12.2504.1001.20 以降の請求の変更 に記載されている内容となりますが、実際にコスト計上されだしたらどのようになるかをまとめていなかったので、評価期間切れが近い環境を使用してまとめてみました。
Archive for the ‘Azure Local’ tag
Azure Local 2510 で AD を使用しない構築を検証した際のメモ (2025/11/06 時点)
仮想環境を使用して、AD を使用しない Azure Local の構築をした際のメモを。
Azure Local に 12.2509.1001.22 を適用しようとしたらエラーになった件について
Azure Local で 23H2 OS から 24H2 OS にアップグレードした環境の 12.2508.1001.52 に対して 12.2509.1001.22 を適用しようとしたところ、「更新プログラムのダウンロード」のフェーズで次のエラーが発生しました。
更新タスク
Invalid update package結果
Error開始時刻
2025-09-30T12:06:01.9065067Z終了時刻
2025-09-30T12:07:54.9588102Z説明
1. Verify update file contents and prepare the update package manually. For detailed instructions, see https://aka.ms/TroubleshootAzureStackUpdatesエラーの詳細
Could not find a part of the path ‘C:\ClusterStorage\Infrastructure_1\Shares\SU1_Infrastructure_1\Updates\Packages\Solution12.2509.1001.22\Platform\ISO\sources\replacementmanifests\microsoft-windows-appx-deployment-server\microsoft.windows.secondarytileexperience_10.0.0.0_neutral__cw5n1h2txyewy.xml’.
このエラーが発生した場合の対応について残しておこうと思います。
Azure Local 23H2 OS から 24H2 OS へのアップグレードを試してみる
23H2 OS から 24H2 OS へのアップグレードについては、サポートされているバージョンの Azure Local では次の記載があります。
このソフトウェアの新しい展開では 、12.2508.1001.52 ビルドが使用されます。 11.2508.1001.51 を使用して、2507 から既存のデプロイを更新することもできます。
アップグレードパスでは、2510 のアップグレードで 24H2 OS にアップグレードされるようですが、2025-08-29 にリリースされた、11.2508.1001.51 からアップグレードが可能なような記載となっていました。
私が使用している Azure Local の評価期間の終了が近くなっており、環境の再構築をする必要があり、良いタイミングでしたので、24H2 OS で再インストールするのではなく、23H2 OS で再インストールしてアップグレードができるのかを確認してみました。
本投稿で試した内容は、投稿時点でのドキュメントには含まれていないように見えましたので、実施する場合は運用環境ではなく、検証環境で実施してみてください。
2025/09/17 追記
23H2 OS から 24H2 OS へのアップグレードについて、公式の情報が公開されました。本投稿の方法で正解だったようです。
Azure Local 2508 へのアップグレード時に RP が未登録でエラーになった件
Azure Local で 2508 が公開されましたので、12.2507 -> 12.2508 にアップグレードを実施しようとした際に、次の画面のようなサブスクリプションにリソースプロバイダーが登録されていないというエラーが発生しました。
Check if all Resource Providers are registered in the subscription
サブスクリプションにリソースプロバイダーが登録されていないというエラーだったのですが、Azure Portal から確認できるメッセージでは、どのリソースプロバイダーが登録されていないのかまでは確認をすることはできませんでした。
Azure Migrate を使用した VMware 上の仮想マシンの Azure Local への移行のレプリケーションに使用されている技術についてのメモ
Azure Local (プレビュー) 向け Azure Migrate ベースの VMware 移行の概要 でドキュメントが公開されていますが、Azure Migrate を使用して、Azure Local 上の仮想マシン (Azure Local VM 管理の管理対象 VM) としてレプリケーションをすることができます。
この時に使用されている技術についてメモをしておきたいと思います。
VMware から Azure Local への移行の評価環境作成のメモ
Azure Local (プレビュー) 向け Azure Migrate ベースの VMware 移行の概要 としてドキュメントが公開されていますが、VMware 上の仮想マシンを Azure Migrate を使用して Azure Local に移行するという機能が提供されています。
手元の環境を使用して、この機能の検証をするための評価環境が作成できるかを確認した際の内容をメモとして。
ESXi 7.0.3 上の VM を Azure Local に移行することができることまでは確認できました。
Azure Local で更新プログラムの適用準備が完了したら Azure Monitor で通知する
Azure Local は新しい更新プログラムが提供され、適用準備が完了している場合、Azlure Local クラスターのブレードに未適用の更新プログラムが存在していること示すメッセージが表示されます。
この仕組みを使用して、Azure Local クラスターで未適用の更新プログラムが存在し、適用準備ができている環境があった場合に、Azure Monitor からアラートを通知することができるかを検証した際の内容となります。
Azure Local のクラスターのシステムアラートの「UpdateAvailable」の警告としても、未適用のアップデートは検知されているようですので、Azure Monitor のルールを手動で作成しての通知 / 分析情報を取得しアラート処理ルールを使用して通知の 2 種類の方法で通知ができそうでした。
Azure Local のセキュリティベースラインとドリフト制御について
Azure Local 23H2 では セキュリティ機能 として、セキュリティベースラインとドリフト制御というセキュリティ機能が追加されました。
この機能の理解度が低かったので情報をまとめておきたいと思います。
Azure Local 23H2 以降のセキュリティについては次のドキュメントも一読しておくとよいかと。
Azure Local VM 管理で展開した Ubuntu の VM Insights について
Azure Local VM 管理 では、Azure Marketplace で提供されているイメージの他に、ユーザーが用意した VM のイメージを展開することができます。
投稿時点では、Azure Marketplace で提供されているイメージは Windows のみとなっているため、Linux を Azure Local VM 管理で管理された VM として展開する場合にはユーザーがイメージを準備する必要があります。
Ubuntu の場合は、Azure Arc で有効になっている Azure ローカル VM 用の Ubuntu イメージを準備する の手順でイメージを準備し、Azure Local VM として展開を行います。
この方法で展開された VM に対して VM Insights を有効にしようとしたところ、エラーが発生したのでその際の調査内容をまとめておきます。
結論を書いておくと、今回使用していた Ubuntu 24.04 LTS が VM Insights の依存関係エージェント (Dependency Agent) をサポートしておらず、このエージェントの導入でエラーとなっていました。
