現在の SQL Server では、軽量クエリプロファイリングが提供されており、様々なアプローチで「実行中のクエリの実際の実行プラン」を取得する方法が提供されています。
本機能は SQL Server 2014 SP2 / SQL Server 2016 から実装が行われ、Azure SQL Database / SQL Server 2019 以降では既定で有効になっています。
この機能を活用することで、冒頭に記載した「実行中のクエリの実際の実行プラン」を取得することができます。
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現在の SQL Server では、軽量クエリプロファイリングが提供されており、様々なアプローチで「実行中のクエリの実際の実行プラン」を取得する方法が提供されています。
本機能は SQL Server 2014 SP2 / SQL Server 2016 から実装が行われ、Azure SQL Database / SQL Server 2019 以降では既定で有効になっています。
この機能を活用することで、冒頭に記載した「実行中のクエリの実際の実行プラン」を取得することができます。
SQL Server 2016 ではインスタンス内のデータベースのバックアップに管理対象バックアップ (マネージドバックアップ) という機能を使用することができます。
この機能は、SQL Server on Azure VM の IaaS Agent 拡張機能の自動バックアップでも使用されているものとなるのですが、SQL Server 2016 SP3 を未適用の環境で設定を行おうとしたところ次のようなエラーが発生しました。
メッセージ 45207、レベル 17、状態 2、プロシージャ sp_add_task_command、行 102 [バッチ開始行 18] The operation failed because of an internal error. 値を Null にすることはできません。 パラメーター名:sasToken Command: smartbackup configure_backup_basic 1 xxxxxxxxxxxxx== 30 Please retry later. 場所 Microsoft.WindowsAzure.Storage.Auth.StorageCredentials..ctor(String sasToken) 場所 Microsoft.SqlServer.SmartAdmin.SmartBackupAgent.FileService.VerifyContainerURL(String containerURL, SqlConnection conn) 場所 Microsoft.SqlServer.SmartAdmin.SmartBackupAgent.SmartBackup.CheckAndSetDefaultSettings(SmartBackupConfigParameters config, LogBaseService jobLogger, SqlConnection conn) 場所 Microsoft.SqlServer.SmartAdmin.SmartBackupAgent.SmartBackup.ConfigureDbOrInstance(SmartBackupConfigParameters config, LogBaseService jobLogger, SqlConnection conn) 場所 Microsoft.SqlServer.SmartAdmin.SmartBackupAgent.SmartBackup.ExternalJobHelper(String command, LogBaseService jobLogger) 場所 Microsoft.SqlServer.SmartAdmin.SmartBackupAgent.SmartBackup.ExternalJob(String command, LogBaseService jobLogger)
同様の事象を確認すると、類似の問題がいくつか確認できるのですが、自分が遭遇していたものの明確な内容が、パッと見た限りでは見つからなかったので、本事象についてなぜ発生したのかを残しておきたいと思います。
SQL Server 2016 で Managed Instance Link がサポートされるようになりました で書きましたが、SQL Server 2016 SP3 + Azure Connect Feature Pack で Managed Instance Link がサポートされるようになったので、実際に設定をしてみました。
今回は SQL Server 2016 SP3 Standard Edition で検証をしています。
Connecting SQL Server 2016 to Azure – SQL Managed Instance link | Data Exposed でアナウンスがありましたが、SQL Server 2016 で、Managed Instance に対してデータベースの複製を行う、Managed Instance Link がサポートされたようです。
Link feature for Azure SQL Managed Instance (preview) に SQL Server 2016 のサポートが追加されています。
SQL Server 2016 SP3 以降に、SQL Server 2016 Azure Connect pack (KB 5014242) をインストールすることでサポートされるようです。
現状、SQL Server 2019 では Enterprise のサポートでしたが、2016 では Standard もサポート対象となっています。
Data Exposed では次の情報が提示されていました。
SSMS については 18.12 以降でのサポートとなるようで、それまではクエリベースでの設定となる形でしょうかね。
SQL Server の 分散型可用性グループ のアーキテクチャは Geo Replication / Azure Arc Enabled SQL MI / Managed Instnace Link で使用されているので、そろそろ改めて学習しようかなと思いました。
SQL Server の統計情報の更新タイミングというと「データ量の 20% が更新された場合」に自動更新の対象となるというのが一般的に知られている内容ではないでしょうか。
これについては 統計 に記載されています。
SQL Server 2014 (12.x) まで、SQL Server は変更された行の割合に基づくしきい値を使用します。 これには、テーブル内の行数は考慮されません。 しきい値は次のようになります。
- 統計情報が評価された時点でテーブルのカーディナリティが 500 以下の場合、500 回変更されるたびに更新されます。
- 統計情報が評価された時点でテーブルのカーディナリティが 500 よりも大きい場合、500 プラス 20% の数の変更があるたびに更新されます。
最近、SQL Server 2017 の情報しかキャッチアップできていなかったのですが、SQL Server 2016 SP2 がリリースされています。
SQL Server 2016 は SP1 で 大幅な機能更新 が行われました。
それにはかなわないですが、SQL Server 2016 SP2 でもかなりの機能更新が含まれています。
日本語の情報については、SQL Server 2016 リリース ノート から確認するとよいかと。
以下の内容は上記のリリースノートの内容と同じですが、自分で理解するためにまとめたものです。
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Microsoft Video Indexer expands functionality unlocking more video insights に記載されていますが、9 月の更新で、Video Indexer の Insights の情報をポータルからダウンロードできるようになりました。
JSON に含まれている内容については、API 経由で取得できる情報と同じかと思いますので、Examine the Video Indexer output から、取得できる内容を確認できるかと。
Insights の情報が含まれている JSON のファイルをダウンロードすることができるようになっているのですが、
これを SQL Server 上でクエリをかけてみたいと思います。
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資料を作成していて、AlwaysOn 可用性グループに関してのドキュメントが、SQL Server 2016 がリリースされた当時からいろいろと更新されていたようでしたのでメモとして。
SQL Server 2017 では、DTC_SUPPORT = PER_DB の設定が、可用性グループを再作成することなく変更できるようになっていることが記載されています。
required_synchronized_secondaries_to_commit についての情報が記載されています。
Azure VM の SQL Server の構築時にいくつかの設定を投入することができる SQL Server IaaS Agent (IaaS 拡張) の SQL Server 2016 対応が行われているようです。
SSMS 16.3 では、以下のような機能強化が行われています。
SQL Server Management Studio – Changelog (SSMS)
SQL Server クエリ ストアからのワークロードの自動読み取りをサポートするためのデータベース エンジン チューニング アドバイザー (DTA) を機能強化。