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Archive for the ‘Azure Stack HCI’ Category

AKS on Azure Stack HCI のコストについて

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以前、Azure Stack HCI の評価期間の確認と Preview チャネルを使用している場合の評価期間終了後のコスト発生について という投稿を書きました。

Azure Stack HCI は 60 日間の評価期間ならびに、Preview チャネルを使用している場合は、Azure Stack HCI / Windows Server Subscription についてはコストが発生しません。

Preview チャネルの Azure Stack HCI に AKS をインストールして使用していたところ、「AKS on Azure Stack HCI Standard  Fee/Core」というコストが発生していました。

SR で確認をしたところ、AKS on Azure Stack HCI については、Azure Stack HCI の無料評価とは切り離されているとのことで、Azure Stack HCI のコストが発生しない状態でも AKS on Azure Stack HCI については、使用状況によっては AKS ハイブリッドの課金としてコストが発生するのが想定される動作ということでした。

SR でいくつかの情報を教えていただくことができたので、情報をまとめておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

7月 19th, 2023 at 11:01 pm

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Azure Stack HCI のヘルスサービスのイベントログを KQL で加工する

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Azure StackHCI では「SDDC グループ」(SDDC: Software-Defined Data Center) のクラスターグループ内で「ヘルスサービス」リソースが動作しており、Azure Stack HCI の稼働状況の監視が自動的に行われています。

ヘルスサービスによって確認された情報は、イベントログの「Microsoft-Windows-Health/Operational」に出力が行われており、この情報の活用については、Azure Monitor を使用してヘルス サービスのエラーの電子メールを送信する に記載されています。

Azure Stack HCI では、Azure ポータルから「分析情報 (Insights)」 を有効にすることで、Azure Monitor Agent (AMA) が導入され、Insights の構成 に記載されている情報がデフォルトで取得されます。

取得される情報については、前述の「Microsoft-Windows-Health/Operational」も含まれているのですが、この情報を Log Analytics ワークスペース に対しての KQL で取得しようとした場合には、多少加工が必要なようでしたので情報を残しておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

7月 12th, 2023 at 11:00 am

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Azure Stack HCI ノードを Azure Monitor のデータ収集ルールで情報を取得

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Azure Stak HCI クラスターのノードを Azure Monitor のデータ収集ルール (DCR) で情報を取得しようとした場合の手順を理解できておらず、SR で情報を提供していただいたので、内容をまとめておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

6月 14th, 2023 at 9:06 pm

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Azure Stack HCI の評価期間の確認と Preview チャネルを使用している場合の評価期間終了後のコスト発生について

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Azure Stack HCI は評価版をダウンロードし、任意の環境に展開することができます。

評価期間は 60 日間となっており、この期間であれば Azure Stack HCI のコスト (ホストサービスの料金 / アドオンワークロード (現状は Windows Server サブスクリプション) の料金) を発生させることなく検証を行うことができます。

評価をしている際に、あと評価期間がどれくらい残っているのか、評価完了後にコストが発生した場合、どのタイミング以降の利用についてコストが発生したのかを確認したいことがあります。また、Preview チャネルを使用している場合のコスト発生の考え方が通常の環境とは異なるため、これらの情報をまとめておきたいと思います。

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6月 11th, 2023 at 3:59 pm

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Microsoft Azure Backup Server (MABS) で Azure Stack HCI のバックアップを取得する際の「RCT\Th-VM」のバックアップの必要性について

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Azure Stack HCI のホスト / ゲストのバックアップについては、いくつかの方法を検討することができ、次のドキュメントで紹介されているパートナーソリューションの利用を使用することができます。

Microsoft ソリューションでバックアップを実現する場合には、Microft Azure Backup Server (MABS) の利用を検討することができます。

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Written by Masayuki.Ozawa

5月 28th, 2023 at 2:41 pm

Azure Stack HCI の評価時に参照するドキュメント

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Azure Stack HCI の評価を実施する際に参照しておきたいドキュメントをまとめておきたいと思います。

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5月 16th, 2023 at 11:08 pm

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Windows Server Azure Edition を ISO からインストールする

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Windows Server Azure Edition では、通常の Windows Server では提供されていない機能があり、機能差については次のドキュメントで公開されています。

Windows Server Azure Edition では、ホットパッチ機能 が提供されており、ホットパッチについては、最近、次のアナウンスがありました。

今までは、Windows Server Azure Edition で、Server Core でインストールした場合のみホットパッチの機能を使用することができたのですが、デスクトップエクスペリエンスが導入されている環境でも、プレビューとしてサポートされるようになりました。

ホットパtt期の機能は Windows Server Azure Edition でのみサポートされているため、Azure Edition の環境を展開する必要があります。Azure Edition 展開については、次のようなドキュメントが公開されています。

  1. Windows Server Azure Edition VM をデプロイする
  2. ISO から構築された Azure Edition 仮想マシンのホットパッチを有効にする (プレビュー)

「1.」については、Marketplace から提供されている VM イメージで展開する方法となるのですが「2.」では、ISO を使用した展開について触れられています。

Azure Edition は ISO を使用した展開ができるんだなということで、今回調べてみました。

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Written by Masayuki.Ozawa

5月 1st, 2023 at 9:32 am

AVD for Azure Stack HCI のセッションホスト用マスターイメージを作成する際の参考情報

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基本的には AVD for Azure と同じなのですが、セッションホストのマスターイメージを作成する際に参考する情報をまとめておきたいと思います。(ブラウザで開いたままのタブを整理したかったということもあります)

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1月 13th, 2023 at 11:46 pm

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Azure Stack HCI 上で Marketplace の Windows Client OS を展開した際のライセンス認証について

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プレビュー機能となりますが、Azure Stack HCI では次の 2 つの機能を使用して、Azure Marketplace で提供されている Windows Client OS のイメージ (Multi Session 対応の Windows 10 / 11) を展開することが可能です。

Windows Client OS のイメージを実際に展開すると、環境がわかるのですが、Marketplace で提供されているこれらの OS イメージでは [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SoftwareProtectionPlatform] を確認しても KMS の設定はされておらず、それ以外の方法を使用して認証が行われています。

本投稿では Azure Stack HCI 上に展開した Marketplace の Windows Client OS のライセンス認証について情報をまとめておきたいと思います。

基本的な考え方としては Windows OS のアクティブ化 の次の記載が該当します。

Windows VM は、Azure Stack HCI で使用する前にライセンス認証を行い、アクティブ化する必要があります。

マルチセッション OS VM (Windows 10、Windows 11、またはそれ以降) をアクティブ化するには、VM の作成後に VM で Azure 特典を有効にします。 ホスト コンピューターでも Azure 特典が有効になっていることを確認します。 詳細については、「Azure Stack HCI での Azure 特典」を参照してください。

注意

Azure 特典が必要な VM ごとにアクセスを手動で有効にする必要があります。

他のすべての OS イメージ (Windows Server やシングル セッション OS など) については、Azure 特典は必要ありません。 既存のアクティブ化方法を引き続き使用してください。 詳細については、Azure Stack HCI での Windows Server VM のアクティブ化に関するページを参照してください。

 

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Written by Masayuki.Ozawa

1月 11th, 2023 at 9:29 pm

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Azure Stack HCI で評価版の Windows Server をベースにしてサブスクリプションで Windows Server を利用する

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Azure Stack HCI 上で Windows Server を実行する場合、Windows Server サブスクリプション という利用形態で Windows Server OS を実行することができ、詳細については次のドキュメントで解説が行われています。

価格については Azure Stack HCI の価格 に記載されており、Azure Stack HCI のホスト OS の物理コアによる月額コストとなり、サブスクリプションモデルで、Windows Server OS の仮想マシンを実行する場合は、実行している仮想マシン単位のコストを考慮しなくてもよくなります。

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ライセンス オプションの比較 に、次のように記載されていますが、CAL についても不要となり、シンプルな考え方で Windows Server を使用することができるようになります。

Windows Server サブスクリプションについても Azure Stack HCI の 60 日間の評価内容に含まれており、評価期間内であれば、コストを発生させることなく検証をすることができます。

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Written by Masayuki.Ozawa

1月 4th, 2023 at 1:28 pm

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