SQL Server 2008 移行で実装されたデータ圧縮ですが、圧縮後のサイズ見積もりを SSMS で調べることができます。
データ圧縮対象のテーブル / インデックスを選択し、ウィザードを使用して、サイズの見積もりをすることができるのですが、見積もりはテーブルまたはインデックスを選択して実行する必要があるため、一つのオブジェクトに対してしか見積もることができません。 ![]()
この圧縮時の見積もりを複数のオブジェクトに対して実行してみるというのが今回の内容になります。
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SQL Server でバックアップを取得した際ですがバックアップ実行時にバックアップファイルの領域が事前に確保されます。
バックアップ圧縮の有無でこの領域確保の動作が変わってきますので、今回はこの内容についてまとめてみたいと思います。
詳細については以下の技術情報に記載されています。
INF: Space requirements for backup devices in SQL Server
SQL Server Compressed Backups Disk Space Needs
インストールが終了したので、SCVMM 2012 と Windows Azure を App Controller に管理対象として追加してみたいと思います。
先日、System Center App Controller の Beta が提供開始されました。
System Center App Controller 2012 Beta
App Controller は以前、Concero と呼ばれていた製品で、オンプレミスのクラウド (SCVMM 2012 のクラウド) とパブリックのクラウド (Windows Azure) を一つの製品で管理できるようにする製品です。
今回はこの App Controller のインストールの流れを簡単にまとめてみたいと思います。
オンラインヘルプが以下に公開されています。
Microsoft System Center 2012 Evaluation Resources
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SQL Server 2012 CTP3 は 32 ビット (x86) の OS にも対応しています。
# サーバー OS では、Windows Server 2008 SP2 が唯一 32 ビットに対応しています。
SQL Server "Denali" のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア
Microsoft SQL Server Code-Named “Denali”, Community Technology Preview 3 (CTP 3) Evaluation:
サポートされているオペレーティング システム: Windows Server 2008 R2 SP1、Windows 7 SP1、Windows Server 2008 SP2、および Windows Vista SP2。
プロセッサ:
64 ビット インストールの最小要件: AMD Opteron、AMD Athlon 64、Intel EM64T 対応の Intel Xeon、EM64T 対応の Intel Pentium IV。プロセッサの速度: 1.4 GHz
32 ビット インストールの最小要件: Pentium III 以上または同等の互換プロセッサ。プロセッサの速度: 1.0 GHz
メモリ: 最小: 1 GB
ただし、32 ビットの OS を使用した際の AWE によるメモリ拡張ができなくなっています。
# メモリ内のページロックの AWE は使えます。
以前、SQL Server で WOW64 その 2 で少し触れていたのですが単体のエントリとしては書いていませんでしたので、今回はこの内容についてまとめてみたいと思います。
SQL Server 2008 R2 までのミラーリングでは、破損ページが見つかった場合にセカンダリから対象のページを読み込み自動的に修復するする機能が実装されていました。
この機能ですが Availability Groups でも実装がされています。
今回の投稿では自動ページ修復についてみていきたいと思います。
US の SQL Server のページで SQL Server 2012 のエディションとライセンス情報が公開されました。
Microsoft SQL Server
SQL Server 2012 Edition Overview
SQL Server 2012 Licensing Overview
SQL Server 2012 CTP3 には Distributed Replay というトレースファイルを使用した、複数端末でのワークロード再生機能が追加されています。
SQL Server Profiler からトレースファイルの再生が可能だったのですが、一台の端末からの再生となっていました。
通常、トレースファイルの結果には、複数の端末から実行された結果が含まれていると思います。
Distributed Replay を使用することでトレースファイルの中に含まれている複数の端末からのクエリの実行結果を、1 台からではなく、複数の端末から実行することが可能となります。
自習書や以下の技術文書で情報が公開されています。
SQL Server “Denali” CTP3 新機能ダイジェスト
SQL Server Distributed Replay
Distributed Replay のインストール
Installing Distributed Replay
今まであったツールで近い (かな??) のは、RML Utilities でしょうか。
RML Utilities for SQL Server (x64)
RML Utilities for SQL Server (x86)
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