Dash 2021: Datadog の最新発表 でアナウンスされました データベース モニタリング の SQL Server の Beta でのサポートですが、先日、Datadog を確認したら、私のアカウントでも使用できるようになっていましたので試してみました。
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複数サブネット構成を使用した SQL Server on Azure VM の可用性構成について
発表されてからかなり日が経っているのですが、Azure VM で SQL Server の可用性構成を構築する場合に、複数サブネット (マルチサブネット) 構成を使用することで、従来の構成と比較して構成の簡略化が行うことができるようになっています。
アナウンスとしては次の内容となり、
- SQL Server on Azure Virtual Machines: Multi subnet high availability generally available
- Simplify Azure SQL Virtual Machines HA and DR configuration by adopting multi subnet approach
技術情報としては次の内容となります。
基本構成としては下図のようになり、複数のサブネットに VM を配置し、ロードバランサーは不要で、可用性グループにアクセスを行うことができる構成を Azure 上に展開することができます。
FCI についても、複数サブネットを使用して同様の構成を行うことができ、単体のチュートリアルは提供されていないのですが、https://docs.microsoft.com/en-us/azure/azure-sql/virtual-machines/windows/failover-cluster-instance-prepare-vm?view=azuresql&tabs=multi-subnet#subnets で情報が公開されています。
本投稿ではこの複数サブネット構成について触れたいと思います。
なお、今回の投稿のメインとなる内容は Windows の SQL Server を使用した Always On 可用性グループについてとなります。
SQL Server のデータアクセスコンポーネントの暗号化設定の既定が変更されています
昨年からリリースされている Microsoft 社提供の SQL Server 向けのデータアクセスコンポーネントで、暗号化設定の既定が変更されています。
私が確認した範囲では、次のコンポーネントを使用している場合に影響が出る可能性があります。
- Microsoft ODBC Driver for SQL Server on Windows
- Release Notes for the Microsoft ODBC Driver for SQL Server on Linux and macOS
これらのデータアクセスコンポーネントでは「破壊的変更」として「Encrypt = true, by default」の変更が行われており、各コンポーネントの既定の接続が暗号化設定が有効になっています。
SQL Server で sp_helptext では参照できないオブジェクトのテキストを取得する
SQL Server では sp_helptext というオブジェクトの定義を取得するためのストアドプロシージャが提供されています。類似の機能としては次のようなものも活用することができます。
私は sp_helptext を使用することが多いのですが、このストアドプロシージャでは一部の情報を見ることができません。
SQL Server の初期設定の照合順序 (Japanese_CI_AS / SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS) で、Unicode 文字を操作する場合に気を付けておきたいとこ
SQL Server / SQL Database を使用しており設定を初期状態で使用していると、インスタンス / データベースの照合順序は、
- Japanese_CI_AS : 日本語環境のデフォルト
- SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS : 英語環境のデフォルト
のいずれかを使用しているケースが多いのではないでしょうか?
これらの照合順序は列レベルの照合順序の初期設定として、引き継がれますので列の比較をする際の挙動にも影響をしてきます。
照合順序については、次のドキュメントの内容を確認することになります。
- 改行されていないスクリプトを確認したい場合はこちら
SQL Server では Unicode の文字の比較を考慮する際には、照合順序の次のような内容を意識する必要があるのではないでしょうか。
- サポートされる Unicode のバージョン
- Unicode コードポイント
- 比較時の重み
SQL Server では、nchar / nvarchar / char (UTF-8 サポートあり) / varchar (UTF-8 サポート) を使用することで、Unicode の文字列を格納することができ、どの照合順序を使用していてもこれらのデータ型を使用している場合は、次のようなエンコードで文字を格納することができます。
- nchar / nvarchar : UCS-2 / UTF-16
- char (UTF-8 サポートあり) / varchar (UTF-8 サポートあり) : UTF-8
ただし、格納と文字の比較は別であり、照合順序の設定によって「格納はできても想定した比較結果にならない」ということがあります。
日本語圏で考えた場合、
- 新しい Unicode のバージョンで追加された文字
- サロゲートペア
- 異体字
というような設定が関係し、「新しい Unicode のバージョンで追加された文字」については、「基本多言語面 (BMP)」である「000000 – 00FFFF」に追加されることもありますので、BMP の範囲の文字についても、照合順序の設定によっては正しく比較されないことがあります。
Unicode の情報については、https://home.unicode.org/ から確認することができ、Unicode のバージョンや、文字のコードポイントを確認する場合には、次の情報を使用するとよいのではないでしょうか。
- Unicode® Code Charts Help and Links
- Unicode Character Code Charts
- https://www.fileformat.info/info/unicode/char/search.htm
SQL Server は文字の格納については、Unicode をサポートしたデータ型を使用していれば、柔軟にデータを登録することができますが、データの比較 については、照合順序の設定が大きく影響してきます。
本投稿では、以前のバージョンの照合順序となる BIN / Unicode は使用しない前提で記載していますので、バイナリ照合順序といえば BIN2 となり、Unicode サポートの照合順序といえば、照合順序名に Unicode がついていないものを前提としています。
SQLBits 2022 で Azure SQL のアップデートの発表がありました
ロンドンで開催されている SQLBits 2022 というイベントで MS のセッションで Azure SQL のアップデートの発表が行われたようです。
発表内容については、Azure SQL News Update | Data Exposed Live @SQLBits 2022 で動画が公開されています。
機能追加としては、SQL Managed Instance の MI Link が Public Preview になったことが大きいかと思います。
同時期には、次のような記事も公開されていますのでこれらの情報も確認してみるとよいかと思います。
- Azure SQL News Update: March 2022
- Azure SQL—General availability updates for early March 2022
- Azure SQL—Public preview updates for early March 2022
SQLBits のキーノートとして実施された Level Up with Azure Data については、SQLBits の Youtube に公開されています。
このセッションの中で、SQL Server 2022 の Public Preview についても触れられ、2022 年の 1Q の終わりまでに、公開が行われる計画となるようです。
以下のブログの記事もとても参考になりますので、こちらも確認しておくとよいのではないでしょうか。
Azure SQL Managed Instance の リンク機能 (MI Link) で SQL Server 2019 とデータ同期を実施してみる
SQLBits 2022 でアナウンスがありましたが、SQL Server から Azure SQL Managed Instance (MI) とデータ同期をするための機能となる、Azue Managed Instance のリンク機能 (Link feature for Azure SQL Managed Instance / Managed Instance Link) が Public Preview となりました。
SQL Server 2022 と同時にこの機能のアナウンスも行われていたのですが、当初は Limited Preview となり限定されたプレビューでの公開となりました。(アナウンス時の情報は、Managed Instance link – connecting SQL Server to Azure reimagined となります)
今回、Public Preview となり、任意の環境で検証ができるようになりましたので、情報をまとめておきたいと思います。
追記
Tech Community でもアナウンスが行われました。
SQL Server のロール設定によるロック競合 / デッドロックについての情報
SQL Server のロール設定をした際のロック競合とデッドロックについての調査をしていた際に見つけた情報として、次のようなものがありました。
- SQL Server Deadlock on subresource PERMISSIONS when sp_executesql with #temptables
- High volume of deadlocks with Vault in Sql server
どちらも同一の情報がベースとなっており、HashiCorp の Vault と SQL Server の組み合わせた場合のデッドロックの発生となるようですが、情報としてはとても興味深い内容となっていました。
SQL Server 2022 で廃止となる機能の一部がアナウンスされました
The path forward for SQL Server analytics で発表されましたが、SQL Server 2022 で SQL Server 2019 までで実装されていた機能の一部の廃止 (Retirement) がアナウンスされています。
Today, we are announcing changes to SQL Server analytics which includes:
- Customer feedback
- Retirement of SQL Server 2019 Big Data Clusters
- Retirement of PolyBase scale-out groups
- Path forward
