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Archive for 9月, 2023

SQL Database でプライマリからの同期による複製環境の作成の精度の高い進捗の把握

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Azure SQL Database では次のような操作を行うとプライマリからデータ同期を行い複製環境が作成されます。

上記の機能の中ではリソースのスケーリングが一般的に使用される機会が多いものかもしれませんね。

Azure SQL Database の性能を変更する場合には次の動作が行われます。

  1. データベース用に新しいコンピューティング インスタンスを作成する

    要求されたサービス レベルとコンピューティング サイズを持つ新しいコンピューティング インスタンスが作成されます。 サービス レベルとコンピューティング サイズの変更の組み合わせの中には、新しいコンピューティング インスタンスにデータベースのレプリカを作成する必要があるものがあります。これにはデータのコピーも含まれ、全体の待機時間に大きく影響する場合があります。 いずれにしても、この手順の間、データベースはオンラインのままで、接続は元のコンピューティング インスタンスのデータベースに引き続き向けられます。

変更後のサイズによっては、データベースのコピー機能が使用され新しいインスタンスにデータの同期が行われ、コピー完了後に切り替えを行うというような動作により、新しい環境の提供が行われます。

データの同期が行われる場合、データベースのサイズによって変更が完了するまでに必要となる時間が変動するのですが、この時間の予測を標準で提供されている機能より精度を高くして把握する方法について考えてみました。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 17th, 2023 at 7:40 pm

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SQL Server 2016 で特定のクエリの実際の実行プランを容易な操作で取得する

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現在の SQL Server では、軽量クエリプロファイリングが提供されており、様々なアプローチで「実行中のクエリの実際の実行プラン」を取得する方法が提供されています。

本機能は SQL Server 2014 SP2 / SQL Server 2016 から実装が行われ、Azure SQL Database / SQL Server 2019 以降では既定で有効になっています。

この機能を活用することで、冒頭に記載した「実行中のクエリの実際の実行プラン」を取得することができます。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 10th, 2023 at 2:25 pm

Azure Stack HCI 22H2 向けの更新プログラムを WSUS で配信する際に選択する製品

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Azure Stack HCI に対しての更新プログラムの提供については、更新とアップグレード に記載されています。

デフォルトの設定では Microsoft Update 経由で更新プログラムの適用が行われますが、Windows Server Update Services (WSUS) を使用して更新プログラムの適用を行うことができます。

WSUS で Azure Stack HCI 22H2 に更新プログラムを適用する際には、選択する製品で気を付ける点があったのでメモを。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 6th, 2023 at 9:17 pm

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