本日、次の 2 つのアナウンスがありました。
- Released: Microsoft.Data.SqlClient 3.0 Preview 1
- Introducing Configurable Retry Logic in Microsoft.Data.SqlClient v3.0.0-Preview1
Microsoft.Data.SqlClient 3.0 では、ユーザーが設定可能な再試行ロジックを利用することができるようになるようです。
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本日、次の 2 つのアナウンスがありました。
Microsoft.Data.SqlClient 3.0 では、ユーザーが設定可能な再試行ロジックを利用することができるようになるようです。
非クラスター化インデックスのキー項目を変更した場合、どのようなオーバーヘッドが発生するかについてまとめておきたいと思います。
SQL Server には、cost threshold for parallelism という、並列プランを使用するかの閾値のオプションがあります。
クエリのコスト プランが cost threshold for parallelism の現在の値より小さくても、並列プランが選択されることがあります。 並列プランまたは直列プランのどちらを使用するかが、最適化プロセスの初期段階で算出されたコストの推定値に基づいて決定された場合に、このようなことが起こります。 詳細については、「クエリ処理アーキテクチャ ガイド」をご覧ください。
と記載がある通り、この設定よりコストが小さくても並列プランが選択されることがあるようですが、並列プランを使用するかどうかを判断する要因の一つとなります。
本投稿では、並列のコストについてみていきたいと思います。
並列クエリについては 並列クエリ処理 が公式のドキュメントで情報がまとまっているものになるかと。
先日開催された、緊急開催!Windows 10なら無料で出来るPower Automate Desktop勉強会! に参加させていただいた際に、チャット欄で SQL を使用した Excel の操作というコメントがありました。
Power Automate Desktop (PAD) には、データベースについての次のようなアクションがあります。
SQL Server に対してのデータベース接続は試していたのですが、それ以外のデータベース接続については試したことが無かったので、この機会にデータベースのアクションを使用した Excel の操作について試してみました。
PAD には、Excel を操作するためのアクションがいくつか提供されており、本投稿のように、データベースのアクションを使用しなくても Excel の操作は可能です。
Excel の操作については、Excel がインストールされていないと使用することはできませんが、データベースのアクションを使用した Excel の操作については、Excel がインストールされていない環境でも利用することが可能です。
Power Automate Desktop (PAD) の無償版を使用する場合、フローの実行 / 編集時には情報がキャッシュされているようなので、ざっくりとまとめておきたいと思います。
(有償版も同じだと思いますが未確認)
Ignite 2021 で、発表された内容の中に Synapse Pathway がありました。
Synapse Pathway は Azure Synapse Analytics の専用 SQL プールに移行するための、SQL のコード変換を行うことができるツールとなっています。
2021/3/10 時点では、次の環境のオブジェクトの変換を行うことができるようになっています。
今後、Amazon Redshift / Google BigQuery / Teradata のサポートも予定されているようですね。
日本語化されたドキュメントも Azure Synapse Pathway プレビューの概要 で公開されましたので、SQL Server からの変換を使用して、機能を試してみたいと思います。
Synapse Pathway はクラウドサービスではなく、スタンドアロンのツールとして提供されており、実行環境にツールをインストールする必要があります。
モジュールのダウンロード / インストール方法は本投稿では触れていません。
ツールの導入方法については、、Azure Synapse Pathway プレビューのダウンロード を参照してください。
インストーラーをダウンロードしてセットアップをぽちぽちするとインストールされます。
SQL Server / SQL Database で CPU 使用率が高い場合、CPU を使用しているクエリの特定を行い、CPU 負荷を低減させるという作業を行うことがあるかと思います。
SQL Server / SQL Database で CPU 使用率が高い状態とは、そもそもとしてどのような状態を指しているのでしょうか??
今回は情報を取得しやすい SQL Server で情報を取得していますが、基本的な考え方は、SQL Databse でも同様です。
また、クエリによる CPU の利用を考える際には、スケジューラーやスレッドの意識も重要となりますので、本投稿についてはそれらについても触れておきたいと思います。
Ignite 2021 で Automate tasks with Power Automate Desktop for Windows 10?no additional cost が発表されました。
Power Automate Desktop (PAD) については、2020/12 にアナウンスのあった Power Automate Desktop December release update のとおり、既に GA (一般提供開始) していたのですが、有償となっていました。(試用期間で利用することもできたようですが)
今回のアナウンスでは、Windows 10 を使用しているユーザーについては、Power Automate Desktop を追加の費用なしで利用することができるようになり、Windows 10 のユーザーであれば、Microsoft アカウントがあれば Power Automate Desktop を誰でも利用することができるようになりました。
少し触ってみてのメモを残しておきたいと思います。
Power Platform についての、全体的なアナウンスはこちらですかね。
Ignite 2021 でアナウンスのあった、SQL Database と Managed Instance のメンテナンスウィンドウ (Maintenance Windos) についてまとめておきたいと思います。
Azure の SQL Server ベースの PaaS の環境では、Synapse の専用 SQL プールがメンテナンススケジュールをサポートしていましたが、一般的な DB でもメンテナンス期間の指定ができるようになりました。
2021/3/3 のプレビュー時点での内容となりますので、今後変更される可能性はあります。
公式のアナウンス / ドキュメントについては、次の情報を参照してください。
アナウンス
docs
Ignite 全体のアナウンスについては以下の情報から確認することができます。
Data and AI に特化したアナウンスはこちらから。
SQL Server 関連のアナウンスはこちらから。