今まで、sys.fn_PhysLocFormatter を使用したページ情報の取得を何回か、ブログで紹介させていただきました。
インテリセンスで sys.fn_PhysLocCracker という似たような関数が表示されていたのですが、今まで使用したことがありませんでした。
試しにこの関数を使ってみたところこちらのほうがいろいろと取り回しがよさそうだったので少し紹介してみたいと思います。
SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿
US の SQL Server のページで SQL Server 2012 のエディションとライセンス情報が公開されました。
Microsoft SQL Server
SQL Server 2012 Edition Overview
SQL Server 2012 Licensing Overview
SQL Server 2012 CTP3 には Distributed Replay というトレースファイルを使用した、複数端末でのワークロード再生機能が追加されています。
SQL Server Profiler からトレースファイルの再生が可能だったのですが、一台の端末からの再生となっていました。
通常、トレースファイルの結果には、複数の端末から実行された結果が含まれていると思います。
Distributed Replay を使用することでトレースファイルの中に含まれている複数の端末からのクエリの実行結果を、1 台からではなく、複数の端末から実行することが可能となります。
自習書や以下の技術文書で情報が公開されています。
SQL Server “Denali” CTP3 新機能ダイジェスト
SQL Server Distributed Replay
Distributed Replay のインストール
Installing Distributed Replay
今まであったツールで近い (かな??) のは、RML Utilities でしょうか。
RML Utilities for SQL Server (x64)
RML Utilities for SQL Server (x86)
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SQL Server のディスクパーティションアライメント調整のホワイトペーパーとして以下のドキュメントがあります。
SQL Server 2008 のためのディスク パーティション アライメント ベスト プラクティス
この内容を少し自分なりに整理してみたいと思います。
今回は MBR のベーシックディスクを前提としています。
Exchange でも同様の考えがあり、こちらに関しては以下の技術文書で公開されています。
記憶域のトラック境界に Exchange 入出力 (I/O) を配置する方法
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以前、Contained Databases を使用したログインを意識しないデータベースの移動 という内容の投稿を書きました。
今日、Tech Ed の What’s New in Security for Microsoft SQL Server Code-Named "Denali" を見ていたところ、[Windows authentication without Login] と記載されているスライドがありました。
Contained Database を使用した SQL Server 認証については調べたのですが、Windows 認証を使用した場合については調べていないな~と思い、良い機会でしたので検証してみました。
昨日開催しました、第 3 回 SQLTO 勉強会の資料をアップロードしました。
ApplicationIntent = ReadOnly を設定した時に、自動でセカンダリにリダイレクトされるデモが失敗した原因は、そもそもリダイレクトするための設定がされていなかったという、大チョンボでした…。
参加いただいた方、稼働するデモをお見せできず本当に申し訳ありませんでした。
SQLOS で管理しているワーカースレッド (Worker Thread) について軽くまとめてみたいと思います。
SQL Server では、トランザクションログの内容を確認するための方法として、[DBCC LOG] [sys.fn_dblog] があります。
これらを使うと、トランザクションログファイルのログレコードの内容を以下のように確認することが可能です。
これらは、現状のログファイル内のログレコードを表示するものになりますので、トランザクションログのバックアップを行い、ログファイル上から切り捨てられたログに関しては内容を見ることができません。
今回はトランザクションログのバックアップに含まれるログレコードの確認方法をまとめてみたいと思います。