SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

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SQL Server 2017 RC1 が公開されました

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MS のブログでアナウンスされていますが、SQL Server 2017 の最初のリリース候補版となる SQL Server 2017 RC1 が公開されました。

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Written by Masayuki.Ozawa

7月 19th, 2017 at 12:17 am

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SQL Database の長期保存バックアップで使用した Recovery Service が削除できない場合の対応方法

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SQL Database の 長期保存バックアップ は、 Recovery Service 上に取得されます。
この Recovery Service を削除しようとした際に、ポータル上の内容ではすべての設定やコンテナーが存在していない状態でも、削除がエラーになることがあります。

この場合、Azure RecoveryServiceVault can’t be removed? の対応をすると削除ができるようになります。

$vault = Get-AzureRmRecoveryServicesVault -Name "VaultName"
Set-AzureRmRecoveryServicesVaultContext -Vault $vault
$container = Get-AzureRmRecoveryServicesBackupContainer -ContainerType AzureSQL -FriendlyName $vault.Name
$item = Get-AzureRmRecoveryServicesBackupItem -Container $container -WorkloadType AzureSQLDatabase
$availableBackups = Get-AzureRmRecoveryServicesBackupRecoveryPoint -Item $item
$availableBackups
$containers = Get-AzureRmRecoveryServicesBackupContainer -ContainerType AzureSQL -FriendlyName $vault.Name
ForEach ($container in $containers)
{
    $items = Get-AzureRmRecoveryServicesBackupItem -container $container -WorkloadType AzureSQLDatabase
    ForEach ($item in $items)
    {
        Disable-AzureRmRecoveryServicesBackupProtection -item $item -RemoveRecoveryPoints -ea SilentlyContinue
    }
    Unregister-AzureRmRecoveryServicesBackupContainer -Container $container
}
Remove-AzureRmRecoveryServicesVault -Vault $vault

 
長期保存バックアップで使用しているサイズについても、ポータルから確認できる使用サイズに含まれているようなのですが、この領域を削除するための方法が、現時点のポータルからは用意されていないため、PowerShell を使用して、長期保存バックアップのコンテナーを明示的に削除する必要があるようですね。
これで削除を行えば、Recovery Service 自体も削除できるようになります。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 17th, 2017 at 9:09 pm

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Data Sync 2.0 が Azure Portal から設定できるようになりました

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Migrating to Azure SQL Data Sync 2.0 で、2017/7/1 から、Data Sync の設定は Azure Portal からのみになるという記載があったことを思い出し、今どういう状態になっているんだろうと思って、確認をしたところ SQL Database に「別のデータベースに同期」という設定が増えていました。
image
先月の段階で、英語版のドキュメントについては、Data Sync 2.0 対応されていたんですね。
Getting Started with Azure SQL Data Sync (Preview)
制限等については次のドキュメントから確認することができます。
Sync data across multiple cloud and on-premises databases with SQL Data Sync
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Written by Masayuki.Ozawa

7月 12th, 2017 at 7:24 pm

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SQLCAT から SQL Server on Linux のモニタリングツールが公開されました

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sys.dm_os_wait_stats先週の話になりますが SQLCAT (SQL Server Customer Advisory Team) から、SQL Server on Linux のモニタリングツールが公開されましたので、少しまとめておきたいと思います。
How the SQLCAT Customer Lab is Monitoring SQL on Linux
今回公開されたツールは SQL Server on Linux の稼働状況を以下のような UI で確認することができるツールとなっています。
imageimageimage
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Written by Masayuki.Ozawa

7月 9th, 2017 at 9:14 pm

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SQL Database で互換性レベル 140 がパブリックプレビューとなりました

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Public Preview of Compatibility Level 140 for Azure SQL Database でアナウンスされていますが、SQL Database で互換性レベル 140 がパブリックプレビューとなっています。
少し前から設定できていた気がしなくもないのですが、正式にパブリックプレビューになったのは今回のタイミングなんですね。
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Written by Masayuki.Ozawa

7月 9th, 2017 at 11:06 am

Azure Stack TP3 のストレージアカウントと SQL Server の連携を試してみる

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Azure Stack ではストレージアカウントも作成できますので、このストレージアカウントと SQL Server の連携機能についても少し試してみました。
Azure Stack のストレージアカウントの作成については、次のような設定となっています。
image
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Written by Masayuki.Ozawa

7月 8th, 2017 at 7:32 pm

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Azure Stack TP3 の SQL Hosting Server / SQL Databases の構成を把握する

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Azure Stack TP3 の環境を、SQL Server resource provider adapter がインストールされている状態で、お借りすることができたので、TP3 時点の Azure Stack では、どのような構成で、SQL Server を使用することができるのかをまとめてみたいと思います。
SQL Server 向けのリソースプロバイダー (以降、SQL RP) については、次の情報から確認することができます。
Use SQL databases on Azure Stack
本投稿は、Azure Stack も SQLRP もどちらも Preview の内容ですので、今後変更があるかもしれないということはご了承ください。
また、管理用のポータルで構成を把握するための検証をしているため、エンドユーザーに利用する場合の方法については本投稿では基本的に触れていません。
大事なことを書いておくと、この? SQL RP で提供される SQL Server のデータベースは、

The resource provider does not support all the database management capabilities of Azure SQL Database. For example, elastic database pools and the ability to scale database performance aren’t supported.

となっていることです。
Azure では「SQL Database」として、PaaS 型の DB が提供されており、Azure Stack では、この SQL RP により提供される DB が Azure Stack 版の SQL Server の PaaS 型 DB に相当すると思うのですが、この二つの機能は大きく異なっています。
SQL Database は、SQL Server のデータベースエンジンと同等のものを使用していますが、Azure に適応された形でカスタマイズがされている「SQL Server のデータベースエンジンを使用している Azure に適応したものとして開発が行われたデータベース」です。
たいして、Azure Stack の SRP 提供されるデータベースは「製品版 (Box 版) の SQL Server を使用して SQL Server 内のデータベースを切り出した形て提供をする」ものとなっています。
そのため、SQL RP で使用する SQL Server の管理や、構成などについてもすべて、Azure Stack の提供側で考慮する必要があり、ドキュメントにも書かれているように、Elastic Pool や、データベース単位のパフォーマンスの制御機能といったものは標準の仕組みとして、現時点のプレビューの段階では提供されていません。
SQL Server のリソースガバナーと組み合わせた形で今後提供されるかもしれませんが、現時点の実装では、次のようなことは、リソース提供側で考慮する必要があります。

  • サーバーの管理 (バックアップを含めた運用)
  • 冗長構成 (AlwaysOn 可用性グループ等を利用した、SQL Hosting Service のサーバーの構築)
  • データベース毎のリソース制御 (CPU / メモリ / ディスク I/O)
    (データベースのサイズの制御は、Azure Stack 側で実施できます)
  • tempdb の利用状況 (複数のデータベースは同一の tempdb を使用します)

SQL RP による提供される SQL Database の構成の全体がいようとしては、次の図のような感じでしょうか。
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Written by Masayuki.Ozawa

7月 8th, 2017 at 1:02 pm

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SQL Server 2017 の ML サービスから Cognitive Service の Face API を利用してみる

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SQL Server 2017 の ML サービスから、外部の REST と連携ができるのかが気になったので、Cognitive Service のCognitive Service の Face API を例にして試してみました。
参考にした情報としては、次のものになります。
Getting Started with Face API in Python Tutorial
Cognitive-Face-Python
Face API – V1.0
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Written by Masayuki.Ozawa

7月 6th, 2017 at 10:49 pm

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SQL Server Management Studio 17.0 以降の Always Encrypted の対応

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久しぶりに、Always Encrypted を設定をしていて、「そういえば、SSMS が Always Encrypted 対応していたな」ということを思い出して、ちょっと書いておこうかと。
SSMS としては、17.0 以降が、Always Encrypted のパラメーター化クエリに対応しているバージョンとなります。
それ以前のバージョンでは、「column encryption setting=enabled」の接続オプションの利用は可能なのですが、パラメーター化クエリが暗号化されたものに対応していないため、暗号化していない項目を検索条件に使用してのアクセスや暗号化の解除はできたのですが、暗号化されている列を使用した検索や、データの追加 / 更新ができないという制限があります。
詳細な情報については、次の情報を確認していただければと。
Always Encrypted (Database Engine) (Always Encrypted (データベース エンジン))
Parameterization for Always Encrypted ? Using SSMS to Insert into, Update and Filter by Encrypted Columns
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Written by Masayuki.Ozawa

7月 2nd, 2017 at 10:47 pm

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Microsoft MVP アワードを再受賞させていただきました

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昨年に引き続き、Microsoft MVP アワードを Data Platform の領域で再受賞させていただきました。
今回の受賞で 7 年目でしょうか。

今年は、SQL Server 2017 を中心に情報を発信させていただければと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

Written by Masayuki.Ozawa

7月 2nd, 2017 at 12:41 am

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