Windows Server 2012 は今までのバージョンとエディション構成が異なっており、
- Standard
- Datacenter
- Essentials
- Foundation
の 4 種類のエディション構成となっています。
上記の情報に書かれているように
Standard エディションは、Datacenter と同じエンタープライズ クラスの機能を提供します。これらの 2 つのエディションの違いは仮想化権限だけです。
Standard と Datacenter エディションの違いは仮想化のライセンスになります。
そのため、Windows Server 2008 R2 までのエディションによる機能差はなくなっています。
Windows Server 2008 R2 エディションの違い
Windows Server 2008 R2 までは Standard Edition ではフェールオーバークラスタリング (Windows Server Failover Clustering : WSFS) の機能を利用することができませんでした。
Windows Server 2012 ではこの制限がなくなっているので Standard Edition でフェールオーバー クラスタリングを有効にすることができます。
SQL Server の場合、SQL Server 2005 以降は Standard エディションで 2 ノードクラスターを構築することができます。
Microsoft クラスタ リング用の Microsoft SQL Server サポート ポリシー
OS : Standard Edition + SQL Server : Standard Edition でクラスターが構築できるようになりますので、2 ノードであれば今までのバージョンと比較して、ソフトウェアのライセンス費用を抑えることができそうですね。