Tools and Documents for fault analysis in SQL Server-based environments
Tools and Documents for fault analysis in SQL Server-based environments.
PredicateExpression を使用した SQL Database の監査ログのフィルタリング
Azure SQL Database で監査ログを有効にした場合、既定では Azure SQL Database および Azure Synapse Analytics の監査を設定する に記載されている、次のアクショングループの情報が取得されます。
- BATCH_COMPLETED_GROUP
- SUCCESSFUL_DATABASE_AUTHENTICATION_GROUP
- FAILED_DATABASE_AUTHENTICATION_GROUP
監査ログの保存先として使用する代表的なデータストアとしては、ストレージアカウント / Log Analytics ワークスペースがありますが、ワークロードによっては標準の設定で監査ログを取得すると、Log Analytics ワークスペースのデータインジェストのコストがかなり高くなる可能性があります。
Log Analytics ワークスペースに監査ログを保存する場合、PredicateExpression が使用できる可能性があれば、コストを大きく抑えることができる可能性がありますので、本投稿でまとめておきたいと思います。
統計情報を手動で設定した場合の行数とページ数について
SQL Server / Azure SQL Database の統計情報は、検証用途で UPDATE STATISTICS で統計情報を手動で設定することができます。
統計情報を手動で設定する際には、STATS_STREAM / ROWCOUNT / PAGECOUNT を指定することができるのですが、これらの情報がどのように DB 内に格納されているかを確認する必要があったので、情報をまとめておきたいと思います。
Azure Local 12.2504 (24H2) について
Commit 4be114d の更新から情報が追加されたようですが、2025/04/29 に Azure Local 12.2504 (24H2) 向けの更新がドキュメントに対して実施されたようです。
次の 2 つのドキュメントに対しては大きな更新が行われています。
Azure SQL Database で互換性レベル 170 の一般提供が開始されました
先日投稿した SQL Server / SQL Database Update (2024/10/11~2025/04/23) をまとめる中で知ったのですが、Azure SQL Database で 互換性レベル 170 の一般提供が開始されました。
これに伴い、新規に作成したデータベースについては、互換性レベルが 170 が設定された状態となります。(既存のデータベースの互換性レベルが変更されることはありません)
Azure Local 23H2 の更新プログラム適用のトラブルシューティングで利用するコマンドレット等について
Azure Local 23H2 に、10.2503.0.13 の更新プログラムを適用する際に、更新プログラムの適用が長時間経過しても完了しないという事象が発生しました。
Azure Local 23H2 の更新をする際に確認しておきたい情報 で、更新プログラムの適用で使用するコマンドレットをいくつか記載しましたが、SR でトラブルシューティングを進める中で他のコマンドレットの情報も教えていただきましたので、情報を残しておきたいと思います。
SQL Server / SQL Database Update (2024/10/11~2025/04/23)
前回の Update: SQL Server / SQL Database Update (2024/05/13~2024/10/10)
毎度、半年近くまとめられていませんでしたが、Build の前に一度情報をまとめておきたいと思います。
- Azure Upadtes
- Preview
- GA
- 2024/10/24: Generally Available: Azure SQL updates for late-October 2024
- 2024/11/07: Generally Available: Azure SQL updates for early November 2024
- 2024/12/05: Generally Available: Azure SQL updates for early-December
- 2025/01/15: Generally Available: Azure SQL updates for mid-January 2025
- 2025/01/29: Generally Available: Azure SQL updates for late-January 2025
- 2025/02/26: Generally Available: Azure SQL Updates for Late-February
- 2025/03/12: Generally Available: Azure SQL Updates for Mid-March 2025
- 2025/04/09: Generally Available: Azure SQL Updates for Early-April 2025
- Azure SQL Blog
- SQL Server Blog
- SQL Server
- Azure SQL
- Azure Arc
Azure SQL Database のリソース使用状況を把握するために確認しておきたい情報
Azure SQL Database でリソースの使用状況を把握するときに参照しておきたい情報をまとめておきたいと思います。
GitHub Copilot の学習用コンテンツについて
GitHub Copilot を使用する際に参照しておきたいコンテンツをまとめておきたいと思ったので本投稿を作成しました。
SQL Server のパーティション単位の TRUNCATE の同時実行性について
SQL Server では TRUNCATE TABLE を実行する際に「WITH (PARTITIONS())」を使用することでパーティション単位で TRUNCATE TABLE を実行することができ、これにより特定のパーティションのデータを削除することが可能です。
パーティション単位に TRUNCATE TABLE を実行しているため、同時実行性の低下は局所的 (削除対象のパーティションのみに得今日する) ではないかと期待することがあるかもしませんが、動作としてはそのようにはなっていませんので注意点をまとめておきます。
Azure Local 23H2 の更新をする際に確認しておきたい情報
Azure Local 23H2 に対して更新プログラムを適用する際には、About updates for Azure Local で公開されている情報を参考にして作業を進めることができます。
更新プログラムを適用する際には、Troubleshoot solution updates for Azure Local の内容も一読しておいたほうが良いかと感じましたのでポイントをまとめておきたいと思います。