Azure SQL Database には、標準で「DoSGuard」という、サービス拒否 (Denial of Service: DoS) 攻撃を軽減する仕組みが組み込まれています。
機能の ON/OFF の制御はないため、既定で動作する機能となりますが、この DoSGuard についての情報と基本的な動作をまとめておきたいと思います。
SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿
Azure SQL Database には、標準で「DoSGuard」という、サービス拒否 (Denial of Service: DoS) 攻撃を軽減する仕組みが組み込まれています。
機能の ON/OFF の制御はないため、既定で動作する機能となりますが、この DoSGuard についての情報と基本的な動作をまとめておきたいと思います。
前回の Update: SQL Server / SQL Database Update (2024/10/11~2025/04/23)
前回から今回までの期間で SQL Server 2025 の Preview の提供が開始され、SQL Server 2025 関連の情報もアップデートとして挙がっていますが、それは別でまとめていますので、SQL Server 2025 以外のアップデートをまとめています。
本日より Build 2025 が開催され、SQL Server / SQL Database について、いくつかのアナウンスがありましたのでまとめておきたいと思います。
Microsoft Build 2025 BOOK OF NEWS から全体的なアナウンスを確認できます。
SQL Server ベースの環境については、2.2.9. Reimagine database development with SQL Server solutions がアナウンスとなり、SQL Server 2025 が主なトピックとなるのではないでしょうか。
SQL Database の vCore モデルでは ゾーン冗長による高可用性の構成 をとることができます。
SQL Database のデータベースは Geo レプリケーション / フェールオーバーグループ により、データベースのレプリカ (セカンダリレプリカ) を作成することができますが、レプリカのデータベースの冗長構成についてはどのようになるのかをまとめておきます。
Azure SQL Database で監査ログを有効にした場合、既定では Azure SQL Database および Azure Synapse Analytics の監査を設定する に記載されている、次のアクショングループの情報が取得されます。
監査ログの保存先として使用する代表的なデータストアとしては、ストレージアカウント / Log Analytics ワークスペースがありますが、ワークロードによっては標準の設定で監査ログを取得すると、Log Analytics ワークスペースのデータインジェストのコストがかなり高くなる可能性があります。
Log Analytics ワークスペースに監査ログを保存する場合、PredicateExpression が使用できる可能性があれば、コストを大きく抑えることができる可能性がありますので、本投稿でまとめておきたいと思います。
SQL Server / Azure SQL Database の統計情報は、検証用途で UPDATE STATISTICS で統計情報を手動で設定することができます。
統計情報を手動で設定する際には、STATS_STREAM / ROWCOUNT / PAGECOUNT を指定することができるのですが、これらの情報がどのように DB 内に格納されているかを確認する必要があったので、情報をまとめておきたいと思います。
先日投稿した SQL Server / SQL Database Update (2024/10/11~2025/04/23) をまとめる中で知ったのですが、Azure SQL Database で 互換性レベル 170 の一般提供が開始されました。
これに伴い、新規に作成したデータベースについては、互換性レベルが 170 が設定された状態となります。(既存のデータベースの互換性レベルが変更されることはありません)
Azure SQL Database でリソースの使用状況を把握するときに参照しておきたい情報をまとめておきたいと思います。
SQL Server では TRUNCATE TABLE を実行する際に「WITH (PARTITIONS())」を使用することでパーティション単位で TRUNCATE TABLE を実行することができ、これにより特定のパーティションのデータを削除することが可能です。
パーティション単位に TRUNCATE TABLE を実行しているため、同時実行性の低下は局所的 (削除対象のパーティションのみに得今日する) ではないかと期待することがあるかもしませんが、動作としてはそのようにはなっていませんので注意点をまとめておきます。
先日、Microsoft Copilot in Azure の一般提供が開始されました。
これに伴い、Microsoft Copilot in Azure with Azure SQL Database も一般提供が開始されています。
Microsoft Copilot in Azure with Azure SQL Database の機能ですが、一般提供開始のタイミングでプレビューから機能が変わっている箇所があります。