SQL 文を書くとき、
- SELECT * FROM Table1
- select * from table1
というように基本的なステートメントの個所に関しては大文字 / 小文字を混在させることが可能です。
# オブジェクト名や検索条件に関しては照合順序の設定に依存しますが。
このような記述をしたことによるクエリキャッシュへの影響を軽く見ていきたいと思います。
SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿
SQL 文を書くとき、
というように基本的なステートメントの個所に関しては大文字 / 小文字を混在させることが可能です。
# オブジェクト名や検索条件に関しては照合順序の設定に依存しますが。
このような記述をしたことによるクエリキャッシュへの影響を軽く見ていきたいと思います。
蒼の王座さんの SQL Azure管理ポータルを楽しく利用するために知っておくべきこと を読んでいてふと思ったので。
SQL Azure のバージョンアップにより、ユーザーデータベース作成時に任意の照合順序が指定できるようになりました。
CREATE DATABASE (SQL Azure Database)
オンプレミスの SQL Server の場合はユーザーデータベースであれば、ALTER DATABASE で COLLATE 句を使用することで作成後も変更することが可能です。
データベース照合順序の設定および変更
SQL Azure の場合は ALTER DATABASE の COLLATE 句はサポートされていないため、照合順序の設定ができるのはデータベースの作成時のみとなるようです。
ALTER DATABASE (SQL Azure Database)
SQL Azure のデータベースの照合順序ですが、一時テーブルにも影響を与えそうです。
今回はこの点についてまとめてみたいと思います。
タイトルと内容がマッチしなくなってきましたが、続けたいと思います。
前回の投稿では SQL Azure フェデレーションの基本的な構成と操作を見てみました。
今回の投稿ではクエリの実行についてみていきたいと思います。
先日、SQL Azure の管理ポータルが新しくなりました。
SQL Azure のバージョンも [Microsoft SQL Azure (RTM) – 11.0.1814.30] となっています。
今回のバージョンアップで、SQL Azure フェデレーションとデータベース単位での照合順序設定を使用することが可能になったようです。
今回は SQL Azure フェデレーションの基本的な動作についてみていきたいと思います。
投稿を書いている時点では、MSDN の SQL Azure のページには今回のバージョンアップによる変更はまだ記載されていないみたいですが、追加はされると思いますので後日見てみると良いかと思います。
SQL Azure Landing Page
また、Traning Kit には SQL Azure フェデレーションについてのトレーニングが追加されていますので、こちらも参考になります。
Windows Azure Platform Training Kit – November Update
また、US の Tech Ed でも SQL Azure についてのセッションがありましたのでこちらも参考になります。
Building Scalable Database Solutions Using Microsoft SQL Azure Database Federations
CodePlex でこのようなツールもあるようです。
SQL Azure Federation Data Migration Wizard
Windows Azure Advent Calendar jp: 2011 の 9 日目のデプローイです。
Windows Azure ネタということで、毎度おなじみ VM Role でチャレンジです。
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SQL Server 2012 RC0 の SSMS (SQL Server Management Studio) では、拡張イベントの使い勝手が大幅に向上しています。
今までのバージョンの SQL Server では、待ち事象 (Wait Event) は [sys.dm_os_wait_stats] で累計値を確認するのが一般的な方法であったかと思います。
この方法を使用した待ち事象の確認は対象インスタンスの累計値となりますので、処理を実行したときの特定のセッションの待ち事象をピックアップして確認するというのが難しい状況となっていました。
# 対象の処理のみが実行されている状態であれば、実行前 / 実行後の差をとることで近似値のデータは取れると思います。
SQL Server 2012 RC0 の SSMS の拡張イベントを使用すると、特定のセッションの待ち事象を取得するというのが簡単に実現することが可能です。
RC0 の SSMS のGUI から拡張イベントを操作できるのは SQL Server 2012 のインスタンスに接続した場合に限定されているので、SQL Server 2008 / R2 では SSMS からは操作できませんが、拡張イベントの機能は実装されていますので似たようなことはできるかもしれないですね。
SQL Server 2012 CTP3 (Denali CTP3) まではデフォルトで [system_health] という拡張イベントが設定され、稼働している状態になっていました。
system_health セッションの使用
本日公開の DB Online の記事にも掲載されていました。
トレースはもはや古い?SQL Server 2012 の拡張イベント(前編)
SQL Server 2012 RC0 になり、デフォルトで設定されている拡張イベントが一つ増えています。
今回はその点についてまとめてみたいと思います。
以前、Denali CTP3 Express Core の新機能 LocalDB を触ってみる という投稿をしました。
LocalDB は SQL Server 2012 からの新機能でサービスではなく、プロセスとして起動する Express Edition 相当の SQL Server となります。
SQL Server コード ネーム 2012 Express LocalDB
RC0 が提供された際に、LocalDB も単体でダウンロード可能になっています。
MicrosoftR SQL ServerR 2012 Express RC0
前回は触れていなかった LocalDB の [共有名] という設定について、今回はまとめてみたいと思います。
今回も Office 365 に関する投稿です。
Windows クライアントから、Office 365 の Exchange Online にアクセスする場合、Outlook 2007 以降を使用して接続することが可能です。
Outlook デスクトップ アプリケーションに Office 365 を接続する
フェデレーション ID を使用した場合、Outlook からの接続はどの用意なるのかまとめてみたいと思います。
Outlook からのアクセスに関しては、日々徒然 のブログの管理者様にいろいろとお教えいただきました。
ありがとうございます!!
このあたりの情報に関しては、Microsoft Office 365 for Enterprise サービスの説明 の Office 365 Identity Service Description.docx に記載されています。
# 英語版の情報が最新となります。
今回の投稿では、Windows 7 Enterprise Edition x64 SP1 + Outlook 2010 SP1 を使用しています。
また、今回の認証環境は Outlook → AD FS という社内利用のシナリオを想定したものになります。