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Archive for 3月, 2022

Windows Server 2008 R2 SP1 に最新の Windows Update を適用する

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検証用に Windows Server 2008 R2 SP1 の素の状態 (初期状態) の OS を準備し、Windows Update を実行しようとしたところ、「0x80072EFE」が発生し、Windows Update を実行することができませんでした。

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Windows Server 2008 R2 SP1 は、サポートライフサイクル終了していますが、Windows Server 拡張セキュリティ更新プログラム (ESU) についても、2 年間の期間は終了しているのですが、Azure 上で動作させる場合は、3 年間の ESU が提供されるため、2023/1/13 までは、セキュリティ更新プログラムが提供されることになります。

今後、Windows Server 2012 / SQL Server 2012 も ESU の対象となりますが、現時点で ESU を確認できるのは 2008 , R2 になり、この辺の動作を確認しておきたくて、ESU の適用前に、Windows Server 2008 R2 SP1 を最新化しておこうと思ったのが今回の調査の始まりです。

今回は Azure VM で ESU を確認することを目的としていますが、Azure Stack HCI の Azure Benefits も、Azure 特典を HCI で有効にするという作業がありますが、考え方としては似ていると思います。(Azure / Azure Stack HCI 以外の環境 (オンプレミス / Azure VMware Solution) は ESU のキーに入れ替える必要があるので、もうひと手間かかります)

 

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Written by Masayuki.Ozawa

3月 31st, 2022 at 10:31 am

SQL Server-based environment updates

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Written by Masayuki.Ozawa

3月 22nd, 2022 at 10:53 am

Intel NUC11TNHv70L で Azure Arc Enabled VMware vSphere の検証環境を構築してみる

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Intel の NUC である NUC11TNHv70L (i7 の vPro 搭載の DUAL NIC モデル) で Azure Arc Enabled VMware vSphere の検証環境を構築した際のメモを遺しておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

3月 20th, 2022 at 4:46 pm

Azure VMware Solution (AVS) を調査する際に事前に確認しておくとよい情報

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タイトルの件を調べる機会がありましたので、情報としてどの辺を見ればよいのかをまとめておきたいと思います。

VMware の基礎スキルが不足していたため、Azure 以外の公開情報も確認してみると参考になることがありましたので、Azure にこだわらず関連しそうな情報は Azure 以外のクラウドでも確認しておくと良さそうだと感じました。

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Written by Masayuki.Ozawa

3月 20th, 2022 at 10:24 am

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SQL Server の初期設定の照合順序 (Japanese_CI_AS / SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS) で、Unicode 文字を操作する場合に気を付けておきたいとこ

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SQL Server / SQL Database を使用しており設定を初期状態で使用していると、インスタンス / データベースの照合順序は、

  • Japanese_CI_AS : 日本語環境のデフォルト
  • SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS : 英語環境のデフォルト

のいずれかを使用しているケースが多いのではないでしょうか?

これらの照合順序は列レベルの照合順序の初期設定として、引き継がれますので列の比較をする際の挙動にも影響をしてきます。

照合順序については、次のドキュメントの内容を確認することになります。

  • 改行されていないスクリプトを確認したい場合はこちら
  • Collation and Unicode Support
  • SQL Server では Unicode の文字の比較を考慮する際には、照合順序の次のような内容を意識する必要があるのではないでしょうか。

    • サポートされる Unicode のバージョン
    • Unicode コードポイント
    • 比較時の重み

    SQL Server では、nchar / nvarchar / char (UTF-8 サポートあり) / varchar (UTF-8 サポート) を使用することで、Unicode の文字列を格納することができ、どの照合順序を使用していてもこれらのデータ型を使用している場合は、次のようなエンコードで文字を格納することができます。

    • nchar / nvarchar : UCS-2 / UTF-16
    • char (UTF-8 サポートあり) / varchar (UTF-8 サポートあり) : UTF-8

    ただし、格納と文字の比較は別であり、照合順序の設定によって「格納はできても想定した比較結果にならない」ということがあります。

    日本語圏で考えた場合、

    • 新しい Unicode のバージョンで追加された文字
    • サロゲートペア
    • 異体字

    というような設定が関係し、「新しい Unicode のバージョンで追加された文字」については、「基本多言語面 (BMP)」である「000000 – 00FFFF」に追加されることもありますので、BMP の範囲の文字についても、照合順序の設定によっては正しく比較されないことがあります。

    Unicode の情報については、https://home.unicode.org/ から確認することができ、Unicode のバージョンや、文字のコードポイントを確認する場合には、次の情報を使用するとよいのではないでしょうか。

     

    SQL Server は文字の格納については、Unicode をサポートしたデータ型を使用していれば、柔軟にデータを登録することができますが、データの比較 については、照合順序の設定が大きく影響してきます。

    本投稿では、以前のバージョンの照合順序となる BIN / Unicode は使用しない前提で記載していますので、バイナリ照合順序といえば BIN2 となり、Unicode サポートの照合順序といえば、照合順序名に Unicode がついていないものを前提としています。

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    Written by Masayuki.Ozawa

    3月 17th, 2022 at 8:10 pm

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