Denali の HADR (Always On) では SQL Server のデータベースミラーリングと同様に、ミラーリング用のエンドポイントを使用してサーバー間の通信が行われます。
HADR はクラスター環境が必須となるので、サービスアカウントにドメインユーザーを使用するための障壁は低くなっているのですが、ドメインユーザーではなくローカルユーザーで SQL Server のサービスを起動することがあるかもしれません。
HADR のエンドポイントは構成中に自動で作成することができます。
ただし、サービスをローカルユーザーで起動している場合には以下のエラーが出力されます。
# Yes をクリックすると構成をすることができるのですが、開始時にエラーとなるかと思います。
ドメインユーザーでサービスを起動していない場合は証明書を利用したエンドポイントを使用する必要があります。
# サービスをローカルユーザーで起動してパスワードを同じにすればパススルーできる気もしますが。まだ試せていません…。
今回の投稿では、証明書を利用したエンドポイントのサンプルをまとめておきたいと思います。