先日ですが以下の本を購入しました。
Windows Embedded Standard組み込みOS構築技法入門
この書籍の中に、[第6章 Microsoft Virtual PCでWindows Embedded Standardをビルドしてみよう!]
という章があり、まずはこの章だけはざっくりと読み終えました。
こちらの書籍は Windows Embedded Standard 2009 をベースに執筆がされているのですが、Windows Embedded Standard 7 でも
応用ができることがたくさん書かれています。
この書籍を読んで、Windows Embedded Standard 7 の展開用イメージのカスタマイズの基本的な手順がわかってきたので、
数回に分けてまとめていきたいと思います。
今回は開発環境のインストールを。
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■メディアのダウンロード
まずは、開発環境で使用するメディアを準備する必要があります。
現在、Windows Embedded Standard 7 は RC 版ですので、connect から必要なメディアをダウンロードします。
Windows Embedded Standard 7
使用するのは、[Windows Embedded Standard 7 RC Toolkit] になります。
– ダウンロードするメディア –
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■Windows Embedded Standard 7 RC Toolkit のインストール
ダウンロードしたメディアをマウントしてインストールをします。
今回は、Hyper-V 上にインストールした、[Windows 7 Enterprise Edition x86] にインストールを行っています。
- [setup.exe] を実行します。
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- [Next] をクリックします。
? - [I accept the terms in the License Agreement] を選択して、[Next] をクリックします。
- [Typical] を選択して、[Next] をクリックします。
? - [Install] をクリックして、インストールを開始します。
- [Finish] をクリックしてインストールは完了です。
ToolKit では、以下の 3 種類のツールがインストールされます。
展開用のイメージの作成には、[Image Configuration Editor] を使用します。
– Image Configuration Editor –
ツールとしては、[WAIK] の [Windows システム イメージ マネージャ] に近いですね。
– Windows システム イメージ マネージャ –
次の投稿で、配布共有のインポートとテンプレートで用意されている応答ファイルの読み込みについてまとめたいと思います。