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SSMS 18.0 Preview 5 で追加された新しい機能について

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SSMS 18.0 Preview 5 で、二つほど大きめの機能が追加されているのでご紹介まで。

このバージョンから 次の二つの機能 が追加されています。

  • 静的データマスク (Static Data Masking)
  • クエリチューニングアシスタント (クエリ調整アシスタント / Query Tuning Assistant : QTA)

静的データマスク

静的データマスク で解説されている機能となります。
SSMS 18.0 Preview 5 で、SQL Server / SQL Database の DB を右クリックすると、「タスク」の中に、「データをマスク」という項目があり、これが「静的データマスク」の機能となります。

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静的データマスクは、「新しくデータベースのコピーを作成し、そのデータベース上のデータをマスクする」機能となります。
設定の UI としてはこのような感じです。
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動的データマスク」は実運用データに対して設定を行い、権限のないユーザーについてはデータをマスクした状態で返すという機能でした

静的データマスクは、それとは異なりマスク対象の列の実際のデータをマスキングした状態のデータベースを作成するための機能となります。
開発等の目的で他のサーバーや外部ベンダーに DB を提供する必要がある場合や、分析用の DB を作成する際に特定のデータはマスクした状態にしたいという場合に利用することができます。

 

クエリチューニングアシスタント

クエリストアを利用した機能の一種となり、こちらもタスクの中に追加された「データベースのアップグレード」から使用することができます。
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クエリ調整アシスタントを使用したデータベースのアップグレード で解説されており、データベースの互換性を変更することによる影響を確認することができます。

作業の流れとしては、

  1. 新しいデータベースのアップグレードセッションから、どの互換性レベルをターゲットとするかを指定
  2. 現状の互換性レベルでクエリを実行
  3. QTA からワークロードの最初の実行を完了とし、互換性レベルをアップグレード
  4. アップグレード後の互換性レベルで、再度クエリを実行

このような操作を行うことで、次のようなワークロードの結果を取得することができます。
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これにより、互換性レベルの変更により実行効率が低下したものに関しては、クエリストアのプラン強制の機能を使用して、実行プランの強制による補正を行うことが可能となります。

クエリストアからこのようなことを手動で行うこともできますが、俯瞰して把握できるのはうれしいですね。

SSMS もバージョンの進化が早くなり、色々と機能が追加されていますので、クライアントツール側の進化もキャッチアップしないとですね。

Written by masayuki.ozawa

12月 9th, 2018 at 7:13 pm

Posted in SQL Server

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