以前 Windows Azure 仮想マシンで NUMA 構成の環境が利用できます という投稿を書いたのですが、Azure VM ではインスタンスによって複数の NUMA ノードを持つ環境を使用することができます。
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Archive for 8月, 2013
Windows Azure VM で NUMA 構成の SQL Server を検証する
Azure VM で記憶域プールを使用する際の注意点
そのうち現象が解消されるかもしれませんが、2013/8/22 時点の情報として。
Azure の仮想マシン (Virtual Machine : VM) では、Virtual Machine and Cloud Service Sizes for Windows Azure に記載されているようにインスタンスのサイズに応じてデータディスクを追加することができます。
Windows XP から Windows 8.1 Preview へのユーザー状態の移行
OS や筐体間のユーザー状態の移行をするための方法として以下のようなツールが提供されています。
ユーザー状態移行ツール (User State Migration Tool : USMT)Windows 転送ツール (Easy Transfer)
Azure VM のキャッシュなしのディスク性能について
Azure VM のディスク性能ですが、Windows Azure 仮想マシンで SQL Server ワークロードを実行する際に知っておくべき 10 のこと に以下のように記載されています。
8 KB IO で読み取り/書き込みの割合が 60/40 のワークロードの場合、ディスク 1 台あたり最大 500 IOPS が目標ラインです。これを上回る数字が必要な場合は、データ ディスクを追加して、データベース ワークロードを分散してください。大規模なデータベースを作成または復元する際は、ファイルの瞬時初期化の機能を使用してパフォーマンスの向上を図ってください。
また、Virtual Machine and Cloud Service Sizes for Windows Azure の表にも、最大 500IOPS という記載があります。
SQL Server in Windows Azure のドキュメント (2013/8 版)
Performance Considerations for SQL Server in Windows Azure Virtual MachinesSQL Server を Windows Azure で動作させる際の現状のベストプラクティスのドキュメントを少し探してみました。
WDS で展開する Windows Server 2012 のイメージに .NET Framework 3.5 のインストールイメージを含める
以前、Windows 8 / Windows Server 2012 の展開イメージに .NET Framework 3.5 を含める という投稿をしました。
この投稿は、ゲスト OS として展開するためのイメージをオンラインで編集することを想定していたため、以下のようなシナリオではそのまま使うことができませんでした。
- WDS (Windows 展開サービス) で OS のインストールメディアの install.wim を使用して OS を展開
このシナリオでも利用できるようにしてみたいと思います。
AzureVM の DNS の設定についての注意点
Windows Azure の VM を AD に参加させる場合には、参照している DNS を VM 上に構築した AD のプライベートの IP アドレスに設定します。
Azure VM 上で AlwaysOn を構築するためのチュートリアルとして チュートリアル: Windows Azure AlwaysOn 可用性グループ (GUI) がありますが、この方法で AlwaysOn を構成するための SQL Server のインスタンスを作成すると少し問題があることがありますので注意点をメモとして。
PowerShell で構築するためのチュートリアルである チュートリアル: Windows Azure AlwaysOn 可用性グループ (PowerShell) のほうであれば問題はないかと。
Availability Group Listener in Windows Azure で読み取り専用ルーティングを使用する
前回の投稿で、Windows Azure の Virtual Machine で AlwaysOn のリスナーを設定するための方法をまとめてみました。
プライマリに障害が発生した場合にセカンダリに自動的に切り替えることはこの設定で可能ですが、読み取り可能にしたセカンダリに接続をすることはこの状態ではできません。
今回の投稿ではセカンダリを読み取りとして使用するための設定についてまとめてみたいと思います。
現状、この辺の手順が MSDN 等でまとめられてはいないようでしたので、後日ほかの方法が公開されるかもしれません。
Availability Group Listener in Windows Azure の設定
AlwaysOn が Windows Azure Virtual Machine (VMs) で正式にサポートされるようになりました。
関連する情報としては、
Availability Group Listener in Windows Azure Now Supported! (And Scripts for Cloud-Only Configuration)
Tutorial: Listener Configuration for AlwaysOn Availability Groups in Windows Azure
Update enables SQL Server Availability Group Listeners on Windows Server 2012-based Windows Azure virtual machines
Windows Azure: General Availability of SQL Server Always On Support and Notification Hubs, AutoScale Improvements + More
Windows Azure で SQL Server AlwaysOn を正式サポート & Windows Azure 通知ハブを正式リリース
が参考になります。
以前はリスナーが作成できなかったため、ミラーリングの接続文字列で代用していたのですが、今回のサポートにより、AlwaysOn のリスナーが Azure VM 上で作成できるようになり、単一の接続ポイントによる接続が可能となっています。
リスナーの構築以外の大きな流れは以前検証した、
AlwaysOn を Azure 上に構築してみる – WSFC の構築編 –
AlwaysOn を Azure 上に構築してみる – AlwaysOn の構築編 –
AlwaysOn を Azure 上に構築してみる – テストの実施編 –
の流れと同じなのですが、ポイントについてはまとめながら書いていきたいと思います。
SQL Server のバックアップの基本パターン
以前、SQLTO で [SQL Server のバックアップとリストアの基礎] というセッションを担当させていただきました。
ブログではバックアップについてまとめたことがなかったので少しまとめてみたいと思います。
2013/8/14 追記
投稿を見直して、内容を大幅に修正しています。