本日から PASS Data Comunity Summit 2024 のメインセッションが開始しておりますが、開催日に合わせて SQL Server / SQL Database の Update がアナウンスされています。
来年の PASS の開催日についても発表されましたね。来年も 11 月の開催となるようです。
SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿
本日から PASS Data Comunity Summit 2024 のメインセッションが開始しておりますが、開催日に合わせて SQL Server / SQL Database の Update がアナウンスされています。
来年の PASS の開催日についても発表されましたね。来年も 11 月の開催となるようです。
Azure SQL Database の監査ログについて、いろいろと情報を整理しておく必要があったので。
監査ログについては、次のドキュメントツリーから情報を確認することができます。
結論から書いておくと、現時点では sys.fn_get_audit_file と sys.fn_get_audit_file_v2 のどちらを使用しても検索効率は大きく向上しないという雰囲気があります。
前回の Update: SQL Server / SQL Database Update (2024/03/04~2024/05/12)
半年近くまとめられていませんでした…。
直近の情報を把握できていないこともあったのでまとめておきたいと思います。
SQL Server
Azure SQL
Azure Arc
SQL Server のクエリチューニングを行う際に、チューニング対象となるクエリの実行プランの結合の処理を問題が発生している処理と同等の方法にして確認を行いたいケースがあります。
結合ヒント が使用できる個所であれば、ヒント句を追加して確認をすればよいのですが、ヒント句が指定できないようなクエリとなっている場合、ヒント句では明示的な制御ができないことがあります。
本投稿では、ヒント句で結合方法が制御できない場合の対応方法の一例を紹介します。
今まで Hyperscale では、ファイルの縮小 (SHRINK) を実行することができず、一度割り当てられたデータファイルの領域については縮小をすることができませんでした。
そのため、一時的にでもデータファイルのストレージが拡張されてしまうと、ストレージを縮小することができず、ストレージコストを削減するためには、新しく作成したデータベースにファイルをコピーするというような新規 DB の作成によるデータファイルの使用済み領域の削減を検討する必要がありました。
これを改善するための機能として、2024-07 に Public Preview: Shrink for Azure SQL Database Hyperscale のアナウンスがあり、Hyperscale でもデータファイルの縮小が可能となりました。
Microsoft Copilot in Azure では、SQL Database 向けのスキルが組み込まれており、Azure ポータルから Copilot で、データベース向けの質問をチャットすることで、SQL Database に特化した回答を得ることができます。
大きなカテゴリとして、次の二つの機能があり、データベースの稼働状況の調査を行う場合には「1.」を活用することになります。
この機能を活用すると、次の画像のように実際のデータベースの稼働状況に応じた回答が生成されます。
この機能がどのようにして動作しているのかが気になったので少し調べてみました。
この機能については Microsoft Copilot in Azure と SQL Database で公開されている記事も参考となります。
Build 2024 のタイミングで次のアナウンスがありました。
Public Preview として、JSON データ型が発表されており、最近、実際に使用することができるようになりました。
Build 2024 が開催されています。
キーノートについては次の情報から確認できます。
SQL Server についてはアップデートはなかったのですが、Azure SQL Database についてはアップデートがアナウンスされていますのでまとめておきたいと思います。
前回の Update: SQL Server / SQL Database Update (2024/01~2024/03/03)
前回の投稿以降の Update をまとめておきたいと思います。