スレッドおよびタスクのアーキテクチャ ガイド というドキュメントがあります。
このドキュメントでは SQL Server のスレッドやタスクについての解説が行われています。
この投稿では、DMV を使用しながらこのドキュメントに記載されている内容を見ていきたいと思います。
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Archive for 2月, 2020
SQL Server のスレッドおよびタスクのアーキテクチャ
Synapse Analytics の特徴って何なんだろう??
Synapse Analytics については、以前 SQL Data Warehouse (SQLDW) と呼ばれていた部分のみしかきちんと理解できておらず、全体像がぼんやりとしたままでした。
Azure Synapse Analytics Overview がとても素晴らしくまとまっていました。
旧 SQL DW 部分以外は実際には触れていないので、理解に誤りがある個所もあると思いますが、このスライドを見ながら特徴を勉強してみようかと。
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Azure VM にセルフインストールした SQL Server で tempdb を D ドライブに配置するための機能を利用する
Azure Virtual Machines における SQL Server のパフォーマンスに関するガイドライン 等の情報に記載されていますが、SQL Server on Azure VM を使用する場合、tempdb 用のファイルを D ドライブに配置するというチューニング方法があります。
SQL Server on Azure VM を SQL Server インストール済みのイメージから展開する場合は、最近の展開であれば、ストレージの最適化として、D ドライブに配置するように構成ができるようになっています。
この配置ですが、以前に展開した SQL Server インストール済みのイメージや、自分で Azure VM に SQL Server をインストールしたセルフインストールの環境では構成がされていない状態となります。
今回の投稿では、この tempdb を D ドライブ (ローカル SSD) に配置する方法をまとめておこうかと思います。
公式のドキュメントとしては、一時ディスク に記載されており、詳細な解説は Announcing Performance Optimized Storage Configuration for SQL Server on Azure VMs with SQL VM RPで行われています。
VM のサイズによっては D ドライブのサイズが少なく、VM の通常のディスク上に配置する必要があるかもしれませんが、tempdb のスループットを向上させるための汎用的な方法として覚えておくと利便性は高いのではないでしょうか。
Azure Shared Disk の情報のメモ
先日、Azure Shared Disk の Preview についての情報が公開されました。
SQL Server 2019 CU2 で PolyBase の接続性が改善されています
先日、SQL Server 2019 CU2 がリリースされました。
今回の CU では SQL Server 2019 でログ配布を設定した場合に、ログ配布の履歴用のジョブでエラーが発生した問題の解消 などが行われているのですが、それ以外にも PolyBase の外部テーブルの接続性に影響を与える改善が行われています。
SQL Server / SQL Database に対してのクエリのベンチマークをどのような情報で比較するか
設定を変更しながら、設定変更の効果がクエリにどのような影響を与えるかを調査するための、簡単なベンチマークを行うためのスクリプトを最近作成していました。
クエリのベンチマークを行う際には、「どのように設定前後の処理効率の変化を比較するか?」という点を考慮しなくてはいけません。
今回はスクリプトを作成する中でどのような方法で、設定前後のクエリの実行効率の変化を確認していったかをまとめてみたいと思います。
ちなみにスクリプトは PowerShell 7.0 RC2 で作成しています。
(ForEach-Object -Parallel を使用したかったため、PowerShell 7.0 を使用しています)
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SQL Server の統計情報の手動メンテナンスについて
最近、SQL Server の基本動作をいろいろと再勉強しているのですが、その中で統計情報のドキュメントを一通り読み直していました。
TPC-H の LINEITEM を使用して、いくつかのパターンで統計情報のメンテナンスを手動で実施しながら動作の確認を行った際のメモを。
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