本日から PASS Data Community SUMMIT 2022 が開催されています。
1 日目のキーノートは Microsoft の Rohan Kumar 氏 のセッションとなっていました。
この動画も面白かったですw
Really looking forward to meeting the Data community at the #PASS Summit this week! We’ll share big news on the latest innovations across SQL Server and the Microsoft Intelligent Data Platform.#MicrosoftIntelligentDataPlatform #Azure #Data #SQL pic.twitter.com/sMnxjKzeyW
— Rohan Kumar (@RohanKData) November 14, 2022
このキーノートの中で SQL Server 2022 の一般提供開始 (GA: General Availability) がアナウンスされました!!
CTP 2.0 による Public Preview が開始されたのが、2022/05/20 なので、半年の Public Preview 期間を経て一般提供が開始されましたね。
製品ページ も SQL Server 2022 に対応したものとなり、SQL Server 2022 の製品ページ も GA 版に変わっています。
ライセンス についても情報が公開されています。
評価版のダウンロード
評価版については こちら からダウンロードすることができます。SSRS はこちら から。
SQL Server 2022 の評価版ソフトウェアは以下からダウンロードすることができます。
Visual Studio サブスクリプションにも SQL Server 2022 の Developer Edition が追加されており、評価版については、そちらから入手も可能です。
ライセンス関連の情報
投稿点では 2019 のドキュメントもありますが、以下のライセンスドキュメントも 2022 に対応され始めています。
- SQL Server 2022 pricing and licensing
- SQL Server 2019 pricing (旧バージョンとの比較用)
- SQL Server 製品条項
- SQL Server Licensing
- 投稿時点では 2019 ベースの内容となっています
- SQL Server ライセンスドキュメント
SQL Server 2022 の情報となるわけではありませんが、従来まで SA を購入している場合であった特典の、Free DR replica in Azure の構成が、PAYG の Azure VM でも適用されるということが General availability: DR secondary free with SQL Server on Azure Virtual Machines でアナウンスされました。
コンピューティングについてはコストは発生しますが、完全なスタンバイであれば、 SQL Server のライセンスコストを抑えることができるようになりますので、以下のドキュメントも確認しておくとよいかと思います。(投稿時点ではアップデートがされていませんが、今後アップデートされると思います)
SQL Server 関連のアナウンス
PASS 開催に合わせて発表された SQL Server Blog のアナウンスはこちら。
- Link feature for Azure SQL Managed Instance: Connecting SQL Server 2022 to the cloud, reimagined
- SQL Server 2022 is now generally available
- New SQL Server on Azure Virtual Machines and Azure SQL Managed Instance DR benefits
- 従来は SA (SA に含まれる AHUB) で提供されていた HA / DR 用の SQL Server ライセンスの無料化が Azure 上で SA なしでも利用することができるようになります。
製品基本情報
ドキュメントも一通り、GA 対応 が行われています。
Windows
- SQL Server 2022 (16.x) release notes
- What’s new in SQL Server 2022 (16.x)
- Editions and supported features of SQL Server 2022
Linux
- Release notes for SQL Server 2022 on Linux
- Release history for SQL Server 2022 on Linux
- Editions and supported features of SQL Server 2022 (16.x) on Linux
個人的に驚いたのは、PSP Optmization が全エディションで使用することができるようになっていることですね。
廃止される機能 / 非推奨となる機能についてはこちらから。
- Discontinued Database Engine functionality in SQL Server
- Deprecated database engine features in SQL Server 2022 (16.x) Preview
Managed Instance とのリンク機能で、MI にフェールオーバーしてからの SQL Server へのフェールバックについても情報の公開が始まっています。現時点では Preview での提供となるようですが、RC1 の時と比較して、MI との相互運用性が向上していますね。
製品の提供状況
製品の提供状況についてですが、現時点では次のようになっているようです。
- 評価 / 無償版 (Developer / Evaluation / Express): 提供中
- 有償版 (Enterprise / Standard): ボリュームライセンスの顧客向けに提供開始
- その他のチャネルでの SQL Server 2022 の購入は 2023/01 から開始
現在、Visual Studio サブスクリプションで提供されているのは評価 / 無償版となっているので、来年になったら Enterprise / Standard も提供されると嬉しいのですが。
Enterprise は Developer で代替できるのですが、Standard でしか使用できない基本的な可用性グループ等は、Enterprise / Developer / Evaluation では使用できないので、Standard のメディアは必要なのですよね。
Docker イメージも公開が行われています。
SQL Server 2022 is now generally available では、次のようなアナウンスが行われています。
SQL Server 2022 free editions (Developer edition, Express edition) are available to download starting today. SQL Server 2022 paid editions (Enterprise edition, Standard edition) will be available in Volume Licensing (Enterprise Agreement, Enterprise Agreement Subscriptions) customers starting today, which represents the majority of SQL Server customers. Customers purchasing via CSP, OEM, and SPLA can begin purchasing SQL Server 2022 in January 2023.
CSP / OEM / SPLA については、2023/01 から購入が可能となっているということなので、このタイミングで MSDN にも評価版以外のメディアが提供されると嬉しいですね。
Azure での提供状況
Azure Market Place に SQL Server 2022 が追加されており、仮想マシン上ですぐに使用することができます。こちらは評価版だけでなく各エディションのイメージがすでに展開されているため、本番運用ですぐに使用することができる状態となっています。
SQL Server IoT 2022
SQL Server IoT 2022 という OEM チャネルでのみ提供される組み込みソフトウエア向けの SQL Server 2022 (SQL Edge とは別) も提供が行われるというアナウンスがありました。
こちらは用途が特殊なので触る機会はめったになさそうですね。
SQL Server 2022 向けコンテンツ
PASS のセッション内で紹介されていますが、SQL Server 2022 向けのコンテンツ公開が行われています。
- SQL Server 2022 スライド
- Bob Ward が PASS 2022 で実施したセッションについても スライドが公開 されています
- SQL Server 2022 demos
- Workshop: The SQL Server 2022 Workshop (Preview)
- Microsoft Learning Path
SQL Server 2022 向けの書籍
SQL Server 2022 の書籍もいくつかリリースされています。(出版タイミングの関係で Preview をベースとしたものです)
- SQL Server 2022 Revealed
- SQL Server 2022 Query Performance Tuning
- SQL Server Query Tuning and Optimization
新しい課金モデルについて
Ignite 2022 で発表された Azure Arc に接続した SQL Server の PAYG による利用についても詳細な情報が公開されています。
SQL Server 2022 Standard / Enterprise では、Azure Arc で SQL Server を接続することで、SQL Server を Azure の課金を通して PAYG で利用することができるようになりました。(Azure のコストとして SQL Server のライセンスを使用するので Azure サブスクリプションが必須となります)
Manage, secure, and govern your SQL Server estate from Azure も参考になりますね。
PAYG で利用した場合のコストは SQL Server 2022 pricing で公開されており、コア単位に次のコストが接続している Azure のコストとして計上されます。
よく寄せられる質問 に使用時に気になる点が記載されていますので、こちらは一読しておくとよいかと。
従量課金での利用について
詳細は確認している最中なのですが、現時点で課金の考え方は、料金計算ツール で Azure VM で SQL Server を実行した際の SQL Server のコスト相当になるように見えました。
Azure VM で SQL Server を実行した場合、SQL Server は「コアライセンス」での考え方による従量課金となるため、最小が 4 コアライセンスとなり、以降は 2 コアラインセスパックでの購入となります。
1 コア環境でも 4 コア分の SQL Server のライセンスが発生するのですが、Azure VM で利用した場合のSQL Server ライセンスについては、Standard で $292 / Enterprise で $1,095 となっています。これを 1 コア分に換算すると Standard: $73 / Enterprise: 273.75 となり、上記の記載と同様となります。
上述の よく寄せられる質問 にも次の記載があり、コアライセンスでの利用ということが明記されています。
従量課金制でコアの最小数はありますか
従量課金制によって、SQL Server のライセンス条項が変更されることはありません。 このため、SQL Server ライセンス条項で定義されている 4 コア制限の対象となります。
SQL Server ライセンスの考え方については、SQL Server on Azure VM の従量課金と同様のイメージでいるとよいのではないでしょうか。
Azure SQL Update
PASS では、SQL Server 2022 以外に、Azure SQL についてのアップデートが多数アナウンスされました。
直近でアナウンスされた内容についてまとめておきたいと思います。
PASS の Update セッションの内容も参考にしているため、少し前に発表された内容も含んでいます。
全体アナウンス
- Link feature for Azure SQL Managed Instance: Connecting SQL Server 2022 to the cloud, reimagined
- SQL Server 2022 is now generally available
- New SQL Server on Azure Virtual Machines and Azure SQL Managed Instance DR benefits
Azure Update (2022/10 – 11)
- Azure SQL—General availability updates for late October 2022
- Azure SQL—Public preview updates for late October 2022
- Azure SQL—General availability updates for mid-November 2022
- Azure SQL—Public preview updates for mid-November 2022
- General availability: Azure SQL Managed Instance feature wave updates for November 2022
- Generally available: Azure SQL Managed Instance link for SQL Server 2022
- Generally available: Azure Synapse Link for SQL
- Generally available: Azure SQL Managed Instance backup portability to SQL Server 2022
- General availability: DR secondary free with SQL Server on Azure Virtual Machines
- Public preview: License Geo-redundant Disaster Recovery for SQL Managed Instance for free
- Public preview: Azure SQL trigger for Azure Functions
SQL Database
Generally Available
- Generally available: Azure Synapse Link for SQL
- What is Azure Synapse Link for SQL?
- Synapse Analytics の専用 SQL プールとのリンク機能が GA
- Generally available: Query Store hints Azure SQL Database, Azure SQL Managed Instance
- Query Store hints
- クエリストアヒントによるプラン補正が GA
- Monitor Database Restore progress at more granular level
- バックアップの進行状況を詳細に通知する機能が GA
- 今までは0 / 50 / 100 という 3 段階だったのですが、これが詳細に確認できるようになりました
- Serverless の利用モデルの 80 コアのサポート
- 東 / 西日本の両リージョンで使用可能です
- Hyperscale
- Hyprscale の GA は少し前の発表となっていそうなのでこちらにまとめて
- Import / Expoert 操作の Private Link サポート
- マルチ AZ
- Geo 冗長バックアップ
- 汎用目的へのリバースマイグレーション
Preview
- Azure SQL Database External REST Endpoints Integration Public Preview
- sp_invoke_external_rest_endpoint (Transact-SQL) (Preview)
- T-SQL で REST API をコールする機能 (外部 REST エンドポイント統合)
- Announcing Preview of Approximate Percentile Functions for Azure SQL DB and Azure SQL MI
- APPROX_PERCENTILE_CONT (Transact-SQL)
- APPROX_PERCENTILE_DISC (Transact-SQL)
- SQL Server 2022 で追加された概算での集計を高速に実施する関数の提供
- Enable T-SQL execution to add table constraints as online and resumable operations in Azure SQL Database and Azure Managed Instance.
- Resumable add table constraints
- SQL Server 2022 で追加された再開可能なテーブルの制約追加
- Public preview: Azure SQL trigger for Azure Functions
- Functions の Azure SQL トリガー (プレビュー)
- 変更の追跡と組み合わせて利用される機能
- データ変更をトリガーとして、Functions を起動できる
- Azure Functions の SQL バインディングのサポート言語が拡張されました
- Java / PowerShell が使用できるようになりました
- Hyperscale
- プレミアムシリーズハードウェア (メモリ最適化 / CPU 最適化) のサポート
Managed Instance
MI は発表された内容が多かったですね。
新機能については What’s new in Azure SQL Managed Instance? にも記載されています。
いくつかの機能は、November 2022 Feature Wave が必要となるのですが、現時点でこれを有効にできるサブスクリプションは Azure Dev/Test サブスクリプションとなるようで、それ以外のサブスクリプションへは今後数か月でオンボードされるようです。
- November 2022 Feature Wave for Azure SQL Managed Instance
- 2022 – a year of unparalleled innovation in Azure SQL Managed Instance
- Link feature for Azure SQL Managed Instance: Connecting SQL Server 2022 to the cloud, reimagined
Generally Available
- Log Replay Service for SQL MI is now Generally Available for SQL MI
- Migrate databases from SQL Server to SQL Managed Instance by using Log Replay Service
- ログ再生サービスの GA
- SQL Server から MI にトランザクションログの定期的なリストアで移行する際に活用する機能
- SQL Server で取得したバックアップの CHECKSUM オプション指定の要件がなくなった
- 最近 AWS でトランザクションログバックアップをユーザーが使用できるようになったので、それと組み合わせることができるかも Migrate databases from SQL Server to SQL Managed Instance by using Log Replay Service
- SQL Server 2022 との Managed Instance のリンク機能の一般提供開始
- 2016 – 2019: MI に対しての一方向レプリケーション
- 2022: DR (双方向レプリケーション) 現時点では Limited Public Preview となるので、通常の環境では 2022 に対して一方向レプリケーション
- SQL Server 2022 -> MI へのリンクは GA
- MI -> SQL Server 2022 へのフェイルバックについては Limited Public Preview
- Transactional Replication GA for Azure SQL Managed Instance
- Transactional replication with Azure SQL Managed Instance
- MI と SQL Server / SQL Database を組み合わせたトランザクションレプリケーションの GA
- Restoring a SQL Managed Instance database backup to SQL Server 2022 now GA
- Restore database to SQL Server from Azure SQL Managed Instance
- MI で取得したバックアップを SQL Server 2022 にリストアする機能の GA
- MI の暗号化されたデータベースを SQL Server にリストアする場合は、BYOK + Key Vault Connector を使用する必要がある
- MI と SQL Server で同一の暗号化キーを使用する必要があるのですが、同一のキーを使用するためには Key Vault を使用する必要があります
- Enable cross-subscription Point-In-Time restore of Azure SQL Managed Instance database in a safe and protected way.
- 同一リージョン内の異なるサブスクリプションの MI に対して PITR バックアップをリストアする機能の GA
- Improve your SQL Managed Instance performance with new TempDB configurations
- MI の tempdb の構成が改善されパフォーマンスが向上しています
- tempdb のファイル数が変更可能 (今までは 12 データファイル固定)
- tempdb のファイルの拡張サイズを指定可能 (今まではデータ 254MB / ログ 64MB 固定)
- tempdb の ALLOW_SNAPSHOT_ISOLATION プロパティの永続化
- MI の tempdb の構成が改善されパフォーマンスが向上しています
- Lock Pages in Memory (LPIM) の有効化
- Update のアナウンスは見つからなかったのですが PASS のセッション内で GA した機能として LPIM が紹介されていました。
- MI で LPIM が有効化されているのが、現在の設定のようです
- バックアップの透明性
- msdb で backupset が参照可能となり、取得されているバックアップの透明性が向上しています
- PASS でアナウンスされていた内容なのですが、Update としてアナウンスされた情報は見つかりませんでした
Preview
- Database copy and move for Azure SQL Managed Instance
- Copy or move a database (preview) – Azure SQL Managed Instance
- Managed Instance 間のデータベースのコピーと移動 (プレビュー機能)
- アーキテクチャとしては可用性グループの機能が活用されている
- What is the Failover rights benefit for GeoDr?
- Public preview: License Geo-redundant Disaster Recovery for SQL Managed Instance for free
- Business continuity and HADR for SQL Server on Azure Virtual Machines
- 投稿時点では情報が更新されていないようですが、後日最新情報に更新されるのではないでしょうか。
- MI 間だけでなく、SQL Server の DR として MI を使用する場合も SQL Server ライセンスが無償になるということが PASS で発表されています。
- Geo DR 目的でスタンバイレプリカを使用する場合のフェールオーバー特典として、DR 用の SQL Server ライセンスを無償で利用可能
Novemver 2022 Feature Wave
MI については、November 2022 Feature Wave として大型の機能アップデートが発表されました。
November 2022 Feature Wave については November 2022 Feature Wave for Azure SQL Managed Instance に記載されていますが、現時点では使用できる環境については、次の制限があります。
How to get access to November 2022 feature wave
Rollout of the November 2022 Feature Wave is happening over the course of several months. The initial rollout for the feature wave will cover:
- Instances that belong to Azure Dev/Test subscriptions (more details in the Q&A section below)
- Most public Azure Regions, except: Australia Central 2, Germany West Central and West India
Other subscription types and remaining regions will be onboarding in subsequent months.
The onboarding experience is different for new instances and existing instances:
- New instances that belong to eligible subscriptions created in new or empty subnets will automatically be enrolled in the feature wave and get access to all new benefits and features.
- Existing instances created prior to November 2022 can opt into the feature wave to unlock the new benefits and features.
使用できるサブスクリプション / リージョンに制限がありますので、すぐに検証することは難しそうですね。
追加される機能としては次のようなものがあります。
- Zone Redundancy for Azure SQL Managed Instance Business Critical service tier
- Premium and Business Critical service tier zone redundant availability
- ビジネスクリティカルでゾーン冗長構成のサポート
- 使用できるリージョンは制限がありますが東日本はサポート対象となっています
- MI 展開に必要となるネットワーク要件の緩和
- 上述のドキュメントに新しいネットワーク構成が記載されています
-
Virtual Clusters hosting Azure SQL Managed Instance are enhanced
- MI 作成時に展開される仮想クラスターの機能強化
- サブネットごとに一つの仮想クラスターとなる
- DNS サーバーの更新タイミングの変更 (サブネットごとに一つの仮想クラスターとなったことで非同期更新)
- サブネットのとの関連付けが RNL (Resource Navigation Link) から SAL (Service Association Link) に変更
- MI 作成時に展開される仮想クラスターの機能強化
- Distributed Transaction Coordinator for Azure SQL Managed Instance
- Distributed Transaction Coordinator (DTC) for Azure SQL Managed Instance (preview)
- Managed Instance 外の環境との DTC
- 従来から MI は クラウド データベースにまたがる分散トランザクション により、MI 間の分散トランザクションがサポートされていましたが、MI と SQL Server を組み合わせて分散トランザクションを実行するというような方法がサポートされるようになります
- Optimize cost of SQL Managed Instances with new stop-start capability
- Instance stop and start (preview) overview – Azure SQL Managed Instance
- 汎用目的で MI の停止 / 開始のサポート
- ストレージコストは発生しますが、コンピューティング / SQL Server ライセンスコストの発生を停止することができるようになります。
- 停止: 5 分 / 開始: 20 分かかるようですが、検証のために展開しなおすより高速に環境を使用することができますね
- スケジューリングによる起動制御も標準機能として含まれており、API 経由でも操作が可能となっているようです
- Provision SQL Managed Instance in under 30 minutes starting mid December
- Overview of Azure SQL Managed Instance management operations
- 新しいサブネットの最初のインスタンスとなる汎用目的の展開を 30 分以内に完了
- 汎用目的 / 4 or 8 core / デフォルトのメンテナンスウィンドウを使用していることが条件
- 当初は新しいサブネットの最初のインスタンスに限定されるが、今後この制限は撤廃される予定
- 12 月中旬登場予定
Virtual Machine
Generally Available
- General availability: DR secondary free with SQL Server on Azure Virtual Machines
- Business continuity and HADR for SQL Server on Azure Virtual Machines
- PAYG アカウントで可用性 / DR セカンダリーを追加ライセンスなく利用可能
Migration
Preview
- Introducing Azure SQL Database offline migrations for the Azure SQL migration extension
- Azure Data Studio のマイグレーション拡張で SQL Database へのオフライン移行をサポート
- 今までは Azure Data Studio の移行機能は SQL Server / MI のサポートとなっていた
- Azure Data Studio のマイグレーション拡張で SQL Database へのオフライン移行をサポート
- Introducing assessment tooling for Oracle database migration to Azure SQL and PostgreSQL- Preview
- Azure Data Studio の DMA for Oracle を使用した以降で Azure SQL への移行をサポート
PASS Data Community SUMMIT 2022 の関連セッション
最後に PASS Data Community SUMMIT 2022 の Microsoft セッションとしてどのようなものがあったのかを列挙しておきたいと思います。
PASS Summit で Microsoft からのアナウンスは What’s New in Azure SQL and SQL Server, Data Exposed Live で発表されたのですが、Microsoft セッションとしては次のようなものが開催されていました。今後、これらのセッションを目にする機会が出てくるのではないでしょうか。
SQL Server 2022
- The SQL Server 2022 Hands-on Workshop by Microsoft
- Transform your Data Estate with Microsoft’s Intelligent Data Platform
- What’s New in Azure SQL and SQL Server, Data Exposed Live
- SQL Server 2022: The Hybrid Data Platform
- Breakfast with the Microsoft team: SQL Futures and Strategy
- New T-SQL Capabilities in SQL Server 2022
- SQL Server 2022 – Next Level Scalability and Availability
- Analytics and Virtualization in SQL Server 2022 – All you Need to Know!
- SQL Server 2022 + Intel: Better Together Platform Innovations
- Built-in Query Intelligence in SQL Server 2022
- Securing your Database is Easy with Azure SQL and SQL Server 2022
Managed Instance
- A day with SQL Managed Instance
- Data Exposed: What’s New in Azure SQL Managed Instance
- Azure SQL MI – The Future of Flexible Cloud-based Data Centers
- The Ultimate Freedom of Movement – SQL Server 2022 and Managed Instance
- Ask Us Anything about SQL Managed Instance
- 10 Cool Things About SQL Managed Instance
- Azure SQL Managed Instance Roadmap
- SQL Managed Instance new platform features
- Distributed Database Workload in Hybrid Environment
- Unlock New Value in the Cloud with Azure SQL Managed Instance
- Azure SQL MI End-to-end Demo Party for DBAs & Devs
- From Bare Metal to the SQL Managed Instance PaaS
- Future of SQL MI PaaS
- Performance on Azure SQL Managed Instance
Azure SQL
- Azure SQL Hyperscale: What’s New and Improved
- How do you find the right database?
- Which SQL Tool is the RIGHT Tool for You?
- Improving trial experiences for Azure databases
- Breakfast with the Microsoft team: SQL Futures and Strategy
- Stabilize Query Performance without Changing Code
- Building Better Sample Apps and Data for Azure SQL Database
- Development vs. Production Workloads for SQL DB
- DevOps Foundations with SQL Projects and DacFx
- Faster database creation experience for Azure Databases
- Building a Change Data Stream with Azure SQL DB, CDC and Debezium
- Azure SQL High Availability and Resilience for Applications
- New Features make Application Development Easy on Azure SQL Database
- Development and Deployment for Azure SQL and SQL Server
SQL Server Hybrid
- SQL Server 2022 – A Year in (P)review
- SQL Server 2022: The Hybrid Data Platform
- I Can’t Come to MI. MI will Come to Me. Arc-enabled SQL Managed Instance
- Modernize SQL Managed Instance for Hybrid Cloud with Azure Arc
- Run your SQL Apps from Edge to Cloud using Azure Arc
- Manage your SQL Server data estate from Azure
- Cloud Connected SQL Server 2022