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Archive for 6月, 2021

SQL Server 2012 の Backup to URL を現在の Azure BLOB ストレージに実施する際の注意点

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SQL Server 2012 SP1 CU2 から、Backup to URL という機能がサポートされ、SQL Server のバックアップを Azure BLOB ストレージ上に直接取得することができるようになりました。

SQL Server 2012 / 2014 での実装では、ページ BLOB に対しての取得であり、制限事項 に記載されているようにストライピングでの取得ができないため、バックアップファイルの最大サイズは 1TB までとなります。

SQL Server 2012 ではバックアップの取得は次のようなクエリとなります。

CREATE CREDENTIAL azurestorage WITH IDENTITY = '<ストレージアカウント名>'  
, SECRET = '<アクセスキー>' ;  

BACKUP DATABASE AdventureWorks2012 TO URL = 'https://xxxxx.blob.core.windows.net/backup/adventureworks2012.bak'
WITH CREDENTIAL='azurestorage',STATS=10

 

今回、Windows Server 2008 + SQL Server 2012 SP4 の環境を使用していたのですが、デフォルトの状態では、次のエラーが発生して、バックアップを取得できませんでした。

メッセージ 3271、レベル 16、状態 1、行 4
A nonrecoverable I/O error occurred on file "https://xxxxxx.blob.core.windows.net/backup/adventureworks2012.bak:" Backup to URL received an exception from the remote endpoint. Exception Message: リモート サーバーがエラーを返しました: (400) 要求が不適切です.
メッセージ 3013、レベル 16、状態 1、行 4
BACKUP DATABASE is terminating abnormally.

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Written by Masayuki.Ozawa

6月 15th, 2021 at 9:42 pm

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Dedicated SQL Pool でデータローディングを最適化するときの基本アプローチ

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Synapse Analytics の Dedicated SQL Pool (専用 SQL プール) に対して、データローディングを行う際には、いくつかのポイントがあり、特性を意識したデータローディングを実施しないと、パフォーマンスが大幅に低下する恐れがあります。

本投稿ではどのようなアプローチを行えばよいのかについてまとめておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

6月 13th, 2021 at 7:56 pm

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後で確認する用の直近の SQL Database 周りの更新 (2021/6/10 版)

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Build 2021 後にアップデートの発表が続いているので、Build 前後で発表された内容を後で見るようにメモ。

Written by Masayuki.Ozawa

6月 10th, 2021 at 9:38 am

Windows Admin Center をワークグループ環境で利用する際のメモ

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Windows Admin Center をワークグループ環境で使用する際のメモを。

検証用環境だと、Windows Admin Center をインストールした環境と、管理対象をワークグループにしてしまっていることが多いので…。

接続の対象は Windows Server 2019 を想定したものとなります。

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Written by Masayuki.Ozawa

6月 7th, 2021 at 12:58 pm

Windows Server 2019 で構築する App Service on Azure Arc の検証環境

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Azure Kubernetes Service (AKS) on Azure Stack HCI の一般提供が開始されたことで、Windows Server 上に Kubernetes (k8s) の環境をサポートを受けられる状態で構築することができました。

AKS on Azure Stack HCI を稼働させるホスト環境の要件については、Azure Kubernetes Service ホストの設定 に、次のように記載されています。

Kubernetes クラスターを作成する前に行う必要がある最後の手順が 1 つあります。 Kubernetes クラスターのデプロイ先となるシステム上に、Azure Kubernetes Service ホストを設定する必要があります。 このシステムには、Windows Server 2019 Datacenter クラスター、単一ノードの Windows Server 2019 Datacenter、または 2-4 ノード Azure Stack HCI クラスターを指定できます。

「単一ノードの Windows Server 2019 Datacenter」が利用可能なホストとして記載されており、Windows Server 2019 の環境が 1 台あれば、AKS on Azure Stack HCI を検証することが可能です。

シングルノードの検証環境については、コンピューティングの要件 にも記載されていますね。

  • Azure Kubernetes Service は、技術的には単一ノードの Windows Server 2019 Datacenter で実行できますが、そうすることは推奨されません。 ただし、評価目的のために、単一ノードの Windows Server 2019 Datacenter 上で Azure Kubernetes Service を実行できます。

AKS on Azure Stack HCI は 60 日間、無償で試用することができますので、コストを抑えて検証することができます。

また、クイック スタート:Windows Admin Center を使用して、Azure Stack HCI 上に Azure Kubernetes Service を設定する に手順が記載されており、この手順で簡単に AKS on Azure Stack HCI の構築までは完了するので、本手順では、AKS on Azure Stack HCI の構築については省略していますが、Windows Admin Center に登録したサーバーについては、GUI から、AKS on Azure Stack HCI を簡単に構築することができます。

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構築された k8s は、VHDX を使用したストレージや、ロードバランサーが組み込まれていますので、k8s の基本的な検証にも活用することができるのではないでしょうか。

本投稿では、1 ノードの Windows Server 2019 上に構築された AKS on Azure Stack HCI を使用して、App Service on Arcを動作させる際に必要な作業を見ていきたいと思います。

今回使用している NUC は NUC5I5MYHE で古めの NUC ですが、これに 32GB のメモリを搭載して検証環境としています。(CPU が 4 コア / メモリが 8 GB 以上無いと Azure Kubernetes サービスが追加できません。コントロールプレーンと Linux ノードを追加することを考えると、CPU 4 コア / メモリ 32GB は最低限必要です)

今回紹介していないドキュメントもいくつかありますが、App Service on Azure Arc (Azure application services on kubernetes) の検証時に確認をしておきたいドキュメント で関連するドキュメントをまとめてみましたので、深掘りしたい箇所はこれらのドキュメントから確認すると良いのではないでしょうか。

現状、Azure については、East US, West Europe でのみサポートされていますので、検証時に使用できるリージョンにも制限があります。(今回は East Us に作成しています)

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Written by Masayuki.Ozawa

6月 6th, 2021 at 9:19 pm

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