SQL Server 2016 では、 JSON 関数が追加されていて、SSIS でもサクッと JSON のデータをロードすることができるようになっていますので、軽くメモを。
Archive for 1月, 2017
SQL Server エージェントのジョブをクエリから同期的に実行する
SQL Server エージェントのジョブをクエリから実行する場合「sp_start_job」を使用することができます。
この際の実行ですが、ジョブの起動の可否の取得をすることはできますが、ジブの実行終了を待機するというオプションはありません。
そのため、クエリから SQL Server エージェントのジョブを実行すると、起動可否の情報の取得のみが行われ処理の完了までは待機が行われません。
SSIS で JSON からテーブルを作成してデータをインポートするフローを作成してみる
SSIS で、以下のような JSON を元にテーブルを生成して、そのテーブルに対して、データをインポートするフローを作ってみました。
SSIS-Sample
テスト用でフローがいくつか入っているのですが、以下のようなフローを作成しています。
作成していた中でポイントとなりそうだった箇所をいくつかまとめておきたいと思います。
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クローンデータベースとクエリストアを使用したワークロード分析
以前、クエリストアを使用したデータベースチューニングアドバイザーの実行 という投稿を書いたのですが、SSMS 16.3 で、
SQL Server クエリ ストアからのワークロードの自動読み取りをサポートするためのデータベース エンジン チューニング アドバイザー (DTA) を機能強化。
という強化が行われました。
2017/1/25 時点の RTM の最新 (16.5.2) の GUI のデータベースチューニングアドバイザー (DTASHELL) には、クエリストアの選択肢はなかったのですが、CUI の DTA には、「-iq」という、クエリストアをワークロードとしたチューニングアドバイスが追加されていたようです。
# 16.3 のチューニングアドバイザーから、CUI については追加されていた可能性があります。
-iq
Specifies that the Query Store be used as the workload. The top 1,000 events from the Query Store for explicitly selected databases are analyzed. This value can be changed using the ?n option. See Query Store and Tuning Database Using Workload from Query Store for more information.
SQL Server on Linux CTP のアップデートについて
SQL Server on Linux はマンスリーアップデートで、新しいバージョンが公開されます。
2017/1/22 時点は CTP 1.2 がリリースされています。
CTP 1.2 の変更点については以下になります。
What’s New in SQL Server vNext
SQL Server on Linux のマンスリーアップデートの適用ですが、以下で対応できるかと。
sudo apt-get update sudo apt-get install mssql-server
SQL Server on Linux のメインのプログラムは sfp にパックされた形で構成されているため、再度インストールすると sfp が入れ替えられ、SQL Server の構成ファイルやシステムデータベースはそのまま残した状態で新しいものに入れ替えられるようです。
システムデータベースのバージョンアップは実行されていると思いますので、古い CTP のバージョンに戻すことはできないと思いますが、上位には変更することが可能です。