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SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

SQL Server を使用したモダンな開発のために把握しておきたいツールのメモ

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この領域は情報のキャッチアップができていなかったのですが、そろそろ少しずつ把握しておかないとなと思い、後で思い出すためのメモを。

SQLBits 2023 の Keynote で紹介されていたツールになります。

go-sqlcmd ユーティリティ

Go 製の sqlcmd となり、従来の ODBC ベースの接続は下位互換として残しつつ go-mssqldb (いつのころからか Microsoft がフォークしていたんですね) により ODBC ドライバーの依存関係をなくし、シングルバイナリで動作する sqlcmd となります。

SQL Server にクエリを実行するだけでなく、Use sqlcmd to create local SQL Server and Azure SQL Edge instances として、create オプションを使用して SQL Server / Azure SQL Edge のコンテナーを作成することもできます。

create するときに「–using」でデータベースバックアップの URL を指定することで、コンテナーの作成と合わせてデータベースのバックアップをリストアすることも可能となっており、初期データが投入された環境を作成することができます。

 

データ層アプリケーション (DAC)

以前からある DAC ですが dacpac は CI/CD で活用されることがあるため、改めて情報のキャッチアップが必要なタイミングになっていると感じています。

 

Data API ビルダー

Keynote を見ていて Static Web Apps と合わせてキャッチアップする必要があるかなと思いました。

REST / GraphQL を使用した API を Azure 上に容易に作成することができる機能となり、SQL Server ベースの環境以外と組み合わせることも可能です。

 

CI/CD

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Written by Masayuki.Ozawa

3月 26th, 2023 at 8:37 pm

Posted in SQL Server

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