SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Archive for the ‘kubernetes’ Category

AKS on Azure Stack HCI の v1.21.x 展開時に DNS の名前解決周りでハマった件について

leave a comment

自宅の検証環境に AKS on Azure Stack HCI の k8s の v1.21.x 系を展開した際に名前解決でハマった件について、記録を残しておきたいと思います。

解決ができているわけではないのですが、このようなことも起きるんだなということで現状の調査結果をまとめておこうかと。

v1.20.x 系では発生せず、v1.21.x 系の k8s を展開した際に発生していて、Kubernetes 力が低いこともあり、原因を把握するのにかなり手間がかかりました…。

SR でサポートの方とやり取りをさせていただいた中で、ログの取得方法等も連携いただいたのでその辺も含めてまとめておきたいと思います。

なお、本現象はうちの環境特有で標準的な環境では発生しないと思います。

Read the rest of this entry »

Written by Masayuki.Ozawa

10月 20th, 2021 at 10:52 pm

Posted in kubernetes

Tagged with

Kubernetes と Azure AD の連携のメモ

leave a comment

最後まで設定はできていないのですが、Kubernetes と Azure AD (AAD) を連携する際に確認する情報のメモを。

連携が実施できると kubectl を実行した際の認証 / 認可に Azure AD を使用することができるようになるはずです。

Read the rest of this entry »

Written by Masayuki.Ozawa

10月 11th, 2021 at 9:41 am

Posted in kubernetes

Tagged with

ACR と Helm と SQL Server のメモ

leave a comment

ACR に格納した Helm のチャートで SQL Server の展開を行おうとした場合のメモ。

AKS on HCI でも一部の展開には Helm が使用されているので、概要はつかんでおかないとと思った次第です。

この辺の情報を取り掛かりにすれば、手を動かすことはできそうです。

Read the rest of this entry »

Written by Masayuki.Ozawa

9月 30th, 2021 at 9:16 am

SQL Server on Kubernetes の MS 提供ドキュメント

one comment

SQL Server on Kubernetes Designing and Building a Modern Data Platform という SQL Server on Kubernetes (k8s) に特化した書籍が発売されました。

ざっと一通り目を通したのですが、Windows エンジニアが、Linux 上に k8s の複数ワーカーノードの環境を一から作成して、操作を行うというような流れとなっており、SQL Server のエンジニアが k8s を学習を始めるのに適している書籍ではないかと思います。

私の場合は、Windows Server 2019 がインストールされている環境がいくつかりますので、Azure Stack HCI 検証方法 Tips に記載しているような、Windows Server 上に AKS on Azure Stack HCI を構築して検証を行っていますが、この環境でも書籍内の操作は問題なく行うことができました。

書籍内には、https://www.centinosystems.com/blog/category/kubernetes/ の記事も参照されており、こちらも併せて読むとよさそうです。

k8s 上に展開した SQL Server を Deploymentの更新 で最新バージョンに更新する流れや、NFS を使用した PVC の作成などにも触れられており、単純に Pod を展開する以外のスキルも身に着けることができます。

NFS のマウントオプションについては触れられていなかったので、What are the NFS mount options for databases on NetApp? / Oracle DatabaseのNFSバッファ・サイズ・パラメータの構成 あたりをマウントオプションの参考にするのもよさそうですね。

Service については、LoadBarancer ではなく NodePort を使用するようになっていますので、MetalLB も別に学習するとよいかもしれません。

SQL Server と k8s の組み合わせについては、SQL Server 2017 でコンテナー版の SQL Server の提供が開始された時から情報の公開が始まり、Big Data Cluster (BDC) / Azure Arc Enabled SQL Managed Instance で、k8s に最適化された SQL Server ベースの環境が提供され、いくつかのドキュメントが公開されています。

本投稿では、SQL Server on Kubernetes について、MS から提供されているドキュメントについて記載しておこうと思います。

SQL Server を単体で動作させるもの / Big Data Cluster / Arc Enabled SQL MI / Azure SQL Edge といくつかの利用形態を k8s 上で使用するための情報が公開されています。

Read the rest of this entry »

Written by Masayuki.Ozawa

8月 11th, 2021 at 10:27 pm

Posted in kubernetes,SQL Server

Tagged with ,

Azure Stack HCI で Azure Kubernetes Service (AKS) を動作させる際のメモ

leave a comment

Azure Stack HCI では、 Azure Kubernetes Service (AKS) を実行することができます。

この AKS 上で、Azure Arc Enabled Data Services を動作させることもでき、展開用のテンプレートについては、Azure Data Studio でも、提供されています。
image

検証用途で自宅の NUC を使用して環境を構築できるか検証して、構築ができましたのでその際のメモを残しておこうと思います。

Azure Stack HCI は、HCI ((Hyper Converged Infrastructure) を Windows 環境で実現するものです。
標準的な HCI というと構成済みの環境をベンダーから購入して導入するイメージですが、現時点では、Azure Stack HCI Preview の登録 から、Azure Stack HCI OS (HCI OS の Previw をダウンロードして、検証環境を構築することもできるようになっていますので、検証環境を自由に構築することが可能です。

最終的に、Hyper-V のゲスト OS として、HCI クラスターを構築し、その HCI クラスター上で、Azure Arc Enabled Data Services の検証を行うことは可能でした。

image

Read the rest of this entry »

Written by Masayuki.Ozawa

12月 8th, 2020 at 8:47 am