの参加が許可されない状態となります。
詳細については Virtual Machine Compute Resiliency in Windows Server 2016 で解説が行われています。
Windows Server 2019 の Remote Desktop Gateway でトランスポート設定時のエラーを回避する
Windows では、HTTPS 経由でのリモートデスクトップを使用するために、Windows Server 2019 で Remote Desktop Gateway (RDGW : リモートデスクトップゲートウェイ) の機能を使用することができます。
Windows Server 2016 では問題はなかったのですが、クリーンインストールした Windows Server 2019 (Windows Update 実施済み) で「トランスポート設定」を GUI から変更しようとすると、次のようなエラーが出力されてしまい、設定を変更することができませんでした。
(ワークグループ環境の RDGW で発生しましたがドメイン環境でどうなるかは不明)
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RD ゲートウェイ
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発生したエラー:
トランスポート設定を設定できません
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OK
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Windows Server 2019 で Windows Update のアクティビティ モニターの情報をスクリプトで取得してみる
Windows 10 や Windows Server 2019 は、「設定」の「更新とセキュリティ」の「配信の最適化」中に「アクティビティ モニター」という項目があります。
ここから、Windows Update のダウンロードの状況を確認することができるようになっています。
Windows 10 であれば、配信の最適化によって Windows Update の更新プログラムが他の PC からダウンロードされている場合は、「ローカル ネットワーク上の PC から」の項目で確認ができるはずです。
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