毎月開催されている SQL Server 丸わかりセミナーの 2019/1 の申し込みが開始されています。
今回の開催は 1/22 (火) となっており、来週となっています。
SQL Server の達人になる! 丸わかり1日セミナー
本セミナーでは、私も登壇の機会をいただいており、SQL Server 2019 の Big Data Cluster のデモを交えた紹介や、昨年一般提供が開始された、新しい SQL Database のサービスである Managed Instance の紹介、SQL Server にマイグレーションを実施する際に使用することができるツールの最新情報をお届けさせていただきます。
毎月開催しているセミナーとなりますが、Ignite 2018 で発表された内容や、開催タイミングの最新の情報を日々追記するようにしており、開催タイミングの最新の情報をお届けできるようにしています。
最新の情報をこのタイミングでぜひキャッチアップしていただければと思います。
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2019/1 の SQL Server 丸わかりセミナーの申し込みが開始されています
Managed Instance のレプリケーション設定時のポイント
Managed Instance は SQL Database と異なり、レプリケーションのパブリッシャー / ディストリビューターとして設定することができ、レプリケーションでデータを配布する際の起点 / 基盤として使用することができるようになっています。
(SQL Database はプッシュサブスクリプションのサブスクライバーとしてのみ使用できるのですが、MI には、この制限がありません)
本投稿を書いている時点では、Feature comparison: Azure SQL Database versus SQL Server に記載のある通り、Public Preview となっていますが、サポートに問い合わせをしながら、ひとまずトランザクションレプリケーションを動かすところまではできたのでポイントをまとめておきたいと思います。
細かな内容は、Replication with SQL Database Managed Instance を参照してください。
日本語のドキュメントには記載されていない内容がありますので、英語版を見ておいた方がよいです。
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Azure の SQL Server VM のライセンスモデルの変更でできるようになったことをまとめてみる
昨年の 11 月に Azure Hybrid Benefit for SQL Server on Azure Virtual Machines という記事が公開されました。
技術文書も Azure での SQL Server 仮想マシンのライセンス モデルを変更する方法 として別途公開されています。
2019/1 時点のこのアップデートでできるようになったことをまとめておきたいと思います。
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「待ち事象」を起点とした SQL Server のボトルネックの調査の基本 その 2
「待ち事象」を起点とした SQL Server のボトルネックの調査の基本 その 1 の続きになります。
前回の投稿では、待ち事象の説明や、待ち事象の情報の取得方法について触れてみました。
今回の投稿では、実際に情報を取得しながら、待ち事象を確認してみたいと思います。
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「待ち事象」を起点とした SQL Server のボトルネックの調査の基本 その 1
先日、ZOZOTOWNで最大級のトラフィックを記録する福袋発売イベントで実施した負荷対策 という、ZOZOTOWN さんの負荷対策についての記事が公開されました。
はてブをみると、かなりの方がブックマークをされているようですね。
私も案件の中で、ボトルネック調査をすることがあるのですが、その際の基本的なアプローチをまとめる、良い機会かなと思って本投稿を書いてみました。
ボトルネックを調査する対象となる環境はどのようなものか?
ボトルネックの調査を行うための環境ですが、色々ケースがあるかと思います。
例えば、次のようなものがあるのではないでしょうか。
- 自分が保守に携わっている本番環境で発生するパフォーマンス問題
- 開発環境で発生するパフォーマンス問題
- 特定のタイミング (例 : 夜間バッチ) 発生するパフォーマンス問題
ここ数年はフリーランスとして業務をしているため、保守 / 運用を通して「自分が恒常的に面倒を見ているシステムに対してのボトルネック解消」を受けるような機会はありません。
私がボトルネックの調査に携わる機会が多いのは、次のようなケースです。
- 自分が開発 / 保守に携わっておらず、システムの中身が全くわからない環境で発生しているパフォーマンス問題
このようなケースのパフォーマンス問題に対しての調査の依頼というものは、毎年相談を受けます。
本投稿は、「自分が中身を知っているシステムではない環境」でパフォーマンスのボトルネックを調査する場合の、私が実際に行っているアプローチの一つとなります。
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はじめて Go を触る際に参考にさせていただいた情報のメモ
以前作成した、Zaiba2 の SQL Server / SQL Database のメトリクス情報の取得は、PowerShell / PowerShell Core で実行可能なスクリプトとして実装していたのですが、TICK Stack の標準のメトリクスの仕組みでは、Go が使用されている Telegraf が使用されています。
Telegraf には、新しい Input Plugin を組み込むことができるのですが、それには Go を使用したコーディングが必要となるので、この機会に勉強をしてみました。
その際に、Go を始めるにあたって参考にした情報をメモとして。
テストコードの記述や、Release にコンパイル済みモジュールが追加できていないのですが、Go 版の Zaiba2 のメトリクス収集は zaiba2go として GitHub に放流してあります。
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SSMS 18.0 Preview 5 で追加された新しい機能について
SSMS 18.0 Preview 5 で、二つほど大きめの機能が追加されているのでご紹介まで。
このバージョンから 次の二つの機能 が追加されています。
- 静的データマスク (Static Data Masking)
- クエリチューニングアシスタント (クエリ調整アシスタント / Query Tuning Assistant : QTA)
Azure SQL Database Hyperscale のデータアクセスの基本パターンを調べてみる
Azure SQL Database の新しいサービスレベルである、Hyperscale が現在、Preview のサービスですが提供されています。
現時点で公式に公開されている情報としては、次のような内容でしょうか。
- Azure SQL Database ハイパースケールのパブリック プレビューのお知らせ
- 最大 100 TB のハイパースケール サービス レベル (プレビュー)
- BRK3150 – New performance and scale enhancements for Azure SQL Database
概要については、これらの情報から確認できるのですが、実際にどのようなデータアクセスが行われるのかが公開されていなかったので、可能な範囲で調べてみました。
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Managed Instance の直近の機能アップデートやらなんやら (2018/12/05 版)
今月、SQL Database Managed Instance (MI) の Business Critical が一般提供開始され、MI のベースになる部分は大体リリースされたのかなと。
Migrate mission critical SQL workloads to the most economical cloud destination に様々な情報が記載されていますが、直近で実施された機能アップデートをざっくりとまとめておこうかと。
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SQL Server の簡易モニタリングツール Zaiba2 のプロトタイプを公開しました
SQL Server の各種メトリクスを時系列でする確認する必要があり、それを Windows 環境を使用したシンプルな構成で簡易に実行したかったため、Zaiba2 (ざいばつ) というツールを作成しました。
現時点のモジュールは Github で公開していますので、セットアップの際には、このリポジトリのファイルをダウンロードしておいてください。
Zaiba2 は、SQL Server 2008 以降 / SQL Database に対応しており、次のようなダッシュボードにより、各種メトリクスを可視化することが可能となります。
ブラウザについては Edge ではなく、Chrome を使った方が良いかと。
(Edge だと、期間を変更した場合のリロードが遅い気がするのですよね)
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