昨年の 3 月に Data Driven というイベントがありましたが、今年は Data Amp というイベントが開催されています。
SQL Server も関連しているイベントなので、ストリーミングを見ながらつらつらと。
今回のイベントのタイミングで出てきた MS のサイトの情報は以下かなと。
SQL Server v.Next が SQL Server 2017 となることがアナウンスされ、こそっと SSDT 17.0 が GA されてました。
■SQL Server 2017 のアナウンス
SQL Server 2017 Community Technology Preview 2.0 now available
Top three capabilities to get excited about in the next version of SQL Server
■データベースエンジン
Introducing Batch Mode Adaptive Joins
Introducing Interleaved Execution for Multi-Statement Table Valued Functions
Resumable Online Index Rebuild is in public preview for SQL Server 2017 CTP 2.0
Graph Data Processing with SQL Server 2017
■R Server
Introducing Microsoft R Server 9.1 release
■Machine Learning Services
Delivering AI with data: the next generation of Microsoft’s data platform
Python in SQL Server 2017: enhanced in-database machine learning
■SSAS
What’s new in SQL Server 2017 CTP 2.0 for Analysis Services
Introducing DirectQuery Support for Tabular 1400
New Get Data Capabilities in the GA Release of SSDT Tabular 17.0 (April 2017)
Introducing a DAX Editor Tool Window for SSDT Tabular
■SSDT
Announcing the General Availability (GA) Release of SSDT 17.0 (April 2017)
Azure 系に関しては以下で一括でアナウンスですかね。 Azure Analysis Services も GA しました。
Cloud Platform Release Announcements for April 19, 2017
Announcing Azure Analysis Services general availability
評価版の提供とDocker Hub のイメージも更新されているようです。
Linux 向けのリポジトリも更新されています。
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-sql-server-2017-ctp
https://hub.docker.com/r/microsoft/mssql-server-linux/tags/
リリースノート等も更新されています。
SQL Server vNext Release Notes
What’s New in SQL Server vNext
What’s New in SQL Server vNext (Database Engine)
What’s new in SQL Server Reporting Services (SSRS)
What’s New in Integration Services in SQL Server vNext
What’s new in SQL Server Analysis Services vNext
What’s New in Machine Learning with SQL Server
SQL Server の R サービスは Machine Learning サービス (In-Database) に名称が変わったようです。
データベースエンジンの新機能としては、以下のものがあるようですね。
- Resumable online index rebuild
- IDENTITY_CACHE option for ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION
- IDENTITY のキャッシュの有効 / 無効の制御。今まではデフォルト有効でトレースフラグ 272 でインスタンス単位にキャッシュを無効にすることができていたが、それを DB 単位の動作に変更できる
- https://docs.microsoft.com/en-us/sql/t-sql/statements/alter-database-scoped-configuration-transact-sql
- CLR Strict Security
- CLR のセキュリティの厳格化
- CLR strict security オプションを変更することで、従来のセキュリティレベルに落とすことも可能だが推奨はされない
- https://docs.microsoft.com/en-us/sql/database-engine/configure-windows/clr-strict-security
- グラフテーブルのサポート
- RC3 の SSMS で見えるようになったグラフテーブルが実際に使用できるようになった
- https://docs.microsoft.com/en-us/sql/t-sql/statements/alter-index-transact-sql
- 自動チューニングオプション
- クエリ実行時のパフォーマンス問題が発生した場合に、自動的に修正
- Available only in Enterprise Edition of SQL Server. となっているため、Enterprise 専用?
- https://docs.microsoft.com/en-us/sql/relational-databases/automatic-tuning/automatic-tuning
- クエリ実行時のパフォーマンス問題が発生した場合に、自動的に修正
- Adaptive Query
- Batch Mode Adaptive Join
- MSTVF の Interleaved Execution
- クエリストアの待ち事象のサマリ情報
- Always On 可用性グループ内のデータベースの分散トランザクションのサポート
最初は赤シャツ先生の話から。
Azure も気づいたら 38 リージョンに
データセンターの紹介もビデオでありました。
様々な認証にも対応していますね。
Fortune 500 の中の 90% で MS Cloud が使われています。
ここから Data Platform の話に。
まずは、SQL Server 2016 の話から。
SQL Server は様々なセキュリティ機能が含まれていますので、セキュアなデータベース
この辺のライセンスはいつもながらのお話ですね。
SQL Server 2016 では R にも対応しました。
ここまでは、去年の Data Driven の振り返り的な内容ですね。
続いては SP 1 のお話に。
SP1 でエディション間のプログラム互換性が上がり、機能差が少なくなっています。
つづいて、話は SQL Server on Linux の話に。
Linux / Docker でも動作し、様々な言語から利用可能。
Lara 姐さんによる SQL Server on Linux のデモ。
Mac で SoL につなぐ定番のものですね。
VS Code を使用したデモも。
話は赤シャツ先生に。
SQL Server 2017 が正式な名称として発表されました。
そして、CTP2 がプロダクションで使用できるプレビューリリースとして発表されました。
話は Azure 寄りに。
Azure Data Migration Service のアナウンスが。
SQL Server や Oracle 等の 3rd パーティー製品を SQL Database に移行するサービスですかね。
Oracle / SQL Server / MySQL から SQL Database への移行がポータルからできるようです。
オンプレミスのDB から SQL Database へライブマイグレーションと。
ちょっと特殊な FQDN の SQL DB ですね。
ポータルに Migration Service が。
移行先の SQL Database と、移行元の SQLDB を指定して、移行しています。
複数の DB を選択して、バックアップの取得 (共有フォルダ?)先を指定して移行を行うようです。
SQL Server のバックアップ経由の移行なんですかね、これ??
SQL Database に複数の DB が移行されています。
環境そのままで、DB の接続文字列を変更することで移行できるようです。
SQL Server Agent / SQL Server Profiler / Service Broker / バックアップ / ログ配布のサポートなども言われていて、今までの SQL DB とは異なる雰囲気がひしひしと。早く触ってみたいですね、これ。
続いては Data Lake の話に。
Cognitive Services では、Face API と Computer Vision API が GA したそうです。
デモに移り。
2P バイトの Data Lake のデータをごりごりと。
Azure の SSAS が GA に。
話は Joseph Sirosh 氏にバトンタッチ。
ここまでで発表された内容の情報収集に走ってしまい、あまり内容が追えておらず。。。
CTP 2 の紹介に
CTP 1.4 で表示が増えていたグラフや、ちょいちょい調べていた Adaptive Query についてのアナウンスが。
データ解析として R と Python のサポート (Python を SQL Server 上で動作) や、SQL Server で Deep Learning on GPU サポート!!
SQL Server で R スクリプトを書くように Python 書いて、それで GPU 使ってがりがりやるんですかね。
CT スキャンのアプリのデモ。
従来型の python からの SQL Server の接続
今度は外部スクリプトとして、python のスクリプトを実行しています!!
ここから CNTK を使っているんですね。
ここから GPU を使うと。
TensorFlow 使ったりもできるらしいです。
SQL Server 2017 は All in One の概念が今までより統合された形になりそうですね。
話は Document DB に。
続いては Cortana Intelligence。
SQL Server はデータを安全に利用することできますよと。
SQL DB の脅威検出等の紹介も。
ML つかって検出をやっているんですね。
SQL Database の Database Advisor のインデックスチューニングでも ML は使われていると。
Geo-Repl の話も。
R Server 9.1 のアナウンスが