WSL を新規にインストールし、Azure CLI を実行したところ、「cli.azure.cli.core.azclierror: Operation returned an invalid status ‘Bad Request’」や他のエラーが発生し、実行することができないという事象が発生しました。
sp_invoke_external_rest_endpoint で text-embedding-3-large のモデルを使用する
SQL Database で T-SQL で Vector データ型用の埋め込みを作成する際には、sp_invoke_external_rest_endpoint で Azure Open AI の 埋め込みのモデル を使用して、ベクトルデータを作成するという方法があります。
SQL Database の Vector データ型 の次元の最大数は「1998」となっており、これを変更することはできません。
Azure Open AI の埋め込みのモデルとしては、次のモデルを使用することができます。
- text-embedding-ada-002
- text-embedding-3-small
- text-embedding-3-large
ada / embedding-3-small であれば、1536 の次元となるため、Vector データ型にはそのまま登録することができるのですが、text-embedding-3-large については、単純に呼び出しただけでは 3072 の次元となるため、Vector データ型に登録することができません。
Azure Local 22H2 から 23H2 へのアップグレードの Tips – その 1 –
Azure Local 22H2 から 23H2 へのアップグレードについては、当初は Private Preview でしたが、現時点では一般公開されており次のドキュメントで情報が公開されています。
まだ、最後までアップグレードを完了できていないのですが、アップグレードを調査する中でいろいろと分かった内容がありますので、得られた知見を Tips その 1 としてまとめておきたいと思います。
生成 AI を使用して SQL Server の実行プランからチューニング案を提示してもらう
生成 AI (Generative AI) を使用した SQL Server の最適化としては次のような機能があります。
これらの機能は DB から情報を直接取得して解析を行う方法となります。
SQL Server 以外の環境も含まれますが、これ以外の方法としては次のような記事の活用があります。
DBA に関しての作業についても今後は生成 AI を使用して、専門的なスキルが無くても一定のレベルで自動化 / 効率化を行う必要が出てくるのではないでしょうか。
スロークエリの原因を見つけて対処する方法の記事で、SQL Server ベースの環境のクエリチューニングについて触れられていますが、ChatGPT を使用して、実行プランをベースとして、どのようなプロンプトを記載すればクエリチューニングの一助となる提案を得ることができるかを自分なりに考えてみました。
Azure Local 22H2 から 23H2 のアップグレードについて (2024/12 版)
Azure Local 22H2 から 23H2 へのアップグレードについて、Azure Arc ブログで Upgrade from Azure Stack HCI, version 22H2 to Azure Local という記事が公開されました。
検証のため Nested Hyper-V の環境で 22H2 からのアップグレードを試してみたのでその際のメモを。
2024/12/09 時点では、私の使用している環境ではソリューションアップグレードのインストールのロールアウトが行われていなかったため、最後までアップグレードを完了することはできませんでした。
SQL Server ベースのデータベースエンジン の UUID v7 の対応状況 (2024/12 時点)
.NET9 で Guid.CreateVersion7 がサポートされたことで、.NET から UUID v7 のフォーマットの GUID を作成することができるようになりました。
SQL Server ベースのデータベースエンジンで UUID v7 フォーマットの GUID を格納するとどのような格納となるのかをまとめておきたいと思います。
SQL Server の UUID v7 サポートについては、すでにフィードバックが Support UUID v7 でフィードバックが上がっていますので、v7 サポートについては、こちらのフィードバックへの Vote も検討いただければと思います。
なお、本投稿では「SQL Server にデータを格納した際の挙動」をメインテーマにしており、格納するためのデータプロバイダーの挙動については触れておりませんので、その点は留意してください。
のいえさんの CysharpのOSS Top10まとめ / Ulid vs .NET 9 UUID v7 / MagicOnion もとても参考になりますのでこちらも確認していただければ。(この話題から本投稿をまとめようと思ったので)
Ignite 2024 のタイミングで発表された Azure Local (Azure Stack HCI) のアップデートの情報
少しずつ確認していっている最中ですので、本投稿は随時更新しています。
Ignite 2024 で Azure Local のアナウンスがありました。
プロダクトの ランディングページ も公開されています。
今回の Azure Local のアナウンスに伴い Azure Stack HCI が Azure Local に名称が変更され、Azure Stack HCI の新しい名前 としてリブランディングの理由についてもドキュメントが公開されています。
2024/11/26 時点では、Azure Portal で Azure Local への変更は実施されていませんが、様々なアップデートが公開されていますので情報をまとめておきたいと思います。
SQL Server 2025: an enterprise AI-ready database platform のセッション内容のメモ
Ignite 2024 で SQL Server 2025 のセッションである SQL Server 2025: an enterprise AI-ready database platform が開催されました。
SQL Server 2025 について解説が行われたセッションは、これが最初のものになるかと思いますが、このセッションの内容をメモとして。
SQL Server 2025 のメインセッションは上記のセッションだと思いますが、それ以外にも SQL Server roadmap: the next gen で Product Manager からSQL Server 2025 に触れられています。
Ignite 2024 で発表された SQL Server / SQL Database のアナウンス
本日から Ignite 2024 が開催されています。
発表内容については Book of News で公開されていますが、Ignite 2024 付近公開された SQL Server / SQL Database の発表についてまとめておきたいと思います。
SQL Database のベクターサポートについて情報をまとめておく
PASS 2024 で Exciting Announcement: Public Preview of Native Vector Support in Azure SQL Database! として SQL Database のベクターサポートの Public Preview がアナウンスされました。
MI については、今後数か月で Public Preview が公開されるということで、Azure の SQL Server ベースの環境でベクターサポートの一般公開の作業が進められています。
EAP 時点の情報とは多少異なっている内容がありますので、現時点の情報をまとめておきたいと思います。
SQL Server 2025 でもベクターサポートが入りますので、今後の SQL Server でも活用できる知識となるのかと。