クライアント展開時の一般化 (Generalize) した Sysprep の実行について自分なりのメモをまとめてみたいと思います。
# 一般化 (Generalize) → Sysprep を Generalize したもの / 専用(専門) 化 (Specialized) → Sysprep を実行していない / Sysprep で Generalize していない
以下の情報をベースにまとめています。
マシン SID の重複神話
基本方針としては「複製されたシステムを利用する場合、Sysprep をしていない場合はサポートが受けられない」ことを念頭においておく必要があるかと。
Sysprep に関連する技術情報としては以下もとても参考になります。
Sysprep の機能と既知の問題について
プログラムの展開に影響する、Sysprep 使用時の既知の問題
イメージ展開時の Sysprep の必要性に関してはこちらに。
Windows XP インストールのディスク複製に関するマイクロソフトの方針
日本語の情報では Windows XP となっていますが英語の情報では、Windows 7 / Windows Server 2008 R2 も対象として記載されています。
The Microsoft policy for disk duplication of Windows installations
今回 SID を取得するために、PsGetSID という Sysinternals のツールを使用しています。
# PSTools に含まれています。
サーバーの Sysprep については、
サーバーの役割の Sysprep サポート
を参照されるとよろしいかと。
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クライアント展開時における一般化した Sysprep と SID についてのメモ
SCVMM 2012 RC でも -SCVMM- (大文字) のコンピューター名を使用しているとエラーになるようです
System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2008 / 2008 R2 ではコンピューター名に [-SCVMM-] (大文字) を含んでいるとインストール時にエラーになるという現象が発生しました。
コンピュータ名に "-SCVMM-" が含まれるサーバーに SCVMM をインストールすると、エラー 257 にてインストールが出来ない
Installation of System Center Virtual Machine Manager 2008 fails with Error 257
SCVMM 2012 RC のデータベースをメンテナンス
自宅の Hyper-V の管理には SCVMM 2012 RC を使用しています。
気づいたら SCVMM のデータベースのサイズが 700MB を超えていたので、これはいかんと思いデータベースをメンテナンスしてみました。
SCVMM のような製品で自動作成してくれるデータベースをどこまで触っていいのかはわかりませんので自己責任で作業をしています。
データベースのサイズを縮小したところ、今までバーチャルマシンの作成ウィザードでホストの選択で操作できるようになるまでに時間がかかっていたのですがかなりスムーズに画面が表示されるようになりました。
# 因果関係は調べていないのでたまたまかもしれませんが。
AlwaysOn を使用したファイルのサーバー間連携
Denali CTP3 のAlwaysOn Availability Groups (可用性グループ) を使用すると、FileTableやFILESTREAM のデータをサーバー間で連携できるようになります。
SQL Server Denali AlwaysOn?Q&A
AlwaysOn Availability Groups (SQL Server)
今回はこの内容についてまとめてみたいと思います。
非トランザクショナルの内容は CTP3 の制限のようで RTM では対応されていました。
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SQL Server 2008 R2 のエディションを変更
SQL Server 2008 / SQL Server 2008 R2 はセットアップからエディションを変更することが可能です。
# 2005 はどうだったかさっぱり覚えていないのですが…。
簡単にではありますが手順を書いておきたいと思います。
SQL Server 2008 R2 SP1 で追加された統計情報の自動更新に関してのトレースフラグ
SQL Server 2008 R2 SP1 (Denali 含む) で追加された統計情報の自動更新に関してのトレースフラグ(TF) の情報を昨日発見しましたので軽くまとめてみたいと思います。
調べていく中で統計情報の自動更新が発生するタイミングできちんと理解できていないことを痛感しました…。
これについてはおいおい調べていくとして、まずはトレースフラグについて簡単にまとめてみたいと思います。
参考にさせていただいた情報はこちらになります。
Changes to automatic update statistics in SQL Server ? traceflag 2371
New SQL 2008 R2 SP1 trace flag adjusts autostats threshold
以前、SAP On SQL Server の中の人のセミナーを受講した際に SP1 でトレースフラグが追加されるというのを聞いていたのですが、リリースノートを軽く見たところ見当たらなかったのですっかり忘れていました…。
本トレースフラグですが、2005 /2008 では使えないようですね。
今回は Denali CTP3 に 300,000 件のデータを入れた状態でテストをしています。
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SCVMM のジョブ履歴の保存期間を変更
SCVMM のジョブ履歴は 90 日間保存されます。
VMM でのジョブの監視
私が使っている検証環境にも SCVMM を構築しているのですが、使用していないときは物理サーバーを落としているので、放っておくとバーチャルマシンのプロパティの更新が発生して、直ぐにジョブの履歴が溜まってしまいます…。
そこで、このジョブ履歴を 90 日より短い期間で削除できないか調べてみました。
WDS でダウンレベルイメージを応答ファイルを使用して展開
Windows Server 2008 以降の Windows 展開サービス (WDS) ではダウンレベルイメージ (Windows XP 等) を展開することも可能なのですが、GUI で設定ができる応答ファイルに関しては Vista 以降の Unattend.xml の形式のファイルしか選択することができず、XP 等のダウンレベルイメージの応答ファイル (Sysprep.inf) を選択することはできません。
XP の展開をしようとしたときには、応答ファイルは WDS から配布ではなく、Sysprep 時に組み込んでおかないかというとそういうこともなく、ダウンレベル用のファイルの配置をしておくことで応答ファイルを WDS から展開することが可能ですので、今回はこの配置方法についてまとめてみたいと思います。
応答ファイルの配置に関しては TechNet の以下のフォーラムの回答を参考にさせていただいています。
WDS deploy XP with sysprep.inf as the answer file and what is the WDSSysprepTemplate.inf doing?
以下の情報も参考になります。
Windows 展開サービスの更新のステップバイステップ ガイド
配布共有と構成セットとは
Automating Setup
10/29 (土) に SQLTO 第 3 回勉強会を開催します
10/29 (土) に品川の日本マイクロソフトさんの場所をお借りして、SQLTO 第 3 回勉強会を開催いたします。
今回は Denali Day ということで、日本マイクロソフトの井上大輔さんをお呼びし Denali についてのセッションを実施する予定です。
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Columnstore Index について軽くまとめてみました その 1
Denali CTP3 では Project Apollo と言われていたColumnstore Index が使用できるようになりました。
Columnstore Index では PowerPivot で使用されていた VertiPack (バーティパック) エンジンが使用され、インメモリーで効率よく処理ができるようになっています。
従来のインデックスとデータの格納方式が変わっていますので簡単ではありますが軽くまとめてみたいと思います。
Columnstore Index については以下に詳細が記載されています。
Columnstore Indexes