2014/9/6 (土) に名古屋で開催される NAWA Tech ~ホーム戦~ で SQL Server のセッションで登壇させていただきます。 内容については、以前 db tech showcase 2014 大阪で登壇せていただいた内容を元にお話をさせていただきます。 おそらく 2 時間セッションになるかと思いますので、興味のある方がいらっしゃいましたら参加してのんびり聞いていただければと思います。 – セッションタイトル SQL Server エンジニアに知ってもらいたい!! SQL Server チューニングアプローチ – NAWA Tech 版 – – セッション内容 SQL Server の情報はDMVで取得できるという話を聞く機会があるかとおもいますが、どのように情報を取得すればよいかをご存知でしょうか?? 本セッションでは SQL Server のチューニングをする際に取得する各種情報の取得を通してチューニングアプローチの基本的な内容についてお話をさせていただきます。
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SQL Database の新しいエディションの特性を調べてみる (2014/7 版)
以前、SQL Database の新しいエディションの特性を調べてみる という投稿をしました。
Azure SQL Database の更新情報: 新しいサービス レベルへの容易なアップグレード、パフォーマンスの向上、Basic データベースで PITR (ポイントインタイム リストア) をサポート、すべてのサービス レベルで自動エクスポートをサポート で紹介されているのですが、7 月になって Basic / Standard S1 / Standard S2 の DTU 数が変更され以下のようになりました。
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日本語の情報はまだパフォーマンスの向上前の DTU 数になっていてので比較対象として使用しているのですが、上が向上前 / 下が向上後の DTU の情報となります。
Azure SQL データベースのサービス階層とパフォーマンス レベル
Azure SQL Database Service Tiers and Performance Levels
| パフォーマンスレベル | 向上前 | 向上後 |
| Basic | 1 | 5 |
| Standard/S1 | 5 | 15 |
| Standard/S2 | 25 | 50 |
Twitter を見ていたら、熊なのになぜか頻繁に猫と合成される数奇な人生を送るシグマクンから以下のようなお手紙をいただいていました。
# プライバシー保護のため一部モザイク化、モザイクの下に何があるかはご想像にお任せします m(_ _)m ![]()
ということでちょっと評価してみたいと思います。
ファイル共有監視で動的なクォーラム監視を使う
Windows Server 2008 以降で定義済みのセキュリティテンプレート相当のポリシーを検討
Windows Server 2003 までは、定義済みのセキュリティテンプレート で hisecws.inf 等を使用してセキュリティを強化した設定を適用することがあったかと思います。
Windows Server 2008 以降で同等のことを実施するための方法を調べたので少しまとめてみたいと思います。
MCTの憂鬱 さんの Security Compliance Manager の使用方法 がとても参考になります。
今回は Windows Server 2012 R2 のドメインコントローラーを使用しています。
Azure VM で記憶域プールを使用した際の列数の影響について
SQL Server を Azure の仮想マシンで実行した際に、接続したディスクを効果的に使用するために記憶域プール (ストレージプール / 記憶域スペース) を使用することがあるかと思います。
SQL Server を Azure VM で動作させた場合のストレージに対しての考慮事項については、
Azure の仮想マシンにおける SQL Server のパフォーマンスに関する考慮事項
Microsoft Azure Universal Storage for SQL Server 2014
Scaling-out SQL Server disks and data files on Windows Azure Virtual Machines…a real-world example
Azure 仮想マシンにおける SQL Server のパフォーマンス ガイダンス
などで紹介されており、基本的な考え方としては「複数のディスクに I/O を分散させて、IOPS の上限を緩和させる」ことになるかと思います。
SQL Server PowerShell で SQL Server 認証を使用して接続
先日、LT をする際にちょっと調べたことのメモを。
SQL Server PowerShell (SQLPS) ですが何もしないと Windows 認証となりますので、SQL Server 認証を使用する方法を。
SQLPS については SQL Server PowerShell を参照して下さい。
SQL Server 認証を使用した接続については、データベース エンジン PowerShell での認証の管理 に記載されています。
第 3 回 PowerShell 勉強会の LT の資料を公開しました
週末に開催された 第 3 回 PowerShell 勉強会 で LT をする機会をいただきました。
私は、PowerShell で RDS の SQL Server の 診断情報を取得してみよう という内容で、仕事として対応させていただいている診断サービスの情報取得を RDS をターゲットとして PowerShell で取得できるかを試した際の内容をお話しさせていただきました。
といっても、SQL Server の診断のための情報は DMV からいろいろとれるので、Invoke-Sqlcmd 使ってクエリ実行すると何とかなりますよという内容だったりしますが…。
PowerShell から実行している SQL のファイルについては診断で私用しているものをベースにしていたため公開はしていませんが、PowerShell の部分に関しては公開させていただきましたので興味のある方がいらっしゃいましたらご覧いただければと思います。
名前付きインスタンスで取得したシステムデータベースのバックアップを既定のインスタンスにリストア
名前付きインスタンスで取得したシステムデータベースのバックアップを既定のインスタンスにリストアする方法をまとめてみたいと思います。
今回はバックアップの取得先とリストア先で照合順序 / SQL Server のマイナーバージョンまで含めたバージョン情報は同一の状態としています。
# SQL Server のバージョンがマイナーバージョンレベルでも異なっていると、システムデータベースのリストアはできませんので。
Windows Server 2008 R2 でその他のマイクロソフト製品の更新プログラムを入手する
2014 Microsoft MVP アワードを受賞させていただきました
昨年に引き続き SQL Server のカテゴリで Microsoft MVP アワードを再受賞させていただきました。
最近、SQL Server の情報発信の頻度が下がっている気がするので、気を引き締めて勉強していきたいと思います。
今年もいろいろな地域の勉強会には参加させていただければと思いますので、SQL Server ネタ (BI ネタのぞく) で登壇機会がありましたらお誘いいただけると幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。