以前使っていた SDK 1.3 に含まれている VM Role 用の統合コンポーネントをインストールしてある環境をデプロイしたところ、リモートデスクトップで接続が出来なくて四苦八苦したのでメモとして。
# 以前、twitter で話題になっていたのですが、どこに情報があったのかすっかり忘れていました(汗)
SDK 1.3 の VM Role 統合コンポーネント + SDK 1.4 で作成したパッケージでリモートデスクトップに接続できない場合の対応方法
VMMap でみる TF834 の設定
SQL Server のトレースフラグ (TF) で 834 というオプションがあります。
Sysinternals の VMMap を使うとこの TF による変化を見ることができますので、今回はこれについてまとめてみたいと思います。
メモリの詳しいことに関してはこちらがとても参考になります。
# この情報見て、VMMap で見ればいいんだな~ということに気づきました。
ドメインコントローラーに NIC を 2 枚差していた時の DNS レコード
運用で表 LAN (サービス用) / 裏 LAN (バックアップ / 運用監視用) を作る時があるかと思いますがドメインコントローラー (DC) で NIC を 2 枚差していた時の小ネタについてまとめてみたいと思います。
Office 365 Beta のメールを独自ドメインで使用してみる
Office 365 の Beta 版が使用できるようになったのでちょいちょい触っています。
通常メールアドレスのドメインは [@xxxxx.onmicrosoft.com] が使用されるのですが、自分で取得した独自のドメインを使用することも可能です。
今回はその手順についてまとめていきたいと思います。
SQL Server のインスタンス ルート ディレクトリ とバックアップの関係
SQL Server のインストール時には [インスタンス ルート ディレクトリ] を指定するのですが、これと Windows Server バックアップには少し関連性があるので今回はこの点についてまとめてみたいと思います。
今回は Windows Server 2008 R2 上での動作となり、Windows Server 2012 R2 で試してみたところ、インスタンスルートディレクトリが、ベアメタル回復用のバックアップ取得時に選択されるということはありませんでした。
OS のバージョンによって動作が異なっているようですね。
クラスター環境の Denali の IsAlive について
前回は、クラスター環境の SQL Server 2008 R2の LooksAlive / IsAlive 投稿しました。
SQL Server 2008 R2 までは、[SELECT @@servername] を実行することで IsAlive の検査が行われていました。
Denali では IsAlive の検査方法が変わっているので今回はその点についてまとめてみたいと思います。
このあたりの情報については Tech Ed North America 2011 の Denali のセッションで解説がされています。
Microsoft SQL Server Code-Named “Denali” AlwaysOn Series,Part 1: Introducing the Next Generation High Availability Solution
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クラスター環境の SQL Server 2008 R2の LooksAlive / IsAlive
Denali でちょっと変更があるので、今のうちに SQL Server 2008 R2 までの LooksAlive / IsAlive について簡単にまとめておきたいと思います。
# 基本的には 2008 R2 以前のバージョンは動作は同じです。
Worker Role を HPC の計算ノードとして展開
HPC Pack SP2 Beta の新機能:VM Role を HPC のノードとして利用 の続きです。
HPC Pack SP2 Beta の新機能ではないのですがせっかくなのでまとめておこうかと。
クラスター構成の SQL Server でデータベースのファイル格納先として使用できるディスク
twitter で質問いただいた内容をちょっとまとめておきたいと思います。
クラスター構成の SQL Server で使用できるディスクについては制約があるので今回はそれについて投稿したいと思います。
今回は Windows Server 2008 R2 SP1 の 2 ノードクラスターの環境を使用しています。
Windows Server 2008 以降でクラスター化された IIS を作成
Windows のクラスター (MSCS / WSFC) と Windows のネットワーク負荷分散 (NLB) は共存ができないため、クラスター環境で IIS を冗長化した構成で使う場合には、[汎用スクリプト] を登録してクラスター化された IIS を作成していました。
Windows Server 2003 までは、[C:WINDOWSSystem32inetsrv] の [ClusWeb.vbs] [ClusFtp.vbs] を使用していました。
Windows Server 2008 以降では、これらのスクリプトは使用できず以下の技術情報に記載されているサンプルスクリプトを使用します。
# 2008 では 2003 で使用していたスクリプトが含まれてしまっているのですが、使用せずに以下の技術情報 (KB970759) のスクリプトを使用します。 2008 R2 では含まれなくなっています。
IIS 7. 0 の WWW (World Wide Web 発行サービスは、Microsoft Windows Server 2008 フェールオーバー クラスターで構成します。