SQLBits 2023 の Bob Ward の SQL Server 2022 hidden gems で紹介されていたのですが、SQL Server 2022 で追加された query_abort という拡張イベントが、今後の SQL Server でエラーの原因を取得する際に活用できそうでしたので情報を残しておこうと思います。
この拡張イベントについては SQL Server 2022 Revealed でも触れられています。
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SQLBits 2023 の Bob Ward の SQL Server 2022 hidden gems で紹介されていたのですが、SQL Server 2022 で追加された query_abort という拡張イベントが、今後の SQL Server でエラーの原因を取得する際に活用できそうでしたので情報を残しておこうと思います。
この拡張イベントについては SQL Server 2022 Revealed でも触れられています。
先月 Hotpatch is now available on preview images of Windows Server VMs on Azure with the Desktop Experience installation mode で Windows Server Azure Edition でデスクトップエクスペリエンスを有効にしている環境に対してのホットパッチがプレビュー機能として提供されたことがアナウンスされました。
先日、Windows Server Azure Edition を ISO からインストールする という投稿で、Azure Stack HCI 上の Windows Server Azure Edition の実行についても触れていたのですが、本日、ホットパッチの対象となる更新プログラムの提供が開始され、Azure Stack HCI の実機を使用して、最新の更新プログラムを使用したホットパッチの動作が確認できるようになりました。
実際に使用することができるようになったので Azure Stack HCI 上に展開した Azure Edition で挙動を確認したいと思います。
ホットパッチについては、次の情報を確認しておくとよさそうでした。
ホットパッチではないですが、Windows Server Azure Edition (WSAE) について、次のドキュメントも確認しておいたほうが良いかと思います。
Azure では、Azure の Windows Admin Center 拡張機能 (Microsoft.AdminCenter.AdminCenter) が提供されており、
に対して、拡張機能をインストールすることで、Azure Portal から Admin Center の機能を使用することができます。
この機能は Azure Arc 対応サーバーでもサポートされているため、Azure Arc 対応サーバーをインストールした任意の環境に対して機能を有効化することができます。
この Admin Center の機能ではリモートデスクトップの機能も提供されています。
以前、Windows Admin Center のメモ (2018/9 版) という投稿を書いたのですが、この投稿ではオンプレミスにインストールする Windows Admin Center からリモートデスクトップを使用した場合にどのような接続が行われるのかを確認していました。
オンプレミスにインストールした場合は、Windows Admin Center のサーバーから、リモートデスクトップの接続先に対して TCP 3389 を使用して接続が行われていました。そのため、Windows Admin Center をブラウザで開いた環境から TCP 3389 で接続ができなくても、Windows Admin Center のサーバーから TCP 3389 で接続ができればリモートデスクトップを利用することができていました。
この接続フローが Azure Arc 対応サーバーに Windows Admin Center を有効にした環境でどのようになるのかを調べていなかったので確認してみました。
最近、SQL Server のリンクサーバーのプロバイダーを見ていて気づいたのですが、SQL Server 2022 では、SQLNCLI11 がリンクサーバーのプロバイダーから削除されていました。
左が SQL Server 2022 / 右がそれより前のバージョンの SQL Server のリンクサーバーのプロバイダーとなるのですが、2022 では SQLNCLI11 が削除されていますね。
最近、次のアナウンスが行われ、Managed Instance でも SQLNCLI (SNAC) に対しての対応が行われたようです。
Windows Server Azure Edition では、通常の Windows Server では提供されていない機能があり、機能差については次のドキュメントで公開されています。
Windows Server Azure Edition では、ホットパッチ機能 が提供されており、ホットパッチについては、最近、次のアナウンスがありました。
今までは、Windows Server Azure Edition で、Server Core でインストールした場合のみホットパッチの機能を使用することができたのですが、デスクトップエクスペリエンスが導入されている環境でも、プレビューとしてサポートされるようになりました。
ホットパtt期の機能は Windows Server Azure Edition でのみサポートされているため、Azure Edition の環境を展開する必要があります。Azure Edition 展開については、次のようなドキュメントが公開されています。
「1.」については、Marketplace から提供されている VM イメージで展開する方法となるのですが「2.」では、ISO を使用した展開について触れられています。
Azure Edition は ISO を使用した展開ができるんだなということで、今回調べてみました。
SQL Server 2022 では、Parquet ファイルの取り扱いの柔軟性と Delta Lake サポートが追加されています。
SQLBits 2023 の Bob Ward の 「SQL Server 2022 hidden gems」というセッションの中で、SQL Server 2022 の CETAS を使用してオブジェクトストレージに Parquet ファイルをエクスポートすることでテーブルのアーカイブを行うというシナリオの説明があり、このあたりの動作を一度まとめておきたいと思い、本投稿でまとめてみました。
Synapse Analytics のサーバーレス SQL プールは、メタデータ以外のデータは保持せず、検索対象となるデータは外部ストレージ (サービス) が対象となります。
そのため、利用時のコストは「データ処理数」となり、クエリ実行時には少量データの処理に対しても、最低 10MB の料金がかかることになります。(DMV に対しての検索はコストは発生していないようではあります)
検証で使用している場合は、2023年6月30日までの無料枠である、1TB 以内に収まるかと思いますが、実運用で大量データを使用する場合、クエリでどの程度処理が行われるかを把握することは重要となります。
本投稿では、サーバーレス SQL プールのコスト対象となるデータ処理数の基本的な考え方についてまとめておきたいと思います。
今回の対象は Azure ストレージからの情報取得となっており、Synapse Link については調査できていません。
今回は手元の CSV ファイルを使用して検証をしましたが、検証のために、手元にある程度のボリュームのまとまったデータがない場合は、Azure Open Datasets で公開されているデータを使用してみてもよいかもしれません。
Windows Performance Recorder (WPR) で取得したログを Windows Perormance Analyzer (WPA) で開こうとした場合、「0x80070032」のエラーが発生し開くことができないという事象が発生していました。
タイトルの通りですが、SQL Server を Azure VM で動作させる場合のセキュリティ保護についてまとめておきたいと思い投稿を書きました。
自分が確認しておきたかった内容をまとめているものとなり、操作をしていて標準で気づくものは省いていますので、OS 標準の機能や、SQL Server IaaS Agent 拡張機能については記載していません。