複数の NIC を備えた VM の作成
Azure VM での複数の NIC のサポート、Azure へのネットワーク仮想アプライアンスの導入
Microsoft Azure の仮想ネットワーク上に複数NICの仮想マシンを配置してみる
ですでに情報が公開されていますが、まだ触っていなかったのでちょっと試してみました。
割と普通なブログ さんで紹介されている方法は NIC を 2 つ持つ仮想マシン (Large で可能)、MSDN で紹介されている方法は NIC を 3 つ持つ仮想マシン (Extra Large で可能) の作成方法となっているようです。
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Archive for the ‘Windows Azure’ Category
複数 NIC を持った仮想マシンの作成
ALB と ILB の両方を設定する
Azure Load Balancer (ALB) と Internal Load Balancer (ILB) で同一のパブリックポートは使用できませんが、一つの環境に両方とも作成することができます。
この作成方法についてメモを。
ILB については一つしか作成できないようですので、注意しておいたほうがよさそうですね。
BadRequest: LoadBalancer already exists: AlwaysOnILB. Only one internal load balancer allowed per deployment.
ALB と ILB の両方を可用性グループのリスナーに使いたかったのですが、うまくいったりいかなかったりと挙動が安定しないので、これは別の機会に調査してみたいと思います。
# DNS の解決方法についても考慮が必要になってくるので。
AlwaysOn 可用性グループを Azure 上で構築した場合のリスナーの構成
数回、AlwaysOn 可用性グループを Azure 上で構築した場合の情報を書きてきましたが今回のリスナーの構成でひと段落かなと。
基本的な情報については チュートリアル:AlwaysOn 可用性グループのリスナー構成 に掲載されています。
AlwaysOn 可用性グループを Azure 上で構築する場合の最小構成
AlwaysOn 可用性グループを検証環境用と等で最小構成で構築したい場合のメモを。
この構成は AlwaysOn 可用性グループのフェールオーバーは使用できますが、ドメインコントローラーが SPOF になっていますのでご注意ください。
AlwaysOn 可用性グループをテンプレート展開した場合とチュートリアルを参考に構築した場合の相違点
AlwaysOn 可用性グループを構築する場合、
- Preview ポータルからテンプレートで展開
- チュートリアルを参考に手動で展開
の 2 種類の構築方法が考えられます。
チュートリアルについては Azure の仮想マシン内の SQL Server の高可用性と災害復旧 の一連のドキュメントから確認することができ、初めて構築する場合には以下の GUI ベースのチュートリアルを確認するとよいかと思います。
- チュートリアル:Azure AlwaysOn 可用性グループ (GUI)
# 可用性グループのリスナーを除いた環境を構築することができます。 - チュートリアル:AlwaysOn 可用性グループのリスナー構成
# 可用性グループのリスナー並びに、Azure の負荷分散エンドポイント (Azure (Public) Load Balancer / Internal Load Balanser) を作成することができます。
テンプレート展開された環境とチュートリアルを参考にした環境ではいくつか相違点があるので少しまとめてみたいと思います。
AlwaysOn の検証環境を Azure 上で作成する場合、価格レベルには標準を使用する
Azure の価格レベルですが
- 標準 (Standard))
- 基本 (Basic)
の 2 種類があり、検証用途で使用する場合には基本を使用すると費用を抑えることができます。
Azure の料金体系について
AlwaysOn 可用性グループの環境を Azure 上に構築しようとして、テンプレート展開や自分で作成などをやっていて気付いたのですが、基本では 負荷分散されたエンドポイントをサポートしていないのですね。
Basic (基本) レベルの仮想マシン
既に Azure ロード バランサーまたは自動スケーリング機能を構成している場合は、その構成を削除しない限り、Basic (基本) レベルの仮想マシン サイズにはダウングレードできない点にもご留意ください。ロード バランサーまたは自動スケーリングの構成を削除すると、上記と同じ手順で Standard (標準) サイズを Basic (基本) サイズに切り替えられるようになります。
これを理解していなくて、テンプレート展開で AlwaysOn 基本の価格レベルに設定したインスタンスを使用して、構築しようとしていたところ、SQL Server を展開しようとしたタイミングでエラーとなってしまっていました。
# テンプレート展開された AlwaysOn は Azure ロードバランサーによりリスナーに接続するためのエンドポイントが作成されるため
なぜ、テンプレート展開できないのかわからず、3 時間ぐらいはまってしまいました…。
Azure の仮想マシンの IP を現在の IP アドレスで固定に設定
以前、作成済み Azure VM の内部 IP を固定にするスクリプト という投稿をしたのですが、現在の IP アドレスで固定するスクリプトも参考として。
Preview ポータルからであれば GUI で設定できますが、試したときにエラーになってしまい設定ができなかったので作ってみた次第です。
Azure 仮想マシンに 5985 を使用して PowerShell で接続
現状の、Azure の仮想マシン (Virtual Machine) ではデフォルトで PowerShell 用に TCP 5986 による、SSL を使用した PSRemoting による接続が可能となっています。
デフォルトでは、TCP 5985 を使用した SSL を使用しない接続ができないのでこれを Enable-PSRemoting を再実行しないで設定する方法を書いてみたいと思います。
SSL を使用した接続については Azureの仮想マシンへリモートでコマンドを投げる / PowerShellでリモート処理 がとても参考になります。
以下の情報も確認しておくとよいかと。
Configuring WINRM for HTTPS
Hyper-V ホストでの WinRM の構成」
How to create a winrm listener on a custom port
Ws-management では、Windows 7 と Windows サーバー 2008 R2 のセキュリティで保護されたポートの構成の詳細について
[WinRM/WinRS] 簡単リモート管理!WMI の代わりに使ってみませんか?
イベントサブスクリプションに関して
# イベントサブスクリプションも WinRM を使用しているので、似たような動作となります。
AlwaysOn 可用性グループをテンプレートから展開してみる
先月の Azure のアップデートで SQL Server 2014 の AlwaysOn 可用性グループの環境がポータルからテンプレート展開できるようになりました。
Microsoft Azure ポータルのギャラリーで SQL Server AlwaysOn テンプレートを提供開始
SQL Server AlwaysOn Offering in Microsoft Azure Portal Gallery
テンプレート展開の流れを軽く見てみたいと思います。
仮想マシンに SSD 付きインスタンス D シリーズが追加されたのでディスク性能を測定してみました
Azure の仮想マシンの非永続化領域 (D ドライブ) にSSD が接続されたインスタンスである、D シリーズが追加されたようです。
New D-Series of Azure VMs with 60% Faster CPUs, More Memory and Local SSD Disks
New D-Series Virtual Machine Sizes
Virtual Machine Pricing
ということで、軽くディスク性能を試してみました。