Azure VM からエージェント経由で各種データ (イベントログ / Syslog / メトリック) を取得する方法として、以下の 2 つの方法が提供されています。
DCR を使用して情報収集を行う場合のメモを。
SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿
Azure VM からエージェント経由で各種データ (イベントログ / Syslog / メトリック) を取得する方法として、以下の 2 つの方法が提供されています。
DCR を使用して情報収集を行う場合のメモを。
最近気になる検証環境で利用したいハードウェアとして Minisforum MS-01 があるのですが、自分の用途で気になった内容をメモとして。
ストレージ: Azure VM 上の SQL Server のパフォーマンスに関するベスト プラクティス に記載されていますが、SQL Server を Azure VM で実行する場合、Premium SSD v2 の利用が推奨されるケースがあります。
- データ ドライブには、Premium P30 と P40 あるいはそれより小さいディスクを使用して、キャッシュ サポートの可用性を確保します。 Ebdsv5 VM シリーズを使用する場合は、高い IOPS と I/O スループットを必要とするワークロードの価格パフォーマンスを向上させる Premium SSD v2 を使用します。
- ログ ドライブについては、Premium SSD v2 または Premium SSD P30 – P80 ディスクのどちらかを評価しながら、容量を計画し、コスト パフォーマンスをテストします
「東日本」でも Premium SSD v2 が使用できるようになりましたが、今まで特性をきちんと調べたことが無かったので、SR で確認をさせていただいた内容を含めながら情報をまとめておきたいと思います。
タイトルの通りですが、SQL Server を Azure VM で動作させる場合のセキュリティ保護についてまとめておきたいと思い投稿を書きました。
自分が確認しておきたかった内容をまとめているものとなり、操作をしていて標準で気づくものは省いていますので、OS 標準の機能や、SQL Server IaaS Agent 拡張機能については記載していません。
Visual Studio Code の拡張機能 (Extension) であれば、Visual Studio Code 向け の Marketplace からダウンロードすることができますが、Azure Data Studio (ADS) 向けの拡張機能については専用の Marketplace のサイトは内容に見受けられました。
ADS 向けの拡張機能は ADS 本体との関連性が強く、最新バージョンがリリースされると、いくつかの拡張機能は最新バージョン以降をターゲットとしたものに置き換わるケースがあります。
これにより、ADS の古いバージョンは GitHub のリポジトリ からダウンロード / インストールすることができますが、拡張機能については、インストールをした古いバージョン向けの拡張機能をインストールすることができないというようなことが発生します。
今回 Azure SQL Migration 拡張機能 (sql-migration) の検証をしていて、古いバージョンの ADS とその ADS に対応した拡張機能の組み合わせで検証をする必要があったので、その際にどのようにして古い拡張機能をインストールしたかをメモとして。
現時点のリリースノートには記載されていないのですが、SQL Server 2022 では、ラッチ (ページラッチ / バッファーラッチ) で待機が発生している場合の情報の出力内容が強化されています。
SQL Server では、ラッチは、
の二種類に大別されますが、今回は「バッファーラッチ」を例として情報を記載しています。
SQL Server のラッチについては、SQL Server でラッチの競合を診断および解決する で解説されていますので、ラッチについての詳細はこちらを確認してください。
ラッチについては SQL Server 以外の RDBMS でも実装されています。
SQL Server ではラッチというと非バッファラッチを差すケースが多いですが、RDBMS における一般的なラッチは、SQL Server ではバッファーラッチとなり、メモリ上のページの保護をするために使用されている同期プリミティブを刺すことになると思います。
SQL Server バッファー プール内のページのデータの書き込みまたは読み取りが行われるときは常に、ワーカー スレッドにおいて最初にそのページのバッファー ラッチを取得する必要があります。 バッファー プール内のページにアクセスするために使用できるバッファー ラッチには、排他的ラッチ (PAGELATCH_EX) や共有ラッチ (PAGELATCH_SH) など、さまざまな種類があります。
Windows Sysinternals で提供されている Process Monitor / Process Explorer は端末内で発生している各種事象を調査するのに強力なツールで Windows Server 運用者は活用する機会が多いのではないでしょうか。
これらのツールでは、シンボルの設定をすることができます。
適切なシンボルの設定をすると、各情報を確認した際にコールスタックの情報を確認することができるようになります。
左が初期状態、右が適切に設定した場合のスレッドの表示となるのですが、適切に設定をした場合は、各ファイルのオフセットがブレークダウンして解決されていますね。動作を確認する際にはこの情報がヒントとなることも多々あります。
先月のアナウンスとなりますが、Azure Data Studio (ADS) 向けに次のアナウンスがありました。
SQL Server ベースの環境に対しての移行ツールとしては、次の二つが提供されており、Oracle からの移行については SSMA が提供されていました。
DMA については、SQL Server ベースの環境間の移行を行うためのツールとして単体のツールが提供されていたのですが、今回、Azure Data Studio の拡張機能として DMA for Oracle の提供が開始されました。
先月のアナウンスとなりますが、Azure Data Studio (ADS) 向けに次のアナウンスがありました。
SQL Server ベースの環境に対しての移行ツールとしては、次の二つが提供されており、Oracle からの移行については SSMA が提供されていました。
DMA については、SQL Server ベースの環境間の移行を行うためのツールとして単体のツールが提供されていたのですが、今回、Azure Data Studio の拡張機能として DMA for Oracle の提供が開始されました。
SQL Server を Azure に移行する場合、Azure 移行後にどの程度の性能が必要になるかの検討が必要となります。SQL Server では、Azure への移行後の性能を算出する方法として SKU Recommendation の機能が提供されています。
以前から Database Migration Assitant (DMA) で SKU Recommendation の機能が提供されていたのですが、先月 Public preview: SKU recommendation in Azure SQL Migration extension – Azure Data Studio というアナウンスが行われました。
Preview 機能となりますが、DMA で実行することができていた SKU Recommendation を Azure Data Studio でも実行することができるようになりました。
SKU Recommendation の機能については、DMA で初期に実装されていた機能からも変更が行われていますので、この機会にまとめておきたいと思います。
追記
投稿を書いた数日後に Generally available: Azure SQL Migration extension for Azure Data Studio で ADS の拡張機能の GA のアナウンスがありました。