Denali の Availability Groups のデータベースに接続をする際には、リスナーを経由して接続をすることで自動的にプライマリに接続がされます。
2 ノード構成 (シングルセカンダリ) の Availability Groups の場合は、リスナーを経由しなくても従来から実装されているミラーリングと同様の方法で接続することも可能です。
今回はリスナーを使用しない Availability Groups の接続についてまとめてみたいと思います。
SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿
Denali CTP3 Express Core (SQL Server Express) では LocalDB という機能が追加されています。
SQL Server "Denali" Express LocalDB
# SSDT "Juneau" をインストールしてもこそっと導入されていそうな雰囲気もありますが。
LocalDB はサービスではなく、必要に応じてプロセスが起動される SQL Server Express Core となっています。
今回はこの LocalDBを 軽く触ってみたいと思います。
参考にさせていただいたコンテンツはこちらになります。
SQL Server Express LocalDB Reference
SQL Server Express LocalDB Instance API Reference
Denali CTP3 introduces LocalDB – Think SQL Server Express crossed with SQL CE (or SQL CE grown up or SQL Express made as almost as easy CE)
SQL Server 2011 Express LocalDB Installation
SQL Server LocalDB Management Utility SqlLocalDB.exe
SQL Server 2008 R2 では Unicode 圧縮という機能が追加されました。
この機能を使用すると可変長の列 (nvarchar) に対して行圧縮を設定した場合でも、行サイズを減少することが可能となります。
今回の投稿では DBCC PAGE を使用して、Unicode 圧縮の動作を確認してみたいと思います。
Windows Server 2008 以降のリモートデスクトップではサーバー上の特定のアプリケーションのみをリダイレクトするといったことが可能です。
Windows Azure の各ロールのインスタンスは Windows Server 2008 / 2008 R2 が使用されていますので、この機能を利用することが可能です。
今回はこの設定についてまとめていきたいと思います。
# 2008 の Web Role を使って検証をしています。
Read the rest of this entry »
AlwaysOn Availabiility Groups のセカンダリレプリカは読み取り専用のデータベースとして利用することが可能です。
プライマリとセカンダリレプリカはデータの同期をしているため定期的にデータの更新が発生します。
Tech Ed の DBI404 のセッションスライドでは以下のように構成が説明されています。
データの更新が発生するということはそのタイミングで同期対象のレコードに対してロックがかかるので読み取り時に頻繁にブロッキングが発生しそうですが、セカンダリレプリカでは [行バージョン] が自動的に使用され、読み取りに対する待ちが軽減される仕組みがとられています。
今回はこのあたりを見ていきたいと思います。
次期 SQL Server では FIleTable というものが使用できるようになっています。
この機能を使用するとファイルシステム上のファイル/ フォルダをテーブルを操作する感覚で T-SQL で柔軟に操作することが可能となります。
また、ファイルシステムに直接変更した結果が、テーブルに反映されるため T-SQL を使用しなくても統合されたファイル管理を実施することが可能です。
今回はこの、FIleTable の設定方法についてみていきたいと思います。
FileTable に関しては以下の情報を参考にさせていただいています。。
SQL Server DenaliのFileTableは、SQLテーブルをフォルダに変える。
FileTable in SQL Server “Denali”?Dateizugriff auf SQL Server Filestream Daten von jeder Anwendung
SQL Server Denali FileTables Feature – The fruits of WinFS? (Think "A FileStream enabled table that you can access as a network file share and other standard File IO API’s" or "SQL Server File System in a Table")
AlwaysOn Availability Groups / Failover Clustering はクラスター環境 (WSFC) が必須となります。
# WSFC の環境を構築するためには AD も必須となります。
AlwaysOn Availability Groups はローカルのディスク上に作成したデータベース、AlwaysOn Failover Clustering は SMB のサポートにより共有フォルダにデータベースを配置できるようになります。
どちらの構成もクラスター環境を共有ディスクを使用しないで構築することが可能となっています。
共有ディスクを使用しないで、クラスターを構築した場合、クラスター クォーラムの構成は [ノードマジョリティ] となります。
この構成だとクラスターを構成する一台で障害が発生すると Availability Groups で可用性を持たせているデータベース / Failover Clustering で可用性を持たせているインスタンスが停止してしまいます。
今回の投稿ではこの設定についてまとめてみたいと思います。
クラスターの概要に関しては以下の技術文章がわかり易いと思います。
Windows Server 2008 フェールオーバー クラスタリングの概要
Windows Server 2008 R2 の AD DS では標準で [ldp.exe] を使用することが可能です。
# 2008 も標準だと思います。2003 はサポートツールをインストールすると使用できます。
今回の投稿ではこのツールを使って、グループが所属しているグループを取得してみたいと思います。
Denali CTP3 の AlwaysOn は 2 種類あり今までブログで紹介をしていた新しい可用性の構成である
と今までの SQL Server で使用していたフェールオーバークラスター (WSFC) を拡張した
の 2 種類があります。
AlwaysOn Failover Clustering ではマルチサブネットのクラスターを構築できるようになったほかに、共有ディスクを使用しないクラスターを構築できるようになりました。
Shared cluster disks, or SMB file share used for the SQL Server database and log storage
今回はこの構成についてみていきたいと思います。