SQL Server 2016 で Managed Instance Link がサポートされるようになりました で書きましたが、SQL Server 2016 SP3 + Azure Connect Feature Pack で Managed Instance Link がサポートされるようになったので、実際に設定をしてみました。
今回は SQL Server 2016 SP3 Standard Edition で検証をしています。
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SQL Server 2016 で Managed Instance Link がサポートされるようになりました で書きましたが、SQL Server 2016 SP3 + Azure Connect Feature Pack で Managed Instance Link がサポートされるようになったので、実際に設定をしてみました。
今回は SQL Server 2016 SP3 Standard Edition で検証をしています。
Connecting SQL Server 2016 to Azure – SQL Managed Instance link | Data Exposed でアナウンスがありましたが、SQL Server 2016 で、Managed Instance に対してデータベースの複製を行う、Managed Instance Link がサポートされたようです。
Link feature for Azure SQL Managed Instance (preview) に SQL Server 2016 のサポートが追加されています。
SQL Server 2016 SP3 以降に、SQL Server 2016 Azure Connect pack (KB 5014242) をインストールすることでサポートされるようです。
現状、SQL Server 2019 では Enterprise のサポートでしたが、2016 では Standard もサポート対象となっています。
Data Exposed では次の情報が提示されていました。
SSMS については 18.12 以降でのサポートとなるようで、それまではクエリベースでの設定となる形でしょうかね。
SQL Server の 分散型可用性グループ のアーキテクチャは Geo Replication / Azure Arc Enabled SQL MI / Managed Instnace Link で使用されているので、そろそろ改めて学習しようかなと思いました。
SQLBits 2022 でアナウンスがありましたが、SQL Server から Azure SQL Managed Instance (MI) とデータ同期をするための機能となる、Azue Managed Instance のリンク機能 (Link feature for Azure SQL Managed Instance / Managed Instance Link) が Public Preview となりました。
SQL Server 2022 と同時にこの機能のアナウンスも行われていたのですが、当初は Limited Preview となり限定されたプレビューでの公開となりました。(アナウンス時の情報は、Managed Instance link – connecting SQL Server to Azure reimagined となります)
今回、Public Preview となり、任意の環境で検証ができるようになりましたので、情報をまとめておきたいと思います。
追記
Tech Community でもアナウンスが行われました。
Azure SQL Managed Instance (MI) で試したいことがあったのでデプロイして触っていたところ、MI でプライベートエンドポイント接続が設定できるようになっていました。
Build 2020 のセッションでは、発表はなかったようなのですが、先月開催されていた、DataPlatformGeeks Virtual Symposium ので Start modernizing your workloads at scale with Managed Instance でSQL Database Managed Instance (マネージドインスタンス) のロードマップが公開されました。
このセッションで、どのような機能強化が予定されているのかが発表されたのかをまとめておきたいと思います。
現時点で実装されている機能については、次のようになっています。
Managed Instance (マネージドインスタンス) では、SQL Server に対してリンクサーバーを設定することができるようになっています。
これについては、Lesson Learned #63: It is possible to create Linked Server in Azure SQL Managed Instance? で解説がされていますが、どうやって設定するのかすっかり忘れていたのでメモとして残しておこうと思います。
Managed Instance (MI) は VNET 内にデプロイを行う、PaaS の SQL Server であり、利用するためには VNET が必須となっています。
当初は、VNET にアクセスできる環境のみが MI に接続することができていたのですが、今回パブリックエンドポイントの機能が追加されました。
これにより、MI をデプロイした VNET に接続を行っていない環境からもアクセスが可能となります。
2019/5/23 追記
GA しました!!
General Availability: Time zone choice for Azure SQL Database Managed Instance
Managed Instance (MI) の今後の機能改善として、タイムゾーンの設定変更がフィードバックとして挙がっていました。
本日、MI をデプロイしようとしたところ、MI の新規作成時にタイムゾーンを追加することができるインタフェースが追加されていました。
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Managed Instance (MI) の機能アップデートですが、Feedback サイトにいくつか興味深いものが上がっており、私のセミナーの中でも紹介をさせていただいています。
Ignite で発表されたものの状況も少しきなったので、投稿時点の状況を調べてみました。
MI の機能アップデートの状況については、 REST API のプロパティにも先行で追加されているケースがありますので、こちらも併せてみておくとよさそうですね。
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