ポータルから仮想ネットワークを作成しようとして、アフィニティグループがなかったので、どうやって設定するんだっけと思った際のメモを。
細かな内容は Affinity group not available to map to a Virtual Network upon creation / Using an Affinity group for a VNet? / VNET 間接続: 異なるリージョン間での Azure Virtual Network の接続 を。 ![]()
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仮想ネットワークにアフィニティグループを設定
WHERE 付きのカウントを早くする方法を考えてみる
以前、クラスター化インデックスのみのテーブルで COUNT(*) をおすすめしない理由 という投稿を書きました。
クラスター化インデックスのみが設定されているテーブルに対しての COUNT(*) はテーブルスキャンが発生してしまうため、非クラスター化インデックスを設定して、非クラスター化インデックススキャンまたは、sys.dm_db_partition_stats を使用してテーブル全体の件数 (概算件数) を取得するという内容です。
この投稿はテーブル全体の件数を取得する際の方法でしたので、今回の投稿では WHERE で条件を絞った場合の件数取得について少し考えてみようかと。
ユーザー定義関数を使用する場合に気を付けておきたいこと
先日、大阪で開催された db tech showcase 2014 の [B24] Oracle から SQL Server システム移行の勘所 でも話にあったようですが、ユーザー定義関数を使用する場合に気を付けておきたいことをメモとして。
SQL CLR を調べようとしたときの参考
ちょっと SQL CLR を調べる必要があったので、その時に参考にしたサイトのメモを。
CLR (共通言語ランタイム) 統合によるデータベース オブジェクトの構築
マネージ コードでの SQL Server オブジェクトの作成
CLR データベース オブジェクトを使用する方法
Using CLR With SQL Server 2012
開発には Visual Studio 2013 Express を使用することができます。
SSDT and Visual Studio versions
Microsoft Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop
デフォルトでは SQL Server オブジェクトブラウザーが SQL Server 2014 に対応していないので、[ツール] → [拡張機能と更新プログラム] から SSDT を更新するとよいかと。
# SQL Server 2014 に対応した SQL CLR は SQL Server 2012 同様、.NET Framework 4.0 で開発すればよいので、オブジェクトブラウザーを使用しないのであれば、デフォルトの状態でも開発できますが。
IE 11 のプロキシ設定を基本設定でレジストリ変更により実施する
IE10 以降ではインターネットエクスプローラーのメンテナンスが使えないので、GPO で設定できる範囲と IEAK を使用、または 下位互換の ADM (Administrative Templates for Windows Internet Explorer 10 / Administrative Templates for Internet Explorer 11) を使用して設定するかと思いますが、面倒だったので IEAK を使わずにレジストリを変更して設定した際のお話を。
SYSVOL 共有の複製を DFS の管理コンソールで確認 (2012 R2)
ドメインコントローラーでグループポリシーの設定等を格納している SYSVOL 共有ですが、Windows Server 2008 以降のドメインコントローラーでドメインを初期構築した場合や 2003 からの移行をした後に FRS から DFS へ移行 (【Windows Server 2008】 Sysvol 複製を FRS から DFSR に移行するには Dfsrmig.exe コマンドを使用する) した後は、DFSR が使用されています。
以前、SYSVOL 共有の複製設定を DFS の管理コンソールで確認 で書いたこともあるのですが 2012 R2 でもSYSVOL 共有の複製の確認を DFS の管理コンソールで実行することができるのでメモとして。
プランキャッシュを確認する際のポイント
診断系の情報を取得するクエリはいくつか持っているのですが、クエリについての情報を拡充したかったので、考えを整理するためのメモを。
PowerShell スクリプトをクラスターリソースとして登録
Azure 仮想マシンの SQL Server のデータファイルのスケーリング
Azure の仮想マシンで SQL Server を動作させる場合のデータベースのデータファイルのスケーリングについて考えてみたいと思います。
ログファイルのスケーリングについては、Azure VM で記憶域プールを使用した際の列数の影響について の考え方になるかと思います。
S1 のスループットを Web/Business エディションに近づけるために
先日、SQL Database の新しいエディションの特性を調べてみる (2014/7 版) という投稿をしました。
結果のサマリーとしては以下のようになっています。
■INSERT
| 処理時間 | 前回 | 今回 |
| Business | 1:53 | 2:03 |
| Basic | 9:19 | 2:08 |
| Standard/S1 | 4:35 | 1:56 |
| Standard/S2 | 3:03 | 1:58 |
■SELECT
| 前回 | 今回 | |||
| 処理時間 | エラー数 | 処理時間 | エラー数 | |
| Business | 00:07.3908 | 0 | 00:06.8152 | 0 |
| Basic | 01:57.4251 | 883 | 02:16.9123 | 0 |
| S1 | 02:28.5198 | 0 | 00:46.5336 | 0 |
| S2 | 00:27.2976 | 0 | 00:13.8427 | 0 |
| P1 | 00:08.8606 | 0 | ||
| P2 | 00:07.2884 | 0 | ||
INSERT については差がなく、SELECT については S2 を使用することで、現状の Business に近い処理時間にすることはできました。
以下は SQL Database の料金になります。
現状の SQL Database は DTU が設定されていないため、性能については一定の性能が保障されるわけではなくデータベースの使用量に応じて課金がされます。
新しいパフォーマンスレベルについては、現状はプレビュー料金のため 50% のプレビュー割引きとなっていますが、データベースのコストを抑えるためには S1 の利用が基本になってくるかなと思います。
S1 のスループットを現状のエディションに近づけるためにはどうすればよいかをメモとして。
INSERT の処理時間は同じだったため、本投稿では SELECT をターゲットとして検証しています。
INSERT も複数スレッドで実行した場合はトレンドが変わってくるはずなので、厳密には検証する必要があります。