Windows Embedded Standard 7 (WES 7) をインストールした t5720 ですが、音が出ないな~と思っていたら単純に
オーディオドライバがインストールされていませんでした。
今回は、オーディオドライバのインストールについて。
# その 3 で終わらす予定だったのですが…。
■t5720 で使用しているオーディオドライバ
こちらが、WES 7 をインストールした直後のデバイスドライバの状態です。
[マルチメディア オーディオ コントローラー] がみ認識となっているため、音を出力することができません。
もうひとつ [不明なデバイス] があるのですが、そのデバイスが以下の画像になります。
– 不明なデバイス –
[ハードウェア ID] が [ROOTCompositeBus] となっているのですが、これが何なのかはつかめておりません…。
Hyper-V 上にインストールした WES 7 でも不明なデバイスとなっているので、t5720 特有のデバイスでは
なさそうなのですが。
こちらのデバイスが何者かがわかったら、ブログに書きたいと思いますが今回はこのデバイスはスルーで。
それでは、本題に戻りたいと思います。
t5720 で使用しているオーディオデバイスですが [SiS7012 Audio Driver] というドライバのものになります。
ダウンロードに関しては、以下の URL からできます。
SiS7012 Audio Driver (v 1.12d )
– 2010/4/13 時点 –
画面の指示に従って使用許諾契約に了承して、ダウンロードのためのワンタイムコードを入力するとダウンロードが可能です。
対応 OS は以下のようになっており、Windows 7 が入っていないのですが、[Windows XP 用のドライバ] で
デバイスを認識させることができます。
– 対応 OS –
■ドライバの適用
ドライバの適用は一般的な適用方法と一緒です。
[ドライバーの更新] をクリックして、
?
– ドライバーの更新 –
ダウンロードしたファイルに含まれている XP 用のドライバが格納されているフォルダからドライバーをインストールします。
– ダウンロードしたファイルを解凍し、XP 用のドライバーを指定 –
XP 用のドライバーですが WES 7 でも使用することができます。
?
– デバイスドライバーのインストール完了 –
EWF でボリュームを保護している場合、ファイルシステムへの変更は再起動やシャットダウンをすると破棄されてしまいますので、
以下のコマンドを実行して、再起動 / シャットダウンのタイミングで変更を確定させるようにします。
c:WindowsSystem32ewfmgr.exe c: -commit |
?
以上でオーディオドライバのインストールは完了です。