SQL Database v12 では、列ストアインデックスが利用できるようになりました。
What’s new in the Latest SQL Database Update V12 (preview)
SQL Server 2014 で追加された更新可能な「クラスター化列ストアインデックス」を SQL Database v12 でも利用することができます。
CREATE CLUSTERED COLUMNSTORE INDEX (Transact-SQL)
列ストアインデックスを利用することで、検索やデータの大量挿入のレスポンス向上が望めます。
主要なデータ型がサポートされているので、BLOB 等を使用しなければ適用できるのですが、SQL Database v12 では、Premium でのみこの機能を使用することができます。
# 「一意の制約、主キー制約、または外部キー制約を含めることはできません。 」も注意点ではありますが。
注意点としては、
Easier management of large databases to support heavier workloads with parallel queries (Premium only), table partitioning, online indexing, worry-free large index rebuilds with 2GB size limit removed, and more options on the alter database statement.
Breakthrough performance with support for in-memory columnstore queries (Premium tier only) for data mart and smaller analytic workloads.
があります。
残念ながら列ストアインデックスはパフォーマンスレベルが Premium でないと使用することができません。
Standard でも使用できるとよかったのですが…。
並列クエリと列ストアについては使用できるパフォーマンスレベルが制限されていますので、注意しておきたいですね。
GrayRecord Spaces Edition でリブログしてコメントを追加:
SQL Database v12では列ストアインデックスが使えるようになり有用度が増した。これにより、データベースの規模が大きい場合のカードが増えた。逆に言えば、設計時にそういった観点も含めて設計を行わないとパフォーマンスは出ないということだ。もう、機能がないのでという逃げ口上は使えないということでもある。
相当ご~ん
6 2月 15 at 10:15