AlwaysOn 可用性グループでデータの同期をしているデータベースをリストアする際の流れなどをつらつらとまとめてみたいと思います。
Archive for 8月, 2012
可用性グループの同期コミットを設定した際のスループットへの影響の考え方
AlwaysOn 可用性グループの可用性モードは同期コミットと非同期コミットの 2 種類のモードがあります。
可用性モード (AlwaysOn 可用性グループ)
今回の投稿では同期コミットを使用した場合のスループットへの影響を確認するための考え方についてまとめてみたいと思います。
以前投稿した データベースミラーリングの同期モードによる遅延について と近い内容ですね。
ブロッキングとデッドロックを後追い確認する方法
トランザクションの同時実行性を低下させる原因の一因としてロックの競合によるブロッキングとデッドロックの発生があります。
これらの事象は瞬間で発生するため、事前に後追いをできる仕組みを考えておかないと、どのような要因で発生したかを確認することが難しいです。
今回の投稿ではブロッキングとデッドロックの発生状況をあとから確認できるようにするための設定をまとめてみたいと思います。
Windows Azure に Office 365 のアカウントでサインイン
Windows 8 のショートカットキーのメモ
Windows 8 を使用してからぼちぼち 1 週間以上は経過したと思うのですが、ショートカットキーを全然覚えられていなかったので少し情報をまとめてみたいと思います。
SQL Server の評価版から製品版への移行
TechNet フォーラムを見ていて、どうやるんだったかなと思い軽くまとめてみました。
内容については SQL Server 2005 評価版から製品版へのアップグレードについて にまとまっています。
紹介されている以下の情報を読んでおくとよさそうですね。
サポートされているバージョンとエディションのアップグレード
SQL Server 2005 の評価版の有効期限が切れたインストールは、SQL Server 2005 の製品版にアップグレードしようとするとエラー メッセージが表示されます。
非同期モードの可用性グループのフェールオーバーとデータ損失について
本投稿は 8/28 に大幅に修正しました。
AlwaysOn 可用性グループの非同期モードはプライマリレプリカの更新をセカンダリレプリカに反映する前にトランザクションを完了させるため、トランザクション量に応じてプライマリレプリカとセカンダリレプリカ間でデータの差異が発生する可能性があります。
今回の投稿では非同期モードを使用している場合のフェールオーバーについてまとめてみたいと思います。
マルチサブネットフェールオーバークラスター利用時の設定の注意点
SQL Server 2012 ではマルチサブネットフェールオーバークラスターがサポートされます。
実際には、AlwaysOn フェールオーバークラスターインスタンス (FCI) や AlwaysOn 可用性グループ (AG) でマルチサブネット構成を使用することになるかと思います。
マルチサブネットフェールオーバークラスターを使用する場合の注意点について少しまとめてみたいと思います。
Data Case01 緊急時に備えてデータを堅守 のような環境を作成する場合に考慮する必要が出てくるかと。
基本的な情報は
SQL Server マルチサブネット クラスタリング
SQL Server 2012 リリース ノート (ja-JP)
ゲスト OS の MAC アドレスの重複と VMSMP の警告について
検証をしていて、あるタイミングから急にネットワークが不安定になってしまいました。
ゲートウェイに対して PING が通ったり通らなかったりと。
なんでだろうと調べていたところ、あるサーバーのイベントビューアーに VMSMP の警告が出力されており、出力されていた内容としては、仮想NICにIPを割り当てると、イベント28(警告)ソース「VMSMP」が発生する と同じ内容でした。
この警告が発生しているホスト上のゲスト OS では、Cluster Validation fails “Validate Cluster Network Configuration” Test with Error 80070005 というクラスター構築時の CPrepSrv の問題も発生していたりと。
# 一般化した Sysprep を実行している環境なので、Failover Clustering Error 80070005 の DCOM の問題かもと思ったのですが、他にクラスターが組めている環境があったのでこの線で考えるのも厳しいのかなと感じていました。
AlwaysOn 可用性グループのデータ復旧に影響する 2 種類のキュー
AlwaysOn 可用性グループ (HADR) はプライマリレプリカとセカンダリレプリカ間でデータの同期を行い、データの冗長化をすることができます。
このデータ同期に影響をする 2 種類のキューについて軽くまとめてみたいと思います。
関連する技術情報としては以下の情報になります。
sys.dm_hadr_database_replica_states (Transact-SQL)
SQL Server、Database Replica
AlwaysOn ダッシュボードの使用 (SQL Server Management Studio)