SQL Server Developer Tools (SSDT) Codename "Juneau" (ジュノー) CTP3 が Web Platform Installer からインストールすることが可能となっています。
このツールを使用すると SQL Azure のオブジェクトの作成等がクライアントツールの GUI ベースで実行できるようになります。
今回は Juneau を使用した SQL Azure のオブジェクト作成についてみていきたいと思います。
■Juneau を使用したオブジェクトの作成
まずは、SQL Server Management Studio を使用した SQL Azure のデータベースの作成を見てみます。
今回は Denali CTP3 の SSMS を使用しています。
SSMS から [新しいデータベース] をクリックすることでデータベースを作成することができるのですが、クエリベースでデータベースを作成する必要があります。
Juneau の場合は、サーバー エクスプローラーで SQL Azure に接続をし、[新しいデータベースの追加] をクリックすることでデータベースを作成することが可能です。
Juneau からデータベースを作成する場合は、クエリを実行しなくても新しいデータベースが作成されるので名前を適切なものに変更するとデータベースが SQL Azure に作成されます。
データベースの作成時にはオプションを設定することもなく自動でデータベースが作成されるのですが、この時は Web エディションの 1GB で作成されるみたいですね。
SSMS からはクエリを実行しないと作成したデータベースのプロパティを見ることはできないのですが、
Juneau では、プロパティを確認することが可能となっています。
また、テーブルの作成は SSMS の場合はクエリベースとなります。
Juneau の場合は GUI からテーブルを作成することが可能となっています。
ビューに関しては Juneau でもクエリベースでの作成となるようですね。
ログインに関しては Juneau では表示されないようなのでこちらは SSMS で管理をする必要がありそうですね。
管理ポータルの Database Manager を使えば GUI ベースでオブジェクトの作成をすることが可能でしたが、クライアントツールで GUI ベースで作成する場合には Juneau を使うと良さそうですね。
将来的に SSMS にもこのあたりが統合されると良いのですが。