Azure ストレージに取得したバックアップはストレージアカウントの情報が使用できれば、他の環境からも利用できますので、サーバー間の DB コピー等で利用することができます。
ベースとなるサーバーで DB バックアップ中に他サーバーからバックアップを利用する処理が実行されると、リストアに失敗するかと思いますので、バックアップ中を示す、ステータスファイルを作成するサンプルを書いてみました。
作成にあたって我らが TaaS 先輩の記事を熟読させていいただきました。
さすが、TaaS、今後 SQL Server にも手を伸ばすそうなので、胸の高鳴りが止まりません。
PowerShell で Windows Azure Blobストレージ へファイルをアップロードする
今回は SQL Server PowerShell のコマンドレットを使用してバックアップを取得していますが、こちらについては
PowerShell の使用による Windows Azure BLOB ストレージ サービスへの複数データベースのバックアップ
が参考になります。
SQL Server 2012 SP1 CU2 以降の環境であれば、「Backup-SqlDatabase」で「BackupContainer」が指定できるようになり、コマンドレットから Azure ストレージにバックアップを作成できます。
ファイル名については自動的に生成されるようで、サーバー名 / 日付が付与されたユニークなファイルでバックアップが取得されるようです。