Tools and Documents for fault analysis in SQL Server-based environments
Tools and Documents for fault analysis in SQL Server-based environments.
Dev Proxy を使用して Ollama で Azure OpenAI API をシミュレートする
調べ物をしていて Dev Proxy (開発プロキシ) という、Microsoft 製品のいくつかのワークロードをローカルリソースでシミュレートするためのツールの存在を知りました。
このツールがサポートするシナリオとして Azure OpenAI API をシミュレートする があります。
このシナリオを使用してローカルの Ollama のモデルを使用して Azure OpenAI API をシミュレートするということができましたのでメモを残しておきたいと思います。
Azure Local のセキュリティベースラインとドリフト制御について
Azure Local 23H2 では セキュリティ機能 として、セキュリティベースラインとドリフト制御というセキュリティ機能が追加されました。
この機能の理解度が低かったので情報をまとめておきたいと思います。
Azure Local 23H2 以降のセキュリティについては次のドキュメントも一読しておくとよいかと。
SQL Server 2025 CTP 2.1 がリリースされました
SQL Server 2025 CTP 2.1 がリリースされました。
CTP 2.0 であった、英語以外の環境での評価版のダウンロードの問題は CTP 2.1 で解消されたようです。
今回の CTP 2.1 で SQL Server Reporting Services (SSRS) の Power BI Report Server (PBIRS) への統合も発表されています。
Hot Add CPU 追加の今後のバージョンでの廃止 / Purview アクセスポリシー の廃止についても CTP 2.1 でアナウンスされたようです。
CTP 2.1 出の変更点については新機能のドキュメントに記載されており、このドキュメントから把握できます。
CTP 2.1 では DiskANN についても改善が行われ、記事が公開されています。
SQL Server 2025 の DiskANN は ベクターインデックスを作成 する際に使用されていますが、現在のベクターインデックスは作成したテーブルが読み取り専用になるので使い方がなかなか難しそうです。
SSMS 21 についても新しいバージョンが提供されていますので、こちらも合わせて更新しておいたほうが良いかもしれません。
SQL Server 運用ツールの作成で GitHub Copilot Coding agent を活用してみる
週末、SQL Server ベースの環境の運用ツール作成で GitHub Copilot Coding agent (以下、Coding agent) を活用することができるのかを検証していました。
その時の知見をまとめておきたいと思います。
Azure Local VM 管理で展開した Ubuntu の VM Insights について
Azure Local VM 管理 では、Azure Marketplace で提供されているイメージの他に、ユーザーが用意した VM のイメージを展開することができます。
投稿時点では、Azure Marketplace で提供されているイメージは Windows のみとなっているため、Linux を Azure Local VM 管理で管理された VM として展開する場合にはユーザーがイメージを準備する必要があります。
Ubuntu の場合は、Azure Arc で有効になっている Azure ローカル VM 用の Ubuntu イメージを準備する の手順でイメージを準備し、Azure Local VM として展開を行います。
この方法で展開された VM に対して VM Insights を有効にしようとしたところ、エラーが発生したのでその際の調査内容をまとめておきます。
結論を書いておくと、今回使用していた Ubuntu 24.04 LTS が VM Insights の依存関係エージェント (Dependency Agent) をサポートしておらず、このエージェントの導入でエラーとなっていました。
SSMS と VS Code の Copilot 連携について
最新の SQL Server Management Studio (SSMS 21) と Visual Studio Code の MSSQL 拡張機能では、Copilot 連携をしながらデータベースの管理を行うことができます。
この機能についてざっくりとまとめておきたいと思います。
Intel NUC と Windows Server 2025 を使用した VM の GPU 割り当ての検証
Windows Server 2025 の Hyper-V では、従来からサポートされていた 個別のデバイス割り当て (DDA) による VM への GPU の割り当ての他に、GPU パーティション分割 (GPU-P) がサポートされるようになり、GPU アクセラレーションの使用方法が追加されています。
私の検証環境は Intel の NUC (現在は ASUS から提供) を使用しているのですが、この NUC を使用して、DDA / GPU-P が有効な VM の検証をしてみたのでその時の内容を。
今回使用している機器では、GPU-P は正式にサポートされているものではないため、基本的な動作を検証用途で確認することを目的としています。
SQL Server 2025 CTP 2.0 インストール時の問題点 (2025/05 末時点)
当ブログでは Build 2025 の SQL Server / SQL Database 関連のアナウンス で触れていますが、Build 2025 で SQL Server 2025 CTP 2.0 が Public Preview として提供開始されました。
この投稿内でも触れてますが、現時点の CTP 2.0 のインストールの問題点についてまとめておきたいと思います。なお、本投稿の問題点についてはフィードバック済みです。
SQL Server 2025 のバックアップ圧縮の新機能
SQL Server 2025 ではバックアップ圧縮のアルゴリズムとして ZSTD (ZStandard) がサポートされるようになりました。
各圧縮方法でどの程度効率が変わるのかを確認してみました。
SQL Server 2025 と Ollama を組み合わせる
先日投稿した、SQL Server 2025 と Foundry Local を組み合わせる では、SQL Server 2025 の AI 領域の新機能を Foundry Local と組み合わせてみました。
Practical AI in SQL Server 2025: Ollama Quick Start の記事で解説が行われていますが、Foundry Local ではなく、Ollama と組み合わせることができます。
SQL Server 2025 で新しく追加されたモデルの呼び出しを登録しておく CREATE EXTERNAL MODEL では API FORMAT として、Ollama がサポートされていますので、本ブログでも試しておきたいと思います。