SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Archive for 1月, 2019

2019/2 の丸わかり 1 日セミナーの申し込みが始まっています

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毎月開催している丸わかり 1 日セミナーの 2019/2 の申し込みが始まっていました。
申し込みは こちら から。
4 セッションのうち、3 セッションは私が担当させていただき、次の内容についてお話をさせていただきます。

  • SQL Server 2019
  • Managed Instance
  • SQL Server マイグレーション

公開されている最新情報をお持ち帰りいただくことをゴールとしているので、前日に公開された情報なども、可能な範囲でではありますが、口頭で補足させていただいたり、参加いただいた方には私のセッション資料は DL できるようにしており、その中で補足ができるようにはしております。
4 時間という長めの時間ではありますが、この機会に最新の情報を、ぜひお持ち帰りください m(_ _)m

Written by Masayuki.Ozawa

1月 29th, 2019 at 10:00 am

SQL Server でコネクションプールによる接続となっていることを確認してみる

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定期的に SQL Server にクエリを実行するアプリを作っていたところ、コネクションプール利用を誤っていて、TIME_WAIT の接続を大量に残してしまうということをやらかしてしまいました orz
コネクションプールの管理はアプリケーション側になると思いますが、SQL Server 観点でコネクションプールによる接続かどうかを確認する方法もありますので今回はその方法を紹介したいと思います。
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Written by Masayuki.Ozawa

1月 26th, 2019 at 11:17 pm

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SQL Server 2019 CTP 2.2 の Big Data Cluster を支えるソフトウェア

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SQL Server 2019 の新機能である Big Data Cluster は Kubernetes 上に展開された SQL Server on Linux をインタフェースとして、Hadoop のエコシステムを活用することができるデータ分析基盤になります。
いままで触ってこなかったソフトウェアが大量に含まれていたので、軽くまとめた一覧を。
コンポーネントが多いので、HDInsight のように、まとまった情報が欲しいですね。

役割

ソフト

バージョン

URL

実行基盤

Kubernetes

1.10 以降

https://kubernetes.io/

リバースプ
プロキシ

nginx

nginx version: nginx/1.10.3 (Ubuntu)

https://nginx.org/en/

https://nginx.org/en/docs/

データ
分析基盤

Apache Hadoop

Hadoop 2.9.1
(HDP :
2.6.4.0-91)

https://hadoop.apache.org/

http://hadoop.apache.org/docs/current/

 

Apache Hive

1.2.1

https://hive.apache.org/

https://cwiki.apache.org/confluence/display/Hive/LanguageManual

 

Apache Livy

0.5.0

https://livy.incubator.apache.org/

 

Apache Spark

2.3.1

https://spark.apache.org/
https://spark.apache.org/docs/latest/

認証
セキュリティ

Apache Knox

1.1.0

https://knox.apache.org/

https://knox.apache.org/books/knox-1-1-0/user-guide.html

 

Apache Ranger

0.7.0.2.6.4.0-9

https://ranger.apache.org/

ログ収集
分析基盤

Fluent Bit

Fluent-Bit v0.13.5

https://fluentbit.io/

https://docs.fluentbit.io/manual/

 

Kibana

6.3.1

https://www.elastic.co/jp/products/kibana

https://www.elastic.co/guide/en/kibana/current/index.html

 

Elastic Search

6.3.2

https://www.elastic.co/jp/products/elasticsearch

https://www.elastic.co/guide/en/elasticsearch/reference/current/index.html

 

Grafana

Version 5.2.2
(commit: aeaf7b2)

https://grafana.com/

http://docs.grafana.org/

 

InfluxDB

1.5.3

https://www.influxdata.com/

https://docs.influxdata.com/influxdb/

 

Telegraf

1.6.0

https://www.influxdata.com/
https://docs.influxdata.com/telegraf/

 

Collectd

5.5.1

https://collectd.org/

https://collectd.org/documentation.shtml

プロセス
コントロール

Supervisor

3.2.0

http://supervisord.org/

Written by Masayuki.Ozawa

1月 24th, 2019 at 9:40 am

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Attunity Replicate for Microsoft Migration のサポートマトリクスが当初より変更されています

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Attunity Replicate for Microsoft Migrations の活用アセスメント や、海外のイベントで紹介されていた、利用期間が限定されており、移行のサポートマトリクスが限定的な Attunity Replicate for Microsoft Migration ですが、アナウンスされた当初とは、移行のサポートマトリクスが変更となっているようです。
当初は冒頭に記載したブログの内容のように「Microsoft 製品以外から、Microsoft が提供する Database への移行」をサポートしていました。

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最新の情報は、Attunity Replicate for Microsoft Migration から確認できるのですが、サポートマトリクスが次のように変更となっています。

image

SQL Server から SQL Server の移行にも対応したようですね。
以前は、Attunity Replicate for Microsoft Migration では、ソースとして SQL Server を選択することができなかったはずなのですが、最新のバージョンですと SQL Server からの移行をサポートしています。
(実際に、SQL Server 2008 R2 から、SQL Server 2019 に移行することができました)
このソフトは永続的に使用することはできず、利用可能な期間については、Read about the Attunity Replicate for Microsoft Migrations program に次のように記載されています。

*Attunity Replicate for Microsoft Migrations is limited to database migrations only and cannot be used as a standalone product similar to Attunity Replicate. Database migrations should be completed within a twelve-month period. The twelve month’s use limitation per data migration will be implemented and governed by means of the applicable end user license agreement. This program expires June 30, 2019.

データシートには「2019/6/30まで」が使用期間として記載されていますが、こちら「2019/12/31」まで利用することができるそうです。
(フォーラムで質問した際の回答ですので、利用者の責任において利用可能期間はきちんと確認するようにしてください。)
ライセンス的には「データベースの同期」の目的ではなく、「デーベースの移行」の目的で使う必要があるとなっていますので、移行が完了した際にはデータの同期は外す必要があるので、利用目的についてはご注意ください。

Written by Masayuki.Ozawa

1月 16th, 2019 at 12:54 pm

2019/1 の SQL Server 丸わかりセミナーの申し込みが開始されています

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毎月開催されている SQL Server 丸わかりセミナーの 2019/1 の申し込みが開始されています。
今回の開催は 1/22 (火) となっており、来週となっています。
SQL Server の達人になる! 丸わかり1日セミナー
本セミナーでは、私も登壇の機会をいただいており、SQL Server 2019 の Big Data Cluster のデモを交えた紹介や、昨年一般提供が開始された、新しい SQL Database のサービスである Managed Instance の紹介、SQL Server にマイグレーションを実施する際に使用することができるツールの最新情報をお届けさせていただきます。
毎月開催しているセミナーとなりますが、Ignite 2018 で発表された内容や、開催タイミングの最新の情報を日々追記するようにしており、開催タイミングの最新の情報をお届けできるようにしています。
最新の情報をこのタイミングでぜひキャッチアップしていただければと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

1月 15th, 2019 at 10:03 am

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Managed Instance のレプリケーション設定時のポイント

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Managed Instance は SQL Database と異なり、レプリケーションのパブリッシャー / ディストリビューターとして設定することができ、レプリケーションでデータを配布する際の起点 / 基盤として使用することができるようになっています。
(SQL Database はプッシュサブスクリプションのサブスクライバーとしてのみ使用できるのですが、MI には、この制限がありません)
本投稿を書いている時点では、Feature comparison: Azure SQL Database versus SQL Server に記載のある通り、Public Preview となっていますが、サポートに問い合わせをしながら、ひとまずトランザクションレプリケーションを動かすところまではできたのでポイントをまとめておきたいと思います。
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細かな内容は、Replication with SQL Database Managed Instance を参照してください。
日本語のドキュメントには記載されていない内容がありますので、英語版を見ておいた方がよいです。
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Written by Masayuki.Ozawa

1月 11th, 2019 at 1:11 am

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Azure の SQL Server VM のライセンスモデルの変更でできるようになったことをまとめてみる

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昨年の 11 月に Azure Hybrid Benefit for SQL Server on Azure Virtual Machines という記事が公開されました。
技術文書も Azure での SQL Server 仮想マシンのライセンス モデルを変更する方法 として別途公開されています。
2019/1 時点のこのアップデートでできるようになったことをまとめておきたいと思います。
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Written by Masayuki.Ozawa

1月 7th, 2019 at 11:13 pm

「待ち事象」を起点とした SQL Server のボトルネックの調査の基本 その 2

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「待ち事象」を起点とした SQL Server のボトルネックの調査の基本 その 1 の続きになります。
前回の投稿では、待ち事象の説明や、待ち事象の情報の取得方法について触れてみました。
今回の投稿では、実際に情報を取得しながら、待ち事象を確認してみたいと思います。
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Written by Masayuki.Ozawa

1月 5th, 2019 at 10:12 pm

「待ち事象」を起点とした SQL Server のボトルネックの調査の基本 その 1

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先日、ZOZOTOWNで最大級のトラフィックを記録する福袋発売イベントで実施した負荷対策 という、ZOZOTOWN さんの負荷対策についての記事が公開されました。
はてブをみると、かなりの方がブックマークをされているようですね。
私も案件の中で、ボトルネック調査をすることがあるのですが、その際の基本的なアプローチをまとめる、良い機会かなと思って本投稿を書いてみました。
 

ボトルネックを調査する対象となる環境はどのようなものか?

ボトルネックの調査を行うための環境ですが、色々ケースがあるかと思います。
例えば、次のようなものがあるのではないでしょうか。

  • 自分が保守に携わっている本番環境で発生するパフォーマンス問題
  • 開発環境で発生するパフォーマンス問題
  • 特定のタイミング (例 : 夜間バッチ) 発生するパフォーマンス問題

ここ数年はフリーランスとして業務をしているため、保守 / 運用を通して「自分が恒常的に面倒を見ているシステムに対してのボトルネック解消」を受けるような機会はありません。
私がボトルネックの調査に携わる機会が多いのは、次のようなケースです。

  • 自分が開発 / 保守に携わっておらず、システムの中身が全くわからない環境で発生しているパフォーマンス問題

このようなケースのパフォーマンス問題に対しての調査の依頼というものは、毎年相談を受けます。
本投稿は、「自分が中身を知っているシステムではない環境」でパフォーマンスのボトルネックを調査する場合の、私が実際に行っているアプローチの一つとなります。
 
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Written by Masayuki.Ozawa

1月 3rd, 2019 at 11:24 pm