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Archive for the ‘SQL Server’ Category

SQL Database に SqlPackage の Script アクションを実行する際に必要となるユーザー設定

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SQL Server ベースの CI/CD に活用できるツールとして SqlPackage があります。

SqlPackage は、データ層アプリケーション (DAC) を操作するためのツールとなり、DACPAC / BACPAC の操作を行うことができます。

このツールのアクションとして「Script」があり、SqlPackage スクリプト パラメーターとプロパティ の機能により、DACPAC や SQL Server ベースの環境とスキーマ比較をし、増分更新で状態を反映するスクリプトの作成ができます。(Publish パラメーターを使用することで直接発行することができます。基本は増分更新ですが、オプション (/p:DropObjectsNotInSource=true) で削除スクリプトを生成するかを調整することができます。)

 

この機能を、SQL Database に対して SQL 認証のログインで実行しようとした場合には注意点があったため本投稿でまとめておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

2月 28th, 2024 at 10:50 pm

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SQL Server の統計情報更新の際に実行されているデータ取得クエリについて

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SQL Server はクエリの実行時には 統計情報 を使用してクエリの実行プランを生成しています。

統計情報は、以下のような情報で構成されており統計情報の作成を行うテーブルのデータを参照して情報を作成する必要があります。

  • ヒストグラム: 最大 200 の区間で構成されたデータの分布情報
  • 密度ベクトル: データの重複状況 (どれだけユニークなデータが含まれているか)

統計情報を更新する際に実データに対しての検索が行われますがどのようにデータ取得が行われているかについてまとめておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

2月 15th, 2024 at 9:29 am

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ストアドプロシージャコンパイル時の同時実行性の低下について

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SQL Server のストアドプロシージャでは次のようなタイミングでコンパイル / リコンパイルが発生します。

  1. 初回実行時
  2. 実行プランがキャッシュアウトされた後の初回実行
  3. 統計情報が更新された後の実行

上記のケースの中で「1.」「2.」については発生すると複数のセッションで同時実行性の低下につながるケースがあります。

どのような情報が出力されていると、「1.」「2.」のケースで同時実行性が低下している可能性があるのかをまとめておきたいと思います。

今回はストアドプロシージャを対象としており、アドホッククエリやパラメーター化クエリについてはこの動作とは異なってきます。

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Written by Masayuki.Ozawa

1月 29th, 2024 at 12:45 am

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SQL Server 2022 以降で別名を設定する方法

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SQL Server では別名を作成する機能があり、リンクサーバーで別のサーバーに接続を行う場合などにサーバー名のエイリアスを作成して使用することができます。

SQL Server 2019 までは、SQL Server 構成マネージャーで設定を行うことができました。

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SQL Server 2022 の構成マネージャーでも同様の UI が提供されているのですが、新しい別名を作成することはできなくなっています。(新規に別名を作成しようとしても、サーバー名の入力等ができなくなっています)

SQL Server 2022 以降でも別名を使用することはできますが、作成方法が変わっていますので、本投稿で触れておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

1月 10th, 2024 at 2:47 pm

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ログ配布の復元時に「ユーザーデータベースを切断する」を有効にしても、排他アクセスが取れなくなるケースがあることの原因について

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SQL Server の ログ配布 のリストア時の設定として「バックアップの復元時にデータベースのユーザーを切断する」(disconnect_users=1) という設定があります。

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この設定は、ログ配布でリストアをしているデータベースに対して「スタンバイ モード」を使用してリストアを行い読み取りが可能なデータベースに対して使用することができるオプションとなります。

読み取りが可能な状態でログ配布を使用している場合、ログをリストアする際にログ配布のプロセス (logship.exe) がデータベースを排他的に利用できない場合、リストアを行うことができないため上記のオプションを設定することでリストアの直前に既存の接続を切断することで、ログ配布が排他的にデータベースを設定することができます。

しかし、この設定を有効にしていてログ配布のプロセスが排他的にデータベースを利用することができず、「エラー: データベースは使用中なので、排他アクセスを獲得できませんでした。RESTORE LOG が異常終了しています。(.Net SqlClient Data Provider)」というエラーが発生するケースがあります。

本投稿では「バックアップの復元時にデータベースのユーザーを切断する」を有効にしていても、リストア時の上述の排他エラーが出る理由についてまとめておきたいと思います。

本事象は「スタンバイモード」を使用する場合に発生するものとなり、「復旧モード無し」にしている場合は、リストア状態のデータベースにアクセスすることはできないため、スタンバイモードを利用していない場合には発生しないはずです。

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Written by Masayuki.Ozawa

1月 8th, 2024 at 11:41 pm

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