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SQL IaaS Agent 拡張機能がアップデートされています

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Azure の VM (仮想マシン) でインストールタイプの SQL Server を使用する場合、SQL IaaS Agent 拡張機能を使用することで、IaaS の運用負荷を軽減させることができる様々な機能を無料で利用することができます。

Azure の VM で SQL Server をインストールする場合には、Marketplace の SQL Server インストール済みイメージを使用することが胃のではないでしょうか。Marketplace のイメージを展開する際には、「SQL Serer の設定」のタブで、SQL Server 向けの設定を行うことができますが、この時の設定を行ってくれているのが SQL IaaS Agent 拡張機能となります。

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利用できる機能については、Azure portal を使用して SQL Server VM を管理する で紹介されている様々な内容となるのですが、この IaaS Agent 拡張機能でいくつかのアップデートが行われていたようなので本投稿で紹介したいと思います。

SQL IaaS Agent 拡張機能について知りたい場合には、次のドキュメントを確認するとよいかと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

10月 6th, 2021 at 8:14 pm

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Windows 11 のインストールを行うためのドキュメント等の情報

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本日、Windows 11 がリリースされましたので、インストールを行う際のドキュメント等の情報をまとめておこうと思います。

時間がなくて私はまだインストールできていませんが….。

ダウンロード

ドキュメント

インストール方法

Written by Masayuki.Ozawa

10月 5th, 2021 at 11:49 pm

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ACR と Helm と SQL Server のメモ

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ACR に格納した Helm のチャートで SQL Server の展開を行おうとした場合のメモ。

AKS on HCI でも一部の展開には Helm が使用されているので、概要はつかんでおかないとと思った次第です。

この辺の情報を取り掛かりにすれば、手を動かすことはできそうです。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 30th, 2021 at 9:16 am

SQL Server でデータが格納されているテーブルに外部キー制約を設定する場合に実行されているクエリ

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SQL Server で既にデータが格納されているテーブルに外部キー制約 (Foreign Key Constraint) を設定する際に、デフォルトの設定で外部キーを設定した場合、「WITH CHECK」が既定の動作となるため、テーブル間でデータ整合性のチェックが行われています。

このチェックの際には、どのようなクエリが実行されているのかを本投稿でメモとして残しておきます。(以前から書こうと思っていて忘れていた内容)

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 27th, 2021 at 8:30 pm

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変更の追跡 (Change Tracking) のクリーンアップについて

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SQL Server では、変更の追跡 (Change Tracking) を使用することで、変更されたデータの主キーの項目を追跡することができます。

変更の追跡は、データベースレベルで保持期間の設定を実施することができます。

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データの保持期間を設定することができ、「自動クリーンアップ」の設定を行うことができ、クリーンアップの挙動については、変更の追跡のクリーンアップ に記載されています。

クリーンアップについて調べる機会があったので、調べた内容をまとめておこうと思います。

最初に結論を書いておくと、

  • 変更の追跡のクリーンアップを手動で制御することはできない
  • 自動クリーンアップが有効になっていないと、変更の追跡のデータを削除できない

となると思います。

変更の追跡の詳細な動作については、次の記事を参照するとよいと思います。

手動でクリーンアップを実施したい場合については、次のドキュメントの内容が参考になります。(トラブルシューティングを実施する際に必要となる情報が多数記載されています)

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 26th, 2021 at 3:34 pm

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SQL Server で Seek によりREAD COMMITTED で 1 行取得する際には行ロックが必ず取得されるということではないというお話

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SQL Server で C1 をクラスター化インデックスとして設定されている次のようなテーブルがあるとします。

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SQL Server のデフォルトの READ COMMITTED 分離レベルが設定されている状態に対して、次のクエリを実行した場合にどのようなロックが取得されるのかというのが本投稿の内容です。(SQL Server のデフォルトの動作であるため、READ COMMITTED SNAPSHOT ISOLATION (RCSI) は無効の状態です)

SELECT * FROM [dbo].[CT_01] WHERE C1 = 100001

 

C1 に対してクラスター化インデックスが設定されていますので、「C1 = 100001」のレコードに対して、Key Lock (行ロック) が取得されると思うかもしれませんが、「取得されているロックの状態で変わり、Key Lock が取得されないこともある」が答えとなります。

取得されているロックの状態によっては、上記の SELECT を実行した際に Key Lock は取得されず、データの検索が行われることもあります。

本投稿では、Clustered Index Seek により、ピンポイントで 1 件のデータを取得する場合に、必ず Key Lock が取得されるという考えは誤りですということを書いておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 25th, 2021 at 2:13 pm

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Azure Arc Enabled Server の Windows エージェントを Windows Update でアップデート

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Azure Arc Enabled Server で Windows Server を管理している場合、Azure Connected Machine Agent によって Azure に接続がされるのですが、エージェントのバージョンが古くなると、Azure Arc 上で次のような表示が行われます。

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エージェントのアップグレードについては次のドキュメントに記載されています。

エージェントのアップデート方法については次のような記述となっています。

Windows エージェント

Windows 用 Connected Machine エージェントの更新プログラム パッケージは、以下から取得できます。

 

Azure Arc Enabled Server の Windows エージェントについては、Microsoft Update (Windows Update) 経由でもアップデートができるようになっています。

標準の Windows Update の設定では、検知されないようなので、Windows Update の「詳細オプション」から「Windows の更新時に他の Microsoft 製品の更新プログラムも入手します」を有効化しておきます。

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これで、Windows Update を実行した際に、「AzureConnectedMachineAgent」も更新対象として認識され、Windows Update 経由でエージェントを更新できるようになります。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 23rd, 2021 at 8:20 pm

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SQL Server 2016 SP3 で DNN がサポートされるようになりました

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SQL Server では、AlwaysOn 可用性グループ / FCI (Failover Cluster Instance) で、DNN (分散ネットワーク名 : Distributed Network Name) という接続方法を使用することができます。

この接続方法を使用すると、Azure の IaaS で可用性環境を作成する際に Azure Load Balancer を使用せずに、接続のためのエンドポイントを作成することができます。(オンプレミスで DNN を使用することもでき、この場合は、エンドポイント用の仮想 IP を用意せずに接続ができるようになります)

この機能ですが、各バージョンの SQL Server の初期状態から使用することができるのではなく、累積修正プログラムを適用することで使用することができるようになります。

この DNN を使用した接続ですが、SQL Server 2016 については、先日リリースされた SP3 で AlwaysOn 可用性グループ / FCI のサポートが開始されました。

2021/9/20 時点では、Windows Server 2019 と次のバージョンの SQL Server で DNN がサポートされています。

AlwaysOn 可用性グループ

KB4578579 – Improvement: Availability Group listener without the load balancer in SQL Server 2016, 2017 and 2019

FCI

KB4537868 – Improvement: Enable DNN feature in SQL Server 2016 and 2019 FCI

2021/9/20 時点では、SQL Server 2017 で FCI の DNN のサポートが行われていないようですね。

Written by Masayuki.Ozawa

9月 20th, 2021 at 8:35 pm

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SQL Database の最終起動日時を取得する

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Azure の PaaS の SQL Server である、SQL Database は計画メンテナンスにより、メンテナンスが発生した際には、SQL Server のサービスの再起動が発生します。

計画メンテナンスの情報については、Azure SQL Database および Azure SQL Managed Instance での Azure メンテナンス イベントの計画 に記載されています。

最新のドキュメントでは、記載内容が変わっていますが、古いドキュメント では、次のように記載されていました。

頻度

平均すると、1 か月に 1.7 回の計画メンテナンス イベントが発生します。

今は、次のような機能が追加されており、計画メンテナンスが以前より把握しやすいようになっていますが、どこかのタイミングで計画メンテナンスによる再起動を発生し、再起動を完全に抑えることはできません。

計画メンテナンスによる瞬間的な接続の切断が行われたかの状況については、標準のメトリックの「Failed Connections」を使用して確認することができるそうです。

このメトリックを使用したアラートルールを設定して接続の失敗を把握することで、メンテナンスが行われたのかを把握するという方法をとることもできるのではないでしょうか。

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それ以外の方法として、DMV から SQL Server の起動時間を取得するという方法をとることもできます。

今回の投稿ではこの方法についてまとめておきたいと思います。

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 20th, 2021 at 12:48 pm

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test

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Written by Masayuki.Ozawa

9月 15th, 2021 at 9:54 am

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