SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

SQL Server 2016 CTP 2.3 のインストール時の複数 tempdb について

leave a comment

SQL Server 2016 では、インストール時に複数のデータファイルで構成した tempdb の構成でインストールをすることができます。

Multiple TempDB Database Files

image

SQL Server 2016 : Getting tempdb a little more right も参考になるかと。

インストール時には tempdb のデータファイルが、

  • 初期設定 : 8 または、コア数の小さい方の値
  • 最大値は : 8 または、コア数の大きい方の値

まで設定することができます。

GUI で設定できるのはデータファイル数だけなのですが、構成ファイルを使用したインストールを実施する場合は、データファイル数以外についても設定をすることができます。

実際に設定できる値は以下になります。

; データベース エンジンの TempDB ファイルの数。
SQLTEMPDBFILECOUNT="2"
; データベース エンジン TempDB データ ファイルの初期サイズを MB 単位で指定します。
SQLTEMPDBFILESIZE="8"
; 各データベース エンジン TempDB データ ファイルの自動拡張増分値を MB 単位で指定します。
SQLTEMPDBFILEGROWTH="64"
; データベース エンジン TempDB ログ ファイルの初期サイズを MB 単位で指定します。
SQLTEMPDBLOGFILESIZE="8"
; 各データベース エンジン TempDB ログ ファイルの自動拡張増分値を MB 単位で指定します。
SQLTEMPDBLOGFILEGROWTH="64"

 

構成ファイルの設定としては、

  • データファイルの個数
  • データファイルの初期サイズ
  • データファイルの自動拡張サイズ
  • ログファイルの初期サイズ
  • ログファイルの自動拡張サイズ

を設定することができるようになっています。

上記の値は GUI から設定した場合の初期設定ですが、コマンドラインや GUI から構成ファイルを読み込んでインストールする場合には、tempdb のサイズのカスタマイズができますので、頻繁にインストールを実施する場合には、構成ふぁるを使用したインストールを使用した方が楽そうですね。

Share

Written by Masayuki.Ozawa

9月 14th, 2015 at 6:38 pm

Posted in SQL Server

Tagged with ,

Leave a Reply