クラスター環境 (Always On FCI) の SQL Server で MSDTC を利用した分散トランザクションを実行する際に必要となる Windows Firewall の許可設定についてのメモ。
MSDTC を設定する際の基本的な作業については、次の記事を見ておけば良いかと。
SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿
クラスター環境 (Always On FCI) の SQL Server で MSDTC を利用した分散トランザクションを実行する際に必要となる Windows Firewall の許可設定についてのメモ。
MSDTC を設定する際の基本的な作業については、次の記事を見ておけば良いかと。
Azure Stack HCI の場合は、デプロイ時に自動的に S2D の領域が構成されていますが、Windows Server では一から設定していく必要があります。
Windows Server で記憶域スペースダイレクト (Storage Spaces Direct: S2D) の検証を実施する際に、環境構築 / 検証の参考となる情報をまとめておきたいと思います。
Windows Server 2025 ではワークグループクラスター(Workgroup Cluster / ドメインに依存しないクラスター) で構築された Hyper-V で ライブマイグレーション (Live Migration) が実行できるようになります。
この新機能についての公式の情報としては以下の内容になるのではないでしょうか。
Windows Server Summit 2024 の開催のタイミングで Announcing Windows Server Preview Build 26085 として新しいビルドが提供されました。
このビルドであればワークグループクラスターのライブマイグレーションが実行できるようになっていましたので、関連する情報を一度まとめておきたいと思います。
本日、Microsoft Fabric の Mirroing Databases の機能が Public Preview で提供されました。
Mirroring については、What is Mirroring in Fabric? のドキュメントツリーから確認することができます。
Mirroring は SQL Database だけでなく Cosmos DB / Snowflake からも同期することができ、面白そうな機能ですね。
基本的な内容についてはドキュメントを確認すれば把握できますが、SQL Database からの連携について、実際に設定しながら試してみて気づいた内容を残しておきたいと思います。
Database Watcher for Azure SQL が Public Preview で提供開始されました で投稿しましたが、Azure SQL のモニタリングサービスである Database Watcher がプレビューで提供されました。
この機能を使用することで、SQL Database / Managed Instance のリソース使用状況 / 負荷の高いクエリの分析を行うことができます。
この機能は、取得対象となるデータベースのアクセス権限を保持していなくてもリソース使用状況の分析を行うことができますので、リモートで支援する際にも活用できるのではないか思って確認をしてみました。
結論を書いておくと、Database Watcher のリソースを作成しているサブスクリプションの Entra ID テナントに対して、外部ユーザーとしてゲスト招待されているアカウントでも、Database Watcher の情報を参照することができました。
今回記載しているのは外部ユーザーを対象としていますが、同一テナントのユーザーに参照のみを許可させる際の方法も同様です。
2024/03/19~23 の期間で SQLBits 2024 が開催されました。
この期間中は、Azure SQL Update のアナウンスもいくつか行われています。
キーノートの動画公開され、SQL Server ベースの環境について、様々な発表がありましたので関連しそうな内容をまとめておきたいと思います。
(現時点では、キーノートの最初の部分が公開されていなかったので一部キャッチアップできていない内容があるかもしれません)
全体的なアナウンスについては Expand the limits of innovation with Azure data で公開が行われていました。
本日、アナウンスがありましたが Database Watcher for Azure SQL が Public Preview で提供開始されました。
ドキュメントも公開されています。
[PowerPoint の PPTX を Markdown に変換 / Markdown を PDF に変換する際に使用できるツールを調べる機会がありましたので情報をまとめておこうかと思います。
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以下の 3 つの記事で SSMS 20.0 の記事が公開されていました。
Part 1 / Part 2 は Preview リリースの記事となっていたのですが、本日公開された Part 3 で一般提供開始のアナウンスがありました。
現状、英語の URL へのアクセスが必要ですが、以下の URL から SSMS 20.0 のダウンロードと、リリースノートの確認ができます。
Azure のハブアンドスポーク構成のネットワークの基本的な構成については次のドキュメントで解説が行われています。
ハブアンドスポーク構成の場合、ハブ間のネットワークは非推移的 (non-transitive) のため、ハブ間の直接通信はできません。
ハブ間で通信を行う場合、Azure Firewall / Network Virtual Appliance (NVA) / Virtual Network Manager をハブサイトに配置して、ネットワーク間の接続を行うという構成をとることがあるかと思います。
運用に関連するネットワークとして利用するために、高品質なネットワーク構成 / 管理 / 監視を実現するためには、これらの機能 / リソースを使用したほうが良いかと思います。
Azure Firewall をハブサイトに配置しなくても、Virtual Network Manager を使用することで、ハブ間の接続を容易に設定 / 管理できる状態にしておくことができますが、月額 1 万円程度はかかりますので、個人的な検証目的で常時設定を行っておくと、発生するコストも無視ができなくなってきます。
検証目的でシンプルなハブアンドスポーク構成でスポーク間の接続ができればよいというのであれば、Use Azure VPN Gateway To Route Traffic Between Spoke Networks に記載されているような設定を行うことで、ハブサイトとスポークサイトを VNet ピアリングとルートテーブル (UDR: ユーザー定義ルート) の設定でスポーク間の通信を実現することもできます。